生駒軒 東京・浅草



夜半の通り雨が街の気温を下げさせて、まだ灰色の雲が残るものの青空が広がり始めていた、そんな五月・皐月上旬の休日木曜日の午前中だった。

先日は人形町生駒軒を訪れて、その創成期の店のラーメンを堪能させて貰った。こうなれば他の街で営業する生駒軒のラーメンを愉しんでみたいところだ。

浅草にもあることを突き止めて、今回そんなこちらを訪れることにした。そんなわけで都営地下鉄電車に乗って、久しぶりの浅草へやって来た。地上に出て、こちらへ向かって行く。

浅草の春の風物詩と言えば浅草神社の例大祭である三社祭だが、今年は今月17日から19日に行われるようだ。

町内神輿約100基が集まり、毎年150万人の見物客で賑わうと言う。その準備の所為だろうか、提灯の鳥居のようなこしらえが途中にあった。

浅草と言っても蔵前寄りのあまり観光客が通らない、そんな路地で営業していたこちらだった。二階建ての建物の上の方に、菱形の看板が設けられていて、そこに生駒軒のトレードマークが配されていた。

さっそく入店して行くと、下町の中華店と言う雰囲気があって、何処か落ち着く風情が良かった。奥寄りのカウンター席へ腰を下ろして、メニューからラーメンをお願いすることにした。

昭和50年2月に開業したこちらだそうで、営業している生駒軒の中で営業年数はちょうど中間辺りらしい。やはり長野から上京されて来られた店主だそう。

多い時で120店におよぶ時代もあったそうだが、現在ではおよそ50店舗程度の生駒軒グループらしい。ちなみ周辺の蔵前店についてお聞きすると、昨年まで営業していたのだそう。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、豚骨・鶏ガラの素敵な醤油スープに、児玉製麺所製のちぢれ気味の中細麺の風合いもなかなかのもの。

わかめ・ナルト・チャーシュー・刻みねぎが乗った、あっさり醤油スープは良き時代の昭和を充分に語って来たそんなラーメンと言えた。

気がつけば完食。外に出て少し歩けばそこは観光地・浅草で、人の往来が今日も激しく見上げれば東京スカイツリーが威風堂々と浅草の街を見下ろしていた。いや、なかなかの風情が実に素敵な、そんな素朴な中華そばだった。

(左フォト) ラーメン/メニュー (2013.05.02)


 中華料理 生駒軒@浅草

 住所:東京都台東区雷門1-12-1  TEL03-3844-6853

 定休日:水曜日  営業時間:11:30〜15:00/17:00〜20:30

 アクセス:都営浅草線浅草駅A3出口下車。外に出たら右手に進んで、まもない信号を渡ってその
       前にある路地を入って200mほど進んだ右側にあり。

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江戸通りから路地を入って行けば、こちらに辿り着く。
そろそろ浅草三社祭が始まる時季になって来た。。

入口で見上げれば、トレードマークがある。