麺屋 勘九郎 東京・吉祥寺南口



色が失われた世界の空が広がるように、灰色の空間が覆って午後から雨の予報も出ていた、寒さもひとしおの十二月師走後半週末土曜日。今日も仕事が終わって外に出れば、午後早い時間から降り出した雨が降り続くそんな午後八時過ぎだった。

やや残業の後で以前こちらに連れて行って下さった方にまた数人の方々と共に訪れて、今回は違うメニューとなって勘九郎醤油つけ麺を階段下の券売機で選ばせて頂いた。

左手にカウンター席があり、右手にテーブル席が並ぶフロアで、ラーメン店の客としては多めの四人で入店して行っただけに右手のまもない四人掛け席に促されてそこへ陣取って腰掛けた。

以前のレポートでも触れたように、18時までは味付け玉子・ライス・麺大盛・野菜増し何れか一品無料らしく、その案内が目の前だけでなく店内の至るところに見られて印象的だった。

その横に前回愉しんだ小盛りラーメンのインフォメーションがセットになって案内されていた。そう言えば以前からこんな感じだった。

時に今年の三月末に日本橋で営業していたこんどう軒が閉店してしまったが、その五月に装いも新たに藤九郎として生まれ変わったものだ。思わずこちらの店名が似ていて思い出されたものだった。ちなみに藤九郎とは、アルバトロスのアホウドリの別名であったりする。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、二郎系らしい味わいのつけ麺で、なるほどと言える美味しさ。玉ねぎの微塵切りが多めに入っていて、その刻んだ適度なサイズで実に良かった。

ダシはゲンコツ・背ガラ・胴ガラに香味野菜や昆布を利用したものだそうで、15時間以上丁寧に炊き出しているらしい。ラーメンを食している方は、スープに酒粕も入っているのではないかと言っておられた。

麺は豊華食品の太めの中太麺で、なかなかの風情がこれまた良かった。チャーシューも存在感あるもので素晴らしかった。後でネットを見ていると、このつけ麺が結構人気であることを案内するサイトも見受けられた。

素敵なボリューミー感があるものの、野菜増しにしなかったこともあって気がつけば完食。いや、かなりとんでもなく素晴らしく、絶大に素敵でとても果てなく良かった。

(左フォト) 勘九郎醤油つけ麺(汁・麺) (2014.12.20)


 麺屋 勘九郎 (カンクロウ)

 住所:東京都武蔵野市吉祥寺南町2-2-3 オリエンタルビルB1階  TEL0422-72-3305

 定休日:無休  営業時間:平日・土曜11:00〜翌4:00(3:30LO)◆日曜・祝日11:00〜24:00(23:00LO)

 アクセス:JR中央線吉祥寺駅公園口下車。外に出たら左手に進んで行き京王線ガードを潜って
       大通りの横断歩道を渡る。目の前の吉祥寺末広協栄商店会通りを入って少し歩いた
       右側にあり。

 

入口ドアの傍にある店舗看板。

18時まで味玉・ライス・麺大盛・野菜増し何れか一品無料。

店内某所にある店舗名を表したもの。






夜半まで降り続いたのか朝方まだ路面が濡れて灰色の雲もまだ残るものの、青い空が雲間から顔を出して陽射しが街角を照らしていた二月如月月末の金曜日。そんな今日も仕事が終わって外に出れば、夜風が心地良いそんな午後八時近くだった。

今夜は勤務地での就業に携わる関係の方が、たまに行かれているというそんなラーメン店へ連れて行って下さるところとなった。その店頭に立てば、候補店の一店にしていたこちらだった。

直ぐ近くには随分前に訪れた某店が目と鼻の距離で営業していた。赤い提灯がぶら下がって、何とも言えない佇まいがあって素敵な入口となっていた。

入口の階段を下りて行くと、やたら爆盛りになっているラーメンフォトが頭上にあり、下の扉を開ける前にそういえばこちらはそんな二郎系のラーメン店だったかと脳裏によみがえった。

そのフォトのかなりの爆盛り加減に、思わず下にあった券売機で勘九郎醤油ラーメン(小)を選んだ。連れて行って頂いた方は、勘九郎辛味噌ラーメン(小)を選んで入店。

店内を見渡すと、そこは満員御礼状態だった。お店の方が私たちを見つけると、しばし入口のドアの前で待つよう指示を受けた。

若干だけ待っていると先客の方が数人帰って行き、後片付けしてからそこへ促されて腰掛けた。チケットを手渡すと辛味噌は、かなりの辛さであることが案内されていた。

ラーメン横綱で修行された方が、店長として腕を振るうそんな2007年にオープンしたラーメン店らしい。店長さん自体も、二郎系ラーメンの虜になっている情報もネットで見つけた。

開業当初は修行店の影響が色濃く出た京都醤油とんこつをウリにしていたようだが、五年ほど前からこの二郎インスパイア系ラーメンの提供を始めたようだ。

元々は寿司屋を営業していた地下1階の店舗を利用しているらしい。奥にも客席があり細長い店内のこちらだった。勘九郎と言うと歌舞伎役者の中村勘九郎が直ぐに浮かぶがやはりそんなところからの店名由来だろうか。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、なるほどなかなかの素晴らしい味わいが、かなり実にたまらないもの。これは二郎インスパイアとネットでささやかれるのも、思わずうなずける良さがあった。太麺の持ち味が実にしっくりと来るものがありこれまたかなり良かった。

箸で持つと崩れる、豚肉の塊も良く出来ていた。小盛りでもそこは充分な量で、そこら辺も素敵だった。薄く削いだ鰹節が適量上に掛けられていたが、それがこのラーメンの持ち味を格段に上げていた。気がつけば完食。

かなり辛いという辛味噌ラーメンがどれほど辛いか気になったので、少しだけスープを頂いたがなるほど結構な辛さと言えた。

開店から18時まではランチタイムサービスとして、味付玉子・ライス・麺類大盛り・野菜増しの何れか一品が無料らしい。いや、かなり果てなくとんでもなく絶大に素敵だった。

(左フォト) 勘九郎醤油ラーメン(小)/勘九郎辛味噌ラーメン(小) (2014.02.28)


地下手店舗の入口。

階段を降りた場所にある券売機。

2007年にオープンした、現在は二郎系ラーメンのお店。