キリン食堂 東京・町田 ※相模原に移転営業中





★キリン食堂NEO時代 ※町田駅周辺らーめん食べ歩き2010前編

爽やかな目映い陽が注ぎ白雲が点在する青空を臨む、二月如月後半の春もそう遠くないように感じる事ができた日曜日の午前中であった。

そんな今日はこの後に訪問するラーメン店の試食会に某有名大御所からお誘いを受け、丁度差し迫った状況も何の予定もない日であったので伺わせて貰う事にした日だった。

せっかく町田まで行くのであればと、気になっていたこちらにも出掛けて見たくなり、早めに自宅を出発して都営新宿線で新宿に出た次第だった。新宿駅の小田急線ホームに着けば、ちょうど急行小田原行きがまもなく発車で、いざその電車に飛び乗り久々の町田へ向かった私だった。

およそ30分強で町田駅に到着。昭和40年代までは現在のJRの国鉄時代には、周辺の地名と同じ原町田駅で、小田急線も新原町田駅と呼ばれていた。

しかし市を代表する駅名と言う事で昭和51年に小田急が一足早く現在の町田駅に改称し、昭和55年に国鉄も駅前再開発を機にホームを小田急寄りに移設して駅名を合わせて行ったのであった。

そんな改札口を抜けておぼつかない通りを進んで行くと目印になった109があり、現在地が判った所で地図を見ながら歩いてこちらの店頭に着いた。

平成11年8月に神奈川県相模原市星が丘で営業を始めたラーメン店で、それまで和歌山の特級再仕込み醤油をウリにしたラーメンを提供していたキリン食堂がその前身のお店だ。

そのラーメン店が昨年の10月に町田駅周辺のこちらに移転して来て、店名も装いも新たに「キリン食堂NEO」としてオープンした。コンセプトはアメリカンスタイルだそうで、アメリカ進出のプロジェクトもあるらしい。主なラーメンメニューは熊本ラーメンにチャンポンと、大きく様変わりして話題を呼んでいるよう。

なるほどアメリカンチックなレトロスタイルの雰囲気を持つ外装が施された店頭で、まるで映画のセットのようにここだけアメリカの古い街並みになっていた。

開店数分前で入り口前に立つと、まもなく本日の一番客として迎え入れられた。直ぐに初老の夫婦が外観に吸い寄せられるように入って来られた。

直ぐ左手にまだ新しい券売機がポップな感じで置かれ、そこであらかじめ決めておいた熊本らーめんを選んだ。20時間かけて炊き上げた、当店基本の豚骨スープとインフォされていて、価格は580円と設定されていた。

一本の長いカウンターテーブルがあり内装も良き時代のアメリカで、バック・トゥ・ザ・フィーチャーの映画の中に入ってしまったようだった。そんなカウンタ席の入り口寄りに腰掛け、お店の方にチケットを手渡し、雰囲気のある内装にカメラを構えた。

するとなんとまるで美術館や公共施設のように撮影をとがめられ、こちらもそんな施設と同じで店内は撮影禁止だそう。つい先日市川市の図書館の入口で、備忘録的にシャッターを押したら、とがめられたばかりでちょっとショックだった。(笑) 程なく到着。ラーメン等は撮影していいそう。

おお、ニンニク油の香りが勢いよく立ち昇って来るラーメンで、見るからに熊本ラーメンの息吹があった。口にすると豚骨のシフトが実にミルキーな面持ちになっていた。

ヘルシーな豚骨ラーメンとあったので、胡心房さんに近いイメージを持つものかと思ったが、遠くはないものの近くもなく、モヤシが多めに入っていて正統派熊本ラーメンの要素を強く感じるもので、こんなラーメンもいいなと思わせるものがあった。

中細ストレートの真っ白な低加水気味の麺も、そんなラーメンの中で生きておりとても良かった。年明け五日から開始した営業時間で、現在は落ち着いている模様であった。チャーシューも美味しくキクラゲもいい感じで、麺にもキラリと輝く個性があり、気が付けば完食であった。いや、美味し熊本らーめんであった。

(左フォト) 熊本らーめん/店頭外観/周辺の街並み (2010.02.21) ※中編はこちら


 キリン食堂NEO

 住所:東京都町田市原町田3-7-2  TEL042-720-6338

 定休日:無休  営業時間:11:30〜15:00/17:00〜24:00 ※土日祝日中休み無し

 アクセス:JR横浜線・小田急小田原線、町田駅下車。原町田大通りを原町田5丁目方面へ進んで
       行き、浄運寺前交差点を右折して入り、280m程進んだ十字路を左折して程ない右側に
       あり。



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