創麺業 磯辺水産 東京・吉祥寺 ※閉店





予報通りの冷たい雨が関東周辺の広い範囲でそぼ降る、2月の月末で週明けの月曜日。そんな今日も仕事が終わって外に出れば、一日中降っていた雨が止んだばかりの午後8時過ぎだった。

先日の休日に吉祥寺某店を訪れて、思わぬ所からラブメン楽々のラブメンの謂われを知る事が出来てそうだったのかとなった。

そう言えば最近毎週木曜日は「鬼星★ロード〜煮干マスターへの道〜第2章」だそうで、全国各地の様々な種類の煮干を使って作る鯛煮干らーめんがウリだそう。

また月曜日の磯部水産のラーメンも、夜遅くまで提供できるようにしているらしい。前回は夜訪問して限定にありつけずレギュラーメニューで済ませたが、今度はどうやら大丈夫そう。

公式ブログを開いて見ると、何やら面白そうな限定ラーメンだったので、会社帰りに吉祥寺で途中下車してまたこちらへやって来た私だった。

簡単に整理すると渋谷にも支店があるラーメン店の白菜をたっぷり利用したラーメンをモチーフにして、最近店主が食べてこれだと閃いて思いつきでシーフードカップヌードルの要素も取り入れ、それを原価をかけて作ると一体どうなるかと言った思考による限定らーめんのようだった。

そんなわけで店頭に到着すれば、そこそこに盛況な店内がガラス越しに見えるこちらだった。

券売機の前にいる人が奥へ進んでから扉を開けようとすると、高圧換気扇の所為なのか定かではないがそれなりの力を要しないといけない程だった。

本日の限定らーめんに手頃なサブメニューを見つけて、その200円のほぐし肉も入るたまごぶっかけ丼なるボタンと共に連打した。

奥に行くとカウンター席が一席空いていたが少し間隔が狭いとお店の方が判断してくれ、左奥にある四人掛けのテーブル席に促して貰えた。

後続が続かなければ落ち着けそうな場所だけに有り難かった。その方へモチーフにしたラーメン店の名前を告げると、やはり予想通りで間違いなかった。

先客の方々は全員が常連さんのようだった。程なく到着。なるほどよくカップヌードルに乾燥した状態で入る具材が、本格的な具材となってこだわりラーメンの中に入っているもの。

それは例えて言うのなら2頭身のギャグ漫画の主人公が、まるでゴルゴ13のようなニヒルな顔つきで睨んで登場して来るようなものと言えば良いのか。

昔からこんなラーメン食べて見たいと思っていた一人だけに、これは本日来れて実に大正解だったと感慨にふけるしかなかった。それはもう、リアル・シーフドカップヌードルと言うイメージだ。

それではと行かせて貰えば、これがまたとんでもなく美味しいもの。

大振りの生牡蠣が一つ惜しげもなく入っていて、細切れのタコとカニカマにスクランブルエッグ、某店らしくハクサイに豚バラ肉が風情を醸していて、そこにこちららしい素敵な大きいチャーシューがまた良かった。

辛味のついたニラ惣菜が小皿に付いて来たが、後から確認して見ればどうやらモチーフの店ではそれを入れる習慣があるらしかったが、今回の美味しいラーメンに入れる気にはなれずに、最後に別に口にして済ませた。

たまごぶっかけ丼は付いて来た醤油を軽く掛けてよく掻き混ぜてから愉しんだが、これがまた実にかなり良かった。気がつけば完食だった。やはりとんでもなく、とっても美味しかった。


(左フォト) オイSEAらーめん/同別皿ニラ惣菜/たまごぶっかけ丼 (2011.02.28)


 創麺業 磯辺水産 (いそべすいさん)    ※公式サイトはこちら

 住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町2-8-9ルミナス吉祥寺1A  TEL0422-20-4172

