インディアン 東京・池上





大気圏の彼方から注ぐ陽射しが冬の表層を取り込むようにして淡くなり、見上げた青空と同化していたそんな12月も半ばの休日火曜日だった。

それにしても現在は実に多くのラーメン店とラーメンがある近代国家日本と言えて、多くの人気店・実力店・有名店・こだわり店が鎬(しのぎ)を削っていると思う。

そんな中で都内には蒲田に昭和28年に創業した「インディアン」と言う名前のカレーライスもウリにするラーメン店が存在している。

昭和60年に初代店主が引退してからは新しい体制となって今日に至っているらしく、その周辺に2店舗の関連店も営業しているようだ。

しかも王子には小さいイの字が無い昭和34年創業の「インデアン」なるその初代本家店主の弟さんが始めたラーメン店もあるよう。

ちなみに漁港で活気のある千葉・銚子の銚子駅前に王子の暖簾分け店があり、そちらだけ以前訪れた事があった。

蒲田のラーメン店を何店舗か訪れている内に、そう言えばカレーと支那そばを提供する、「インディアン」へ今回出掛けて見ようとなった。

そんなわけで総武線快速線電車を品川で降りて、そこから京浜東北線電車に乗り今日も昨夜に引き続き正午も近い陽射しがまぶしい蒲田へやって来た。

そこから東急池上線電車に乗車。実は蓮沼駅で下車して本家の店頭に立てば、これがなんと何故か臨時休業。西蒲田にも支店があるが、これだとそちらも怪しそうだ。

と言う事で、独立して専用公式サイトもあるそんなこちらとなって、もう一駅電車に乗ってその店頭へやって来た。予測通り営業しており、胸を撫で下ろした。

さっそく入店すれば、周辺の愛されるラーメン店である事が、入った瞬間に直ぐ判るほど盛況だった。店頭にあったメニューインフォメーションを見て決めたおやじそばとカレーセットをお願いした。

後続客が男性ばかり続いて、皆さん半カレーセットばかりオーダーしており、さては一人前カレーは凄い量となるのかお聞きすると、そんな事もないそうで一安心。程なく到着。

軟骨をじっくり煮込んだコラーゲンチャーシューに、肩ロースチャーシューも入った2種のチャーシューが入るいわゆる特製ラーメンだった。

軟骨コラーゲンチャーシューは、こちらだけだそう。まずこれがとんでもない美味しさで、思わずむさぼるように食べてしまった。そして勿論ラーメン本体も素晴らしく、スープはカルキを取り除いたこだわりの水を使って、北海道産の昆布やホタテを利用しているそう。

そしてコシも豊かな中細ストレート麺に、その他の具材も秀逸な仕上がり感でかなり美味しかった。

揚げネギが浮いていてこちらもまた台湾ラーメン的なシフトがあったものの、刻みネギも一緒に多めに添えられていてまた違った風情が良かった。

野菜・果物・スパイスをじっくりと煮込んで熟成させたデミグラス風の欧風カレーがこれまた泣かせる美味しさ。中に入る肉は牛肉に見えたが豚肉なんだそう。

支那そばから欧風カレーライスに至るまで疾風の如く食べ終えてしまい、それはもう気がつけば完食となった。

いや、かなり果てしなく実に味わい深い、本店ではないもののこれが武田流かと思わず唸ってしまった、そんな美味しさに魅了された。賞賛の美味。

(左フォト) おやじそば(醤油味)/欧風カレーライス/店頭外観 (2011.12.13)


 支那そばと最高級カレー インディアン 池上店

 住所:東京都大田区池上6-5-11  TEL03-5700-5237  ※公式サイトはこちら

 定休日:月曜日  営業時間:11:30〜21:00

 アクセス:東急池上線池上駅下車。改札を出たら右手の踏み切りへ進んで、その左手にある路地
       を入って100m程進んだ左側にあり。



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