さっぽろ 純連 東京・立川
※恵比寿に移転



麦畑が緑黄色に色づき始める頃で、草木も一段と艶やかさが増す時季となって来た5月下旬の水曜日。そんな今日も仕事が終わって外に出て立川駅の改札を入れば、通勤路線が諸般の事情で止まっており当分の間電車が動かない様子だった。

それでもしばらくは電車内で待っていたが半端な状況ではないようで本日予定したお店をあきらめ、京王線の迂回路線で帰るならこの周辺で済ませてしまおうと、その内にまた行こうと考えていたこちらが直ぐに浮かび改札を出てその店頭へやって来た。

そんなわけで急遽決めただけに店頭のメニューインフォをしばし眺めつつ、徐に入店して券売機の前に立ち今しがた決めた味噌らーめんの味玉入りに、ミニ丼がセットになるボタンと共に連打した。振り返ると左右に一本ずつカウンターがあるこちらで、半分以上の席が既に埋まっておりさすが確固たるブランド力を持つ人気店だった。

それでも右奥側の席が落ち着けそうだったので、そちらへ移動して腰を降ろしながらお店の方にチケットを手渡した。ミニ丼は2パターンの中から選べるようだったので、ミニ肉高菜丼のCセットの方を選んだ。生おろしニンニクを希望すれば用意してくれる旨インフォがあるこちらで、到着した時にそれをお願いした私だった。

それではと口にして行けば、これがまたお手本のような純連の味噌らーめん。足のつま先から髪の毛のてっぺんに至るまでそんな感じで、それはそれで私みたいに純連の味噌らーめんを食べたくて来た者にとっては申し分なかった。前回の時は野菜が入って、雰囲気が変わっていたものだった。

ふと思わずフラッシュバックしたのは渋谷の真武咲弥の味噌らーめんで、焼いたラードの所為で純すみ系が符合するのは当たり前なのかも知れないが、札幌で息づくラーメンの一つが渋谷と立川の全く違う場所とシチュエーションでこうして符合している所にその系統の偉大ささえ感じられた。

出だしから生おろしニンニクを入れて堪能したアツアツのスープに、森住製麺の中太ちぢれがまた良かった。サブメニューのミニ丼も美味しかった。気がつけば完食。いや、良くできたラーメンだった。

さて立川駅に戻るとやはり先程とそう変わっていない状況で、悩むことなく南武線経由で京王線と都営新宿線で地元本八幡へ向かった。そう言えば本八幡から立川までJR線と私鉄線(JR南武線利用あり)の完全に違う2パターンのルートで行ける事に改めて気がついた夜であった。

(左フォト) みそ味玉/Cセットミニ肉高菜丼 (2011.05.25)


 さっぽろ 純連 立川店   ※公式サイトはこちら

 住所:東京都立川市錦町1-2-12杉浦ビル1階  TEL042-528-4654

 定休日:無休  営業時間:平日・土曜11:00〜翌1:00/日曜・祝日11:00〜23:00

 アクセス:JR立川駅南口下車。南口左手の階段を降りて行き左手へ進んで行く。途中のY字路
       を右に進み次の信号交差点を左折して間もない左側にあり。





不安定な雲行きながら傘が要らなかったここ数日だったが、また同じ空模様なものの薄日が射しながらも、夕方頃から雨が懸念されていた11月中旬週明けの月曜日だった。そんな今日も仕事が終わって外に出れば、予報通りの雨がつい先ほどまで降っていたよう。

止んだばかりらしく午後8時過ぎの立川界隈はその所為か湿度が高く、そして冬の到来を感じる程に息が白くなって冷え込んでいた。

今夜はどうしようかと思っていた処へそんな寒さにまた味噌ラーメンで行きたくなって、以前から気がついていたが一昨日のラーメン店の際にこちらを見掛けて早めに訪れようと言う気になり、さっそく店頭に立った今夜であった。

昭和39年札幌市内の中の島の地に生まれたラーメン店で、新横浜ラーメン博物館もあって、その名声はとどまる所を知らない。今や人気有名店のこちらで、七年前に高田馬場に有る東京店以来。

すみれ札幌と共に世に一つの流れを生み出し、そこで修業した店主のラーメン店は純すみ系として信頼されており、その二店が持つオーラの大きさは絶大。勿論すみれの系列店の一つとして新横浜ラーメン博物館にある、純連初代店主の店「らーめんの駅」も忘れてはいけない一店だ。

立川に於いても2008年4月ラーメンスクエアに登場して、一気にその名声を知らしめたそう。その後そちらを卒業し、現在のこの地に路面店を昨年6月にオープンさせ、変わらぬ人気を保っているようだった。

そんなわけでややぬかるんだ通りを歩いてやって来た。中へ入ると直ぐ左手に券売機があり、その前に立って選んだのは野菜盛麺と大盛のボタン。右手側のカウンター席やや入口寄りの空いた席に腰掛けながら、チケットをお店の方に渡しつつ味噌味でお願いした私だった。

店内はほぼ満員と言う盛況さで、絵に書いたようなと形容したくなる程に活気のあるラーメン店と言えた。すりニンニク希望の方はどうぞの案内に、思わずお願いしてしまった。程なくして、すりニンニクと共にラーメンがやって来た。

到着する直前に野菜を炒めていた音がジャッジャッと厨房から響いて聴こえて来たが、これが予想通りのビジュアルで実にとんでもなく美味しそうだった。白髪ねぎっぽい、白ネギがまたいい感じだった。

まずは何も入れずに行かせて貰えば、目をつぶれば外はシンシンと雪が降り積もっていて、後から来た後続客が入口で雪を振り払っている姿が見えそうな程に札幌市内に来てしまったかの如く。「今夜はしばれるねぇ」と、地元の人のささやき声さえ聞こえて来そうだった。

キャベツがしんなりして甘く、味噌は風味豊かなもの。途中からすりニンニクを入れて愉しめば、それはもう北海道神宮の除夜の鐘が、何処からともなく聴こえて来る美味しさだった。

森住製麺の低加水麺の風合いも良く、耳たぶを連想してしまいそうな程の弾力があったキクラゲがまた素晴らしく、レンコンと思わぬ場所で再開して、その良さにまた打ちひしがれるしかなかった。昨年はこちらの立川店が出来た後に、遠く九州・博多の地にも支店が出来た模様。気がつけば完食だった。いや、かなり良かった。

(左フォト) みそ野菜盛麺大盛/店頭外観 (2010.11.15)


喜劇らーめん食べ歩きTOP