 ★毎週月曜日のみ営業  定休日:第2月曜 ※祝日の場合は翌日

 営業時間:11:30〜15:00/17:30〜21:00※材料が無くなり次第終了

 アクセス:JR吉祥寺駅北口下車。左手に進んで行き、パルコがある十字路を右手へ進んで行く。
       吉祥寺第一ホテル奥の左路地を入って行き、T字路左折して程ない右側にあり。



青空が青いだけ放射冷却現象も滞らなかったのか昨日より冷え込みを感じた、11月下旬の12月の空も臨めそうなほど透明に見えていた週明けの月曜日。そんな今日も仕事が終わって外に出れば、季節が移ろいゆく時季らしい午後8時過ぎの都内だった。

月曜日は音麺酒家楽々から磯部水産になる日で、今日はどんな限定を提供しているのだろうと昨夜店主ブログを開けば、これまたなかなか気になるらーめんだった。その名も熟成醤油肉そば3Gと言ったネーミングの限定。 ガリ(生姜)にガーリック(ニンニク)に魚介を総称して3Gだそうで、青島食堂を意識した系統のラーメンらしく肉もたっぷり乗せて提供するそう。

仕事帰りに行っても流石に提供を終えている事だろう。などと考えつつも、以前訪問した時に楽々の通常メニューも提供している事を知って、それなら駄目でもそちらにすればいいかと訪問する事にした今夜だった。




そんなわけでまたこちら目当てに吉祥寺で途中下車してその店頭へやって来た。ガラス越しに店内がよく見えるこちらで、タイミングも良かったのかそんなに盛況でなかったものの中に入って券売機の前に立てば、無情の売切れボタンが暗い店内入り口をぼんやりと赤く照らしていた。

ともあれスタンダードメニューは販売中で、平日限定なる地鶏脂の油そばと言ったメニューにも心惹かれたが、こちらの白と黒が選べるらーめんのどちらもまだだったので、今回そちらで行ってみようと特製らーめんをとりあえず選んだ。

この後で白か黒か選ぶスタイルで、黒にしようと思ってボタンを押したが、白は白醤油が独特と言うお店の方の案内にそちらへなびいて白の方にする事にした。後続が続いて来て、俄かに活気づいて行く店内。油そばが好評で、それが続いていた。程なく到着。

魚介がフワリと来るまさしく白いスープで、平打ち太縮れの麺がなかなかの風情を魅せていた。そしてチャーシューから感じるオーラが、ただならぬ妖艶とも言えそうな密度を感じた。

それではと行かせて貰えば、なかなかの味わいを舌に刻ませる美味しさで、もはやメロメロになるしかないもの。

白醤油は日東醸造製の「足助仕込三河しろたまり」だそうで、愛知県産内麦と伊豆大島自然海塩を原料にして愛知県豊田市大多賀町足助に位置する仕込蔵木樽による天然醸造もの生醤油らしい。

チャーシューがやはりとんでもなく美味しく、味玉もしばしその極上の雰囲気を壊さないようにさせながら堪能した。それはもう気がつけば完食だった。いやいや、なかなかだった。

(左フォト) 特製らーめん白 (2010.11.29)







午後から晴れる模様だったものの、見上げた空は午前中だけモノトーンに染まっていた、十月下旬の週明け今日も先週のように休日の月曜日だった。

先日は音麺酒家楽々へ訪問して、その良さを存分に堪能させて貰った。それはもうまた直ぐに行きたいと思ったものだった。

そう言えば月曜日は別ブランドで営業する日らしく、今日は丁度休日だが普段は火曜・金曜が休日な私だけに、その別ブランドはあまり行けないよう。店主のブログによれば、先週は竹岡式らーめんを提供した模様で、早く気づけば行けたのにと先日は残念がったものだった。

そんな事を振り返りながら本日の朝またそのブログを開けば、これがなんと若干趣向を変えて今日もまた竹岡式的なラーメンだそう。それは一度は諦めた、楽々プロデュースだけに嬉しい限りだった。

そんなわけで例によって休日もまた、通勤路線を出掛けて行った。吉祥寺で電車を降りて、北口側に出てハーモニカ横丁へまず立ち寄ってみた。ここは戦後の闇市だった場所が、そのまま商店街になり、その名残を留めている珍しい場所らしい。

