中華そば専門店 一龍 東京・下北沢





線路横のコンクリの隙間で咲いていたスミレの花が、入線して来た電車の所為で揺れていた、そんな春の花々が青空から注ぐ陽射しで煌めいていた四月卯月半ばの休日火曜日だった。

吉祥寺の勤務先は比較的多くのラーメン通の方がおられて、そんな中の福岡出身の方からこちらがかなり良いことを教えていただいた。

その店名をお聞きして、ラーメン関連本等で何度か目にしたことを思い出した。

まだ訪れていない老舗人気ラーメン店に数えられるこちらだが、そんなに美味しいのならばと休日を利用して今回出掛けることにした。

そんなわけで新宿で小田急線電車に乗り換え、久しぶり小田原線沿線の下北沢へやって来た。

電車から降りるとなんと地下ホームで、どうやら前後計3駅が先月の23日から地下区間化へ移行したようだ。

代々木上原駅〜梅ヶ丘駅間複々線化事業が進行中の小田急小田原線のようで、2018年完成予定らしく今後更なるトンネル工事・駅舎建築工事・交差道路整備が着工する予定らしい。

都会は常にアメーバのように変化して行くもので、変わらないのは人々それぞれが持つ心の中の思い出だけなのかも知れない。

さて北口から出て、右手道路のしもきた駅前通りを歩いて行き、突き当たりを左折して少し歩いた右路地前の左手建物の真ん中の場所にこちらがあった。

龍の文字の月の部分がドンブリ状になっていて、そこに麺が入る図案化された店名ロゴがあしらわれた白く大きな暖簾が目を引く店頭だった。

入口にはタレントの小池栄子さんが来られたらしく、その時の雑誌の紹介ページにサインが施されていてそれを大きく引き伸ばしたものが店先に飾られてあった。

さっそく入店すると平日正午前の開店まもない時間もあってか、先客一人のフロアが広がっていた。厨房には老練の店主と息子さんらしきお若い方がおられた。

奥まで進んで、そのお二人の近くのカウンター席に腰掛けた。店頭のメニューで見て決めた、シンプルに中華そばでお願いした。

新横浜ラーメン博物館にも数ヶ月だけ出店したