博多一風堂 東京・吉祥寺北口





爽やかな青空に様々な表情を見せる雲が様々な大きさで浮遊していた、そして冷え込んだ大気に冬の色を見たそんな一月睦月正月二日の金曜日。

昨日は偶然に定休曜日となって、元旦をゆっくり休むことが出来た。午前中は千葉中山法華経寺で初詣と墓参りをして、午後は十条の嫁さんの実家訪問と言うことで途中新宿で下車。

特に決めてなかったが百貨店が元旦休業する中、サザンテラスのクリスピー・クリーム・ドーナツが営業していて、そこでドーナツ12個の手土産を買ってから訪れた。

そんなわけで、今年もまた時代の淵から新年がやって来た。本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

と言うわけで、今日も仕事が終わって外に出れば、冷えた夜風に最近買い足したハーフコートの衿をすぼめて歩いた冬の午後七時過ぎだった。

正月三ヶ日の二日目だけにほとんどのラーメン店が年末年始休業のなか、何処にしようかと考えた末に幾つかのこだわり店の中からこちらへ立ち寄ることにした。

地下で営業するこちらで階段を下りて行くと、さすが人気店のこちらだけに4〜5人の人が階段の途中まで来て並んでおり思わずその後ろに着いた。

少しだけ待っていると程なく列が動いて、そのまま前の方と共に入店できた。促されたカウンター席に案内されて、そこへ腰を下ろした。

ハーフコートは足元に用意されていた、四角い籠の中に折り畳んで入れた。その手前にバッグも置けた。そして徐にメニューリストを手にとってオーダーを検討。

特に限定も無かったし見ているうちに久しぶり愉しみたくなった、革新の一杯と添え書きされた赤丸新味の玉子入りを選ぶことにした。そして博多ひとくち餃子のハーフも、この際だからとなって一緒にオーダーした。

隣りの方が無料のモヤシ惣菜をとって口にしていたのを見てそれに気がつき、小皿に多めにのせて若干だけ辛子高菜も添えて前菜とばかりに食した。

それが全て喉を通過した頃、そう経たずしてオーダーした赤丸新味が到着した。かなり混雑したフロアだったが、相変わらず対応の早いこちらと言うしかなかった。

それではと行かせて貰えば、そこはもう問答無用の素晴らしさ。来て良かったと思わせるところが、にくいこちらだった。豚骨×豚骨のWスープと言うことらしい。

頭骨とロース骨・ゲンコツそれぞれ分けて15時間炊き出したスープを、それぞれの旨味が最高の状態にしてから独自ブレンドしたものだそう。

そして真似のできない自家製麺づくりとして、あらゆるアプローチの試作の末に、その時々のスープに最も調和する麺を製麺する手法をとっているこちららしい。味玉も、ひとくち餃子も美味しく、追加オーダーした替玉でさらに愉しみつつ、気がつけば完食。

ちなみに2008年3月に海外1号店をニューヨークにオープンさせたこちらだが、現在ではシンガポール・韓国・香港・台湾・中国・オーストラリア・マレーシアと、八か国で32店舗を営業しているグローバル企業の博多一風堂さんのようだ。

公式サイトを開いて謹賀新年の挨拶を読むと、そこに「博多一風堂は今年で30周年を迎えます」と綴られていた。常に進化を続けているラーメン店が、そうしたことについて触れていると、驚きにも似たものを感じ取ることになる。

それは立ち止まらずに走り続けている、常に先頭集団の中にいるベテランのマラソンランナーを見ているのに似ているからかも知れない。いや、それにしてもかなりとんでもなく、絶大に果てなくなかなかで確実に良かった。

(左フォト) 店頭周辺/赤丸新味玉子入り/博多ひとくち餃子ハーフ (2015.01.02)


 博多一風堂 吉祥寺店

 住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町1-18-1 吉祥寺ニュープラザビルB1階  TEL0422-23-8186

