麺屋武蔵 巌虎 東京・秋葉原





過ぎ去った台風が暑い夏を呼び込んだが、一転して曇り空が陽射しを隠して気温が気持ちだけ下がっていた七月文月半ばの日曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、夏の色が薫る穏やかな天候の午後七時過ぎだった。日曜日は既訪店巡りとして、本日はそんな中からこちらへ仕事帰り立ち寄ることにした。

秋葉原で武蔵と言えばそれまで武仁だったが、2010年3月31日にオープンした後から出来たもう一店舗の麺屋武蔵の系列店のこちらだ。

なお麺屋武蔵の支店は、しばらく前までは、こちらのようにダブルブランドで営業して来た。しかし昨年8月16日にオープンした蒲田店を皮切りに、シングルブランドのスタイルとなった。

その2店舗目となる芝浦店が、本年4月12日さらにオープンしている。今後はこうしたシングルブランドの支店がさらに出来て行くことだろう。

ダブルブランドにシングルブランドと言うことで、それがまた宮本武蔵が作った流派である二天一流の二刀流に繋がるものらしい。そんなわけで、その店頭へやって来た。

日曜日だけにかなり混雑していたら回避することも考えて来たが、日曜日の午後七時過ぎもあってか、たいした混雑もなくすんなり入店出来た。

直ぐ右手に券売機があり、そこで濃厚つけ麺やら〜麺もあったが、通常のつけ麺の味玉入りを選択。

チケットを掴んで振り返ると、右手の中ほどのカウンター席に促されて、そこへ腰掛けながらチケットを厨房側の方に手渡した。

すると現在こちらは並盛・中盛・大盛だけでなく、なんと特盛まで同一料金らしく、その麺量の確認があり、ここのところ並盛で自重しているが思わずワンランク上げて中盛でお願いすることにした。

営業当初はモヤシが入るら〜麺が提供されていたが、しばらく前から麺屋武蔵らしい魚介豚骨醤油の提供メニューとなっているようだ。

なお、夏の限定として冷BLTつけ麺なる提供メニューもあったが、少しだけそれに気持ちが傾いたが、フォトを見てもイメージが湧かなかったので止めにした。

BLTだけにベーコン・レタス・トマトが具材として添えられるのだろうが、どんな味付けか不明だったこともあった。もしかしたらフランスパン辺りも、入っているのだろうか。それは定かではない。

チャーシューベーコンがウリとなっているこちらだけに、そんなところからこの限定メニューが生まれたところだろう。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、独特ながらも何処か王道感が溢れる、美味しつけ麺と言うしかないもの。個性を出しながらも、凌駕している味わいと思わせる感覚があるのは実に流石だった。

味玉も美味しく、気がつけば完食。そう言えば特盛って何グラムだろうかと思っていると、都合よく特盛を希望する素晴らしい方が後続客として入店。

偶然にも私の直ぐ隣りでそのやり取りをしており、「麺量は何グラムに致しますか?」とお店の方が確認していた。

そうしたシステムらしくその方はそれに驚きながらも、「じゃあ800グラムでお願いします」と希望。

その希望麺量に厨房の方が今度は驚きながらその対応をしていた。私もその横で唖然としていたのは言うまでもない。いや、かなりとんでもなく素晴らしく、実に果てなく絶大にとっても良かった。

(左フォト) 夜の店頭/味玉つけ麺中盛(汁・麺) (2014.07.13)


 麺屋武蔵 巌虎 (めんやむさし いわとら)

 ※並盛・中盛・大盛・特盛は全て同一料金  ※公式サイトはこちら。 ※facebookはこちら

 住所:東京都千代田区外神田1-3-9木倉ビル1階

 TEL03-3256-0634  定休日:無休  営業時間:11:00〜22:00

 アクセス:JR山手線総武線秋葉原駅電気街口下車。JR秋葉原駅から中央通りを日本橋方面
       へ向かい、万世橋交差点を右折して御茶ノ水方面に50m程進んだ右側にあり。
       秋葉原周辺拉麺MAPはこちら 



2010年3月31日オープンのアキバでもう一店の麺屋武蔵。

並盛・中盛・大盛・特盛は全て同一料金。

カウンター周りに描かれた虎。

調味料にもこだわりが感じられた。

麺屋武蔵の武蔵は、二刀流の宮本武蔵。

ベーコン・レタス・トマトが載る、夏の限定・冷BLTつけ麺。






真夏の気温に湿度が高めになると不快指数が増して来て、正午に近づくと雨が降り出してきた、そろそろ台風が懸念される時季となって来る8月前半週明けの月曜日だった。

先日は昭和通り側の武仁へ訪問して、新しいカレー系メニューを愉しませて貰った。鮮やかな青葱に豚バラが多めに入っていて、なかなかいい感じのカレーつけ麺を堪能する事が出来た。

そう言えば似たような辛味系の「アキバ辛れー麺」なるメニューがあった筈と、今回こちらへ訪れる事にした会社帰りであった。武蔵と武蔵が山手線を挟んで二軒ある秋葉原駅周辺で、こちらが3月31日にオープンした頃はTVでも紹介されて話題になったものだった。

店長を務める方は、虎洞@吉祥寺で副店長、鷹虎@高田馬場で店長を歴任された方だそうで、宮本武蔵と言えば巌流島と言う事で、そんな縁のある漢字の「巌」と「虎」が合体して店名となったらしい。

御徒町には武骨があり神田にも神山があったりして、両隣りの駅周辺にも系列店が存在しており、物流の集約化にはこれ以上ない立地関係を保った事になる。

そんなわけで店頭に到着すれば午後9時半過ぎで、周辺の量販店は軒並み閉店している時間だけに、駅からそう離れていない場所だが人通りも少ない状況の界隈だった。入店すると先客がチケットを購入しており、それをしばし待ってやり過ごしてから券売機の前に立った。

すると件の辛味系メニューはボタンから消えており、それならばと特製冷やしつけ麺のボタンを選んだ。奥のカウンター席に促されてそこへ行くと、麺量の確認がありそこは「大」と告げてお願いした。

周辺の三店と比較するといい環境とは言えないが、それでもほぼ満員の店内で盛況だった。

店名の由来にもなっている「巌流島」の名前がついた「らぁ麺」が新たにボタンにあったものの、再度見てもやはり「アキバ辛れー麺」のボタンは無く、お店の方にお聞きすると今年の五月頃に販売を中止してしまったそう。

こちらは二郎系的なラーメンを提供する事で認知されているが、麺屋武蔵特有のノンインフォメーションがメニューを明瞭にしていない所があり、さて「巌流島らぁ麺」とはどんなラーメンなのか気になる処であった。程なく到着。

つけ汁も冷たい冷や盛りのつけめんで特に限定の文字は記載されていなかったが、メニューがメニューだけに限定なのだろう。

それではと行かせて貰えばつけ汁は鰹節の香りが王道ながら何とも個性の道筋が感じられる素晴らしさで、太い麺はかなり太くいわゆる極太麺。

猛烈なコシがあり実に麺の武蔵ここにありと誇張する程のもので、支店毎に汁やタレで独特な世界を作っている麺屋武蔵グループだけにその路線はここでも同じ感覚があった。

気がつけば麺が消えて、スープ割りがまた独特性がありながら良かった。こちらも軌道に乗った感があり、麺屋武蔵ここにありとして今後もその麺の主体性を感じさせてくれそう。

(左フォト) 限定・特製冷しつけ麺大盛(汁・麺) (2010.08.09)







一度止んだ雨が、くすぶっていた雨雲から霧雨程度に軽く天空から降り出していた、四月中盤休日の金曜日の午前中だった。

弥生月も折り返し地点を過ぎたのに昨日よりも寒い日で、TVではなんと箱根に雪が降る映像が映っていた。そんな一度しまいかけたスタジアムジャンパーに、袖を通して出掛けた春らしからぬ日であった。

