麺屋 きころく 東京・練馬







新緑の季節に春めくどころか気温は20度を超えて初夏の陽気が大気に包まれていた、四月卯月半ばのそんな休日木曜日だった。

先日吉祥寺勤務先のまた違う社内の方から、吉祥寺周辺のどの店が好きか尋ねられベジポタ某店とお応えすると、その系統の中ではこちらも良く出来ていることを教えて頂いた。

そんなわけでそこは大変気になるところとなっていて、本日はやや遠方ながら練馬駅周辺に位置するこちらへ訪れることにした。

と言うことで総武線緩行線電車に乗り、東中野で都営大江戸線電車に乗り換え練馬で下車。

練馬と言うと池袋から西武池袋線で行くイメージが強かったのでそのつもりだったが、しかしネットの乗換案内でこのルートが出て来てそう言えばとなった。

都営大江戸線はどの区間も地下深くを走っていて、この周辺も例外ではなく外に出るまで長いエスカレーターに乗って地上へ上がって行った。

A2出口から外に出て前の道路の千川通りの横断歩道を渡ってから左手へ歩いて行き、三井住友銀行奥を右折。まもなくすると、練馬警察署があった。

後は曲がる事なく道なりに進んで、目白通りを越えてから300mほど歩いて行った右手にこちらが営業しているマンションが通り沿いにあった。マンションの入口に袖看板があり、行き過ぎてしまうことも無かった。

江戸時代から明治時代まで160年続いた呉服店の屋号を持つ家系の方が始めたラーメン店らしく、そんな屋号による店名らしく昨年の1月16日からオープンしたらしい。

その屋号は亀甲六と書くものらしく、それを判りやすい平仮名にしたようだ。

今年の2月14日には成増駅周辺に支店の2号店がさらに営業を始めている。その際にも1号店同様狼煙店主から開店祝いの花が届いておりそんな間柄のこちららしい。

さっそく入店して券売機の前に立ち、予定通りつけ麺のボタンを選んだ。並盛と大盛の価格が同じだったのでそこは大盛のボタンを押した。

ご飯ものも一緒に食すかとなって、チャーシュー丼らしきビジュアルを持つ、丼きころくぉーねなるサイドメニューのボタンを連打した。

後続客が続いたので奥へ進み、奥寄りのカウンター席に腰掛けさせて貰い、チケットを手渡した際に味玉も貰うかとそうお願いすると100円だそうでそこで支払った。

平日の開店まもない時間ながら、そこそこに盛況な様子のフロアで、普段の人気ぶりが充分に理解することが出来た。

店先には満員で外で待つ場合券売機でチケットを購入してから並ぶよう記されていた。またその案内の隣りには、現在の営業時間などが明記されていた。

当初は無休で土日は中休み無しだったようだが、成増店がオープンしてからだろうか定休日が水曜日となって土日も中休みがある練馬本店となっていた。

お聞きするとオーナー店主は普段から店に立つことはないそうで、こちらを統括する方が成増店におられるらしい。

なぜゆえに「丼きころくぉーね」なる摩訶不思議なネーミングかと思えば、映画ゴッドファーザーで知られるドン・コルレオーネをもじって名付けたサイドメニューであることを教えてくれた。

なるほど。程なく到着。風情の良さそうな削り節が太麺の上に乗って、つけ汁は見るからに粘度が高そうだった。

それではと行かせて貰えば、ベジポタ魚介の新たなシフト感が実にたまらない味わい。

国産小麦ブレンドの自家製麺に、鶏ガラ&豚骨&鰹節&野菜を長時間に渡って炊き上げた濃厚とりとんかつおのベジポタスープが絡んで来て、口ですすり上げる速度が次第に上がって行った。

鰹節は枕崎産直送のものを毎朝削って提供しているらしい。適度な麺の食感と素材感に、そのスープの渾然一体の絶妙な持ち味が実にとても良かった。

こちらのチャーシューは豚肩ロースを、殺菌効果がある低温度の油で長時間煮込む調理法によるものだそう。

丼きころくぉーねもタクアンを刻んでこちら自慢のチャーシューとまぶしたものらしく、タクアンから来る酸味が食欲を掻き立てて美味しかった。

味玉の風合いも良く、スープ割りも素敵で、気がつけば完食。いや、かなりとんでもなく絶大に絶え間無く、果てなく何処までもなかなか実に素晴らしかった。

(左フォト) つけ麺+味玉(麺・汁)/丼きころくぉーね/券売機 (2014.04.17)


 麺屋 きころく 練馬店

 住所:東京都練馬区豊玉中3-16-13 サンワコーポラス103  ※公式ツィッターアカウント

 TEL070-5022-2569  定休日:水曜日

 営業時間:平日11:30〜15:00/17:00〜21:00◆土日祝11:30〜15:00/16:00〜21:00

 アクセス:西武池袋線・都営大江戸線練馬駅下車。駅前の千川通りの横断歩道を渡ってから左手
       へ歩いて行き三井住友銀行奥を右折。目白通りを越えて更に300mほど進んだ右手マン
       ション1階奥左手にあり。

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練馬には西武線だけでなく、都営大江戸線でも行ける。

マンション入口に、こちらの店の袖看板あり。

風情のいい紺色の暖簾が店先に垂れていた。

つけ麺のほか、らーめんと油そばもあり。

常連さん向けに様々な調味料が用意されていた。

粘度が高い分つけ汁が減るのが早くそれに対応していた。