かんむりや! 東京・武蔵小金井





早いものでもう十二月で日本人の何割かは、今年が寅年だった事を振り返り来年が卯年である事を確認して、年賀状は何枚揃えるとか考え始めるか私のように既に用意を終えた人も少なくない筈。

そうした時期の今日も好天の空から陽射しが注ぐ上旬の木曜日。そして今日も仕事が終わって外に出れば、また穏やかな午後8時過ぎだった。

今夜はオープンしたばかりの某店と考えて武蔵小金井駅を途中下車したが、その店頭に立てばかなりの行列に退散して、今回以前から気になっていたこちらへ入店する事にした。

しばらく前に武蔵境へ昼間出掛けた際、駅周辺に在ったベーカリーカフェクラウン武蔵境店へ食後カフェで入店した事があった。

その公式サイトを開けば、なんとベーカリーショップがラーメン店も経営しているようで、その紹介が成されていて気になっていた次第であった。そのラーメン店こそこちらであった。

そんなわけで小金井街道の来た道を戻って、JR武蔵小金井駅から程ない位置に在る、こちらの店頭へやって来た。

店先には「男うなずき、女ほほえむ ラーメン処かんむりや!」とか、「春によし夏もよし秋はさらなり冬もまたラーメン処はかんむりや!」 等のキャッチフレーズらしき文字が躍っていた。

そんな店頭を横目に中へ入って行くと、一旦は券売機に気が付かないで着席してしまったが、通り過ぎたらしい券売機に促されて振り返りそこまで戻って行った。位置的に気がつかない時もある。

券売機では煮玉子ラーメンに、150円と言う金額が目を引いたミニカレー丼のボタンも連打。チケットを手渡して、中ほどの席に再度腰かけた。

店内は和の面持ちの風情で、落ち着ける空間と言った照明と調度品が良かった。程なく到着。そこから感じるオーラは、くすんだ醤油の風合いからして、よく出来ている事が判るもの。

それではと行かせて貰えば、これがなかなかの風情を魅せる和風醤油らーめんで、そのバランスの良さはちょっとない程に嬉しいもの。

何処とも違うスープの旨みの感じ方に、なんとも言えない満足感さえふつふつと生じて来た。中太ちぢれの麺の楽しい食感に、その麺のシフトも実に良かった。

チャーシューはバラロールタイプで美味しく、メンマの風合い一つをとって見てもいい感じで、ドンブリの中にこだわりが随所に感じられた。

一見地味にも感じそうな穏やかさのあるスープだが、優しい味わいは絶妙な立ち上がり感があるからこそで、那須から取り寄せたらしい煮玉子もかなり素晴らしく、それにしてもなかなかの味わいであった。

那須御養卵と言う卵だそうで、漢方処方の飼料で育てられた鶏から生み出された卵で、黄身の色が濃く甘味が強いものだそうで、その黄身は箸でつまんで持ち上がる程しっかりしているものらしい。

ミニカレー丼にも手を付けると、茶碗にはたっぷりのライスと和風なカレーが入っていて、これが150円とは思えない程のボリュームで、野菜がしっかり入った優しい味わいがまた良かった。

そんなわけで、気がつけば完食の素晴らしさだった。いや、かなり良かった。


(左フォト) 煮玉子ラーメン/ミニカレー丼/店舗外観 (2010.12.02)




 らーめん処 かんむりや!     ※公式サイトはこちら

 住所:東京都小金井市本町1-19-11  TEL042-384-1172

 定休日:無休  営業時間:平日11:30〜翌1:00/土日祝日11:30〜22:00

 アクセス:JR武蔵小金井駅南口下車。東小金井寄りに進んで横断歩道を渡った場所にある道路を
       入ってまもない左側にあり。



喜劇らーめん食べ歩きTOP