ここ数年上野周辺から神田界隈にかけて、新宿に本店がある麺屋武蔵の系列店の開業が相次いでいると思う。現在でも武骨@御徒町武仁@秋葉原神山@神田の三店舗が展開されているが、秋葉原に今回もう一店舗がオープンした。

江戸きんは武仁に改称して青山は閉店しているので、10店舗目の麺屋武蔵系列店が開業した事になる。ちなみに店長は、鷹虎@高田馬場の元店長さんだそう。

ラーメン二郎を踏襲したラーメンを提供しているらしく、そう言えば高田馬場にもラーメン二郎の支店がある。

そんなわけで気になる所となり出掛ける事にした。先月末にオープンしたばかりで、場所は万世橋交差点からお茶の水方面に50mほど向かった右側にあった。

石丸電気さんにCDソフトをよく買いに行った店舗の近くだけに、三十年前からよく歩いていた周辺に開業したようだった。

そんな三十年前の当時はまだ秋葉原駅前には市場があり、秋葉原電気街にも高度成長期の面影が残っていたものだった。

店頭に到着すると、平日ながら午後1時前だったが、外に行列はなかった。しかし店内のカウンター席は満員で、店内列が三人ほど出来ていた程度であった。

入店すると直ぐ目の前に券売機があり、ラーメンとつけめんのメニューに若干のバリエーションを広げたボタン群があった。

二郎系ならラーメンにしようと決めて、それの特製とあるボタンを選んだ。ちなみに券売機にはチャーシューの追加トッピングボタンが二つあり、通常以外に半チャーシューなる文字がインフォされていた。

すると通常チャーシューはかなり量が多いのかと思わせたが、買ったチケットを手渡して店内列に並んでさりげなくその厨房の方にお聞きすると、どうやらそうでもないことが判ったので変更しない事にした。

また並盛から大盛までと野菜増しが同料金とインフォされていたので、そこはもちろん野菜増しに大盛でお願いした。

店内を何気なく見回すと壁など全てが真っ黒になっていて、目の前の上にあったエアコンを見るとそれさえも真っ黒に塗りたくられていた。卓上には生の刻みニンニクと生の擦られた生姜が置かれていた。程なく到着。

おお、二郎系だけに大盛りでも少なく見える感じの量で、モヤシは多めだがドンブリの径が小さい分どちらかと言えば品のよい野菜らーめんと言った雰囲気と言えた。

しかしひとたび口にして行けば背脂に煮干が香るスープで、それはまるで三条背脂新派を彷彿とするものがあった。あえて言うなら二郎系三条背脂的麺屋武蔵息吹入りラーメンと言った所だろうか。

ニンニクを入れればそこは二郎系の持ち味が強くなり、擦り生姜を入れれば今度は青島食堂的となって実に面白かった。

そんなラーメンだけにそこは無化調にはなっていないそうだが、まったく気にならない範囲となっていて脂スクナメなるも大変に美味しかった。また味玉子は意図的なのか固茹で一歩手前で、生鮮管理的な面からそうしたのか。

山手線の線路の向こうには同じ系列店の武仁があって、こちらのウリもカレーラーメンで「アキバ辛れー麺」なるネーミングで直ぐ近くに武蔵系列同志がある秋葉原となった。

しかし来てみて二郎系的シフトのラーメンを口にして見れば、その鉾先は昭和通り方面では無く、むしろ昌平橋通りを右に曲がって行った所だった事に気がつかされた。

とは言えその提供されるラーメンは、どちらかと言えば二郎系と呼ぶにはどうかなと言うもので、特に店側も二郎を意識したインフォは作っておらず、新しい分野のオリジナルラーメンがまた一杯世の中に登場した風に思っても良いかも知れない。

気が付けば完食。モヤシのホックリ感も見事で、何れにせよとっても美味しかった新潟(三条・長岡)&東京(三田・新宿)コラボ系的なラーメンだった。

(左フォト) 特製巌虎ら〜麺大盛(旧仕様)/店内/店舗外観 (2010.04.16)