先日は通勤帰りの遅い時間だっただけに真っすぐこちらへ向かったが、一旦路地を入って行けばそこも含めて一大路店ショッピングタウンになっていて平日ながら大勢の人が闊歩していた。

そんな風に冷やかしながら歩いて、かなり楽しい遠回りしながらも、先日と同じように吉祥寺第一ホテル奥の路地を入ってこちらの店頭へやって来た。行列覚悟で開店5分前に到着したが、今日は12人の外列が入り口から伸びていた。

昔ながらのラーメン店だと数分程してから営業が始まる場合が多いが、こちらは時間ほぼぴったりにドアが開いて外列が中へ動いて吸い込まれて行った。見ると券売機の横に限定のインフォメーションボードがあり、煮干と昆布の魚介出汁と濃いめの醤油ダレで作るらーめんと注釈が入っていた。

列が詰まって行き券売機の番になってその前に立つとこれが驚きで、てっきり限定オンリーかと思いきや、ほぼ普段の楽々で提供されるメニューのボタンも押せるようになっていた。

逆にそれで本日の限定ボタンが、その中の何処にあるか表示を判り易くしていた。道理で前に並ぶ方々が、どれにするか悩んでいた筈だった。サブメニューもあればと思っていたので、それはそれで嬉しいご対応と言えた。そんなことから楽々ブラック Ver.2に、日替わりミニ丼100円のマヨ玉チャーシュー丼のボタンも連打。

促されたカウンター席の下にあった、カゴへ荷物を置いてから腰を降ろした。昨年の6月1日からスタートしたブランドだそうだが、その頃は限定メニューだけを提供していたそう。しかし、わけあって通常メニューも提供する事にされたそう。

目の前には、宮醤油本醸造醤油の一升瓶が置いてあった。つけ麺のオーダーが続いたようで、提供時間が遅れる旨の案内があって素晴らしい限りだった。

良ければ注文したマヨ玉チャーシュー丼だけ先に貰ってもいい事を告げると、快諾して早めにそれだけやって来てパクつきながらラーメンの到着を待った。これが濃い味付けのほぐし豚にマヨ玉が絡んでとても良かった。

先述したように先週は竹岡式らーめんだったが、しばらく前にも「楽々ブラック(プチ竹岡式)」なる竹岡式的な手法のラーメンを提供したこちらだそうで、それをブラッシュアップさせるものらしい。それゆえにバージョン2となるようだった。

スープそのものは動物系素材不使用でだそうで、煮干しと昆布の魚介出汁らしい。前回使用の熟成チャーシューダレを煮詰めたカエシで、富山ブラック的なシフトを考えているよう。

麺は前回と違って都一の乾麺では無く、加水低めの生麺でジワッと醤油スープが乗るイメージを狙っているそう。言わば富山ブラック・竹岡式・煮干系をミックスした、そんな今回の限定の戦略であった。

しばしした後に、ラーメンがやって来た。なるほどまさしくイメージはその通りで、チャーシューが何とも梅乃家を彷彿として、それはまさしく竹岡式のビジュアルだった。

こんなに具沢山でいいのかなと思いつつも、それではと行かせて貰えばこれが実に美味しいもの。それはまさしく小宇宙と言いたくなる旨さで、もう店内でビッグバンが常に毎日起きているに違いない。味のバランスの絶妙さがまた実にいい。

チャーシューに振られた粗めのコショウの粒の度合いに、ざく切りの玉ねぎに青ネギが足された処から来る風合いもとんでもなくタマらなかった。

麺に乗る醤油の塩気加減から、気がつけば完食までに至る油を感じる感覚まで、全てを計算しつくしているに違いないと思わせるものが在った。いや。、かなりとっても凄く良かった。

(左フォト) 楽々ブラック Ver.2/マヨ玉チャーシュー丼/入口/周辺の繁華街 (2010.10.25)


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