 定休日:元旦  営業時間:11:00〜翌4:00   ※公式サイトはこちら

 アクセス:JR吉祥寺駅北口下車。ロータリー右側の吉祥寺大通りの右手歩道に出てヨドバシカメラ
       方面に50mほど歩いたビルの地下1階にあり。



今年で30周年を迎える常に先頭集団にいる博多一風堂。

無料のモヤシ惣菜と辛子高菜を小皿に盛って。

麺かためでお願いした替玉。




雪解け水が涌き水となってさらさらと流れるように、清々しい青空から爽やかな陽射しが注いでいた、風薫る朝方だった五月皐月前半の金曜日。今日も仕事が終わって外に出れば、昼時は一時的に天候が崩れたようだが、帰る頃には持ち直したようで穏やかで過ごし易いそんな午後七時過ぎだった。

自宅周辺に営業していないこともあって、勤務先周辺に在るとついつい訪れてしまうこちらで、これまでにも上野広小路店横浜ポルタ店横浜西口店千葉中央店などへ足を運んだものだ。

そんな博多一風堂が吉祥寺でも営業しているとして、以前からその訪問を考えていたが、今夜こそ寄って見るかとなってその店頭へやって来た。2000年にオープンして今年で14年目となる吉祥寺店のようだが、2010年に一時期休業してリニューアルオープンを果たして現在に至るこちらのようだ。

吉祥寺駅から程近い雑居ビルの地下で営業しており、狭い階段を足元を気をつけながら降りて行き、入口のドアを開けると予想以上の大盛況で賑やかなフロアが広がっていた。少し前へ進むと、直ぐに店の一人の方が目ざとく私を見つけてカウンター席に促してくれた。

こんな時しばし立たされ坊主になってしまうこともしばしばだが、そこはさすが博多一風堂さんと言ったところだった。促された一番手前のテーブル席に腰を降ろし、カウンタトップにあるメニューリストを手に取った。

そこから今月末までの期間限定らしい「帰って来た鶏豚ソバ 鶏白湯〜一風堂仕立て」に、サイドメニューも行くかとなってハカタノチカラ飯も一緒にお願いした。

鶏ガラを長時間煮込んだクリーミーな鶏白湯スープと、一風堂自慢の豚骨スープを絶妙なバランスでブレンドしたスープのラーメンらしい。昨年提供したものが好評だったので、また今年も愉しめるそう。

なおその自慢の豚骨スープは、手元の案内によれば豚頭とロース骨&ゲンコツのそれぞれの豚骨部位を二手に分け炊いたものだそう。別々のずん胴で15時間掛けて炊き上げてから、最高の状態でブレンドする独自の手法により臭みがなくコクの深い豚骨スープとなるらしい。程なく到着。

具材にはゆがいた春キャベツに海老の揚げ玉、さらに鶏しんじょとチャーシューが乗っており、麺は中太平打ち全粒粉を配合しているそう。それではと行かせて貰えば、なるほど一風堂らしい一杯と言える美味しい期間限定で、鶏白湯風の風情豊かな味わいがたまらないもの。

鶏しんじょが素敵な食感で、春キャベツが多めに入っており、なかなかボリューミーで良かった。ラーメンに欠かせない油も、背脂と鶏油両方を入れたものらしい。

鶏と豚両方入るからだろうか、ブラックペッパーを入れて愉しむスタイルもインフォの中で奨めており、実際試して見たがなるほど相性も素敵だった。ちなみに替玉は、通常の極細麺で対応できるそうだ。

千葉中央店でも口にしたハカタノチカラ飯も、脂身感が適度で明太子も塩気が少なく美味しかった。気がつけば完食。今月の七日に銀座で札幌ラーメン老舗チェーンのどさん子の支店がオープンしているが、なんと一年間の限定営業で博多一風堂企業と連携して開発した店舗だそう。

また今月の12日には、新宿エリア初出店となる新宿アイランドタワー店がオープンする予定らしい。いや、今回もやはりなかなかの素敵な美味しさで、実にとってもかなり良かった。

(左フォト) 帰って来た鶏豚ソバ//1階入口 (2014.05.09)


四年前にリニューアルして清潔で明るいフロアだった。

調味料やサービス惣菜もあってカスタマイズも愉しめる。

サイドメニューでオーダーしたハカタノチカラ飯