麺屋武蔵 虎洞 東京・吉祥寺北口


外側入口左手の券売機。

行燈のような照明がぶら下がるフロア。

店名らしく虎が映る額縁が壁面に掛けられていた。







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真っ青な空から陽射しが燦々とそそいで、木枯らしとも言える北寄りの風がまた季節を押し上げていた十一月霜月半ばの週末土曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、陽が暮れて夜風もまた寒さを助長させていた、そんな吉祥寺界隈の午後七時過ぎだった。

今年の春先頃に三か月勤務先だった場所に戻って来たが、そう言えば四年前に訪れていたこちらにはその時に訪れていなかった。

社内の方からこちらが吉祥寺周辺で一番良いことをお聞きしたが、そこは麺屋武蔵の系列店だけにそう考える方々も少なくないはず。

直ぐ行ける距離だっただけに、後回しにしていたら秋葉原勤務に変わってしまった。そんなこんなと言うことで、吉祥寺勤務二日目の仕事帰りの立ち寄り先は自然にこちらへと収まった。

そんなわけでその店頭に立てば、既に3〜4人の先客の方が店先に並んでいて、券売機の前にも数人が順番待ちしておりさすが人気店のこちらであった。

券売機の前に立つと事前にネットで見て決めていた、帆立とチーズが入る塩らー麺が既に終了しており提供メニューから消えていた。

その代わりに新作らしき味噌ら〜麺があり、先述している冷え込みにそれもありかとその味噌ら〜麺を選んだ。

全部増しの店名が冠になったボタンを押そうと思ったが、ソーセージと味玉だけでいいかと味噌ら〜麺にその追加トッピングのボタンを連打。

チケットを掴んだ時点で、その合計額が全部増しの味噌ら〜麺よりも、高額になっていることにふと気づいた。心の中で、しまったと思うしかなかった。

それなら全部増しの方が具材が多く、しかもそれでお得なだけに、そこをお店の方に事情を説明。

過去にも同様の事例があったのだろうか、すぐ理解して貰えて全部増しに変更して頂き、程なくして入店出来て店内で差額の70円も返金して貰った。

なお大盛まで無料のこちらだが、今回は濃厚な仕様だけに中盛でお願いすることにした。

ハーモニカ横丁側にもカウンター席があり、外で並ぶ方々にそちら側へ入店を促す時はマイクを利用していた。外列は途絶えるばかりか、長くなるばかりだった。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、魚介風味極まり濃厚感覚溢れるそんな味噌ら〜麺で、その風情がかなり実にたまらないもの。

虎のしっぽと名付けられた自家製チャーシューソーセージは、豚肉の粗びきに肩ロースやタンに玉ねぎをチャーシューダレで味付けしたものだそうで、ひと噛みすれば肉汁が怒涛の如く溢れ出して来た。

メンマは穗先メンマで、味玉に角煮もさすが麺屋武蔵系列と言うものだった。

それだけに、気がつけば完食。いや、かなりとんでもなく絶大に素晴らしく、何処までも果てなく途轍もなく美味かった。

(左フォト) 店頭と周辺/虎洞味噌ら〜麺中盛/駅前クリスマスイルミ (2014.11.15)


 麺屋武蔵 虎洞 (めんやむさし こどう)

 ※並盛・中盛・大盛&野菜増しは全て同じ料金  ※公式サイトはこちら

 住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町1-1-7  TEL0422-23-7634

 定休日:無休  営業時間:11:00〜23:00

 アクセス:JR中央線吉祥寺駅北口下車。パルコ方面へ向かってハモニカ横丁の路地が終わった
       次の右路地の武蔵通りを入って行った右側にあり。


爽やかな朝日に今日も一日晴れ間が続くのかと思えば、陽が暮れてから低気圧が雨をもたらす予報が出ていた、12月も下旬となって今年も新年が間近となって来た火曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、雪に変わりそうな気配も無いそんな雨が降り頻る午後8時過ぎだった。そんな天候もあって吉祥寺駅北口からそう遠くない、こちらへ訪れる事にした今夜だった。

平成17年2月21日にオープンした、麺屋武蔵五店舗目の系列店だ。

新宿に本店がある麺屋武蔵だが、ここまで武骨@御徒町武仁@秋葉原昭和通神山@神田巌虎@秋葉原中央通武骨外伝@渋谷と既に訪問していて、後は池袋と高田馬場でコンプリートしてしまう処。

当初は牛肉と牛肥によるラーメンをウリにしていたが、路線を変えて少し前まで豚骨魚介系のラーメンを提供していたらしく、さらに現在はまた違う系統で勝負に挑んでいるらしい。

そんなわけでまた通勤の帰り道に吉祥寺駅で途中下車して、今回は雨そぼ降る中こちらの店頭へやって来た。

店先の左手の外側になる場所に券売機が在り、店の外に券売機がある武蔵系列店を見たのはこちらが初めてだった。

虎麺が人気メニューらしかったので、千円と表示されていたそのボタンを選んだ。

そして中へ入って行くとハーモニカ横丁側にもカウンター席があり、初めはミラーかと思ってしまったが、どちら側からでも入店出来るこちらであった。

チケットを手渡すと直ぐ目の前の席に促されて、麺量とヤサイの確認があったので、初めてのこちらだったが系列店と変わらない感じだったので、すぐさま大盛のヤサイ増しと返す事が出来た。後続が続く店内。盛況さが増して行った。

そんな後続客とお店のやりとりを聞いていると、ヤサイ増しは3倍増しまで行けるようだった。下調べ不足で、そんな時もある。程なく到着。

秋葉原にある武蔵系列店で確か見たような、そんな二郎インスパイアー系のラーメンがやって来た。大きい角肉がドンと2つも乗っていて、その存在感をあからさまにしていた。

それではと行かせて貰えば、何ともインパクト重視な系統の味わいながら、しっかりとした骨格のある旨みが感じられるもの。

醤油ダレとショウガの渾然一体としたシフトが、不思議と日本人なら素直に受け入れてしまいそうな味付けの感じが実に面白かった。

ごわごわ来る極太麺は森羅万象唯一無二の武蔵イズムが、まるで何かと符合する如く表出して来る良さで、ヤサイもまた瑞々しく感じられて良かった。

なかなかの麺量ながら、気がつけば完食だった。ともあれ二郎のアジコイメを、インスパイアーした感覚が強いラーメンと言えた。

流行と言う名のスパイスがたっぷりと利いた、重厚感ある美味し虎麺大盛ヤサイ増しだった。いや、たっぷり良かった。

(左フォト) 虎麺大盛ヤサイ増し/店舗外観 (2010.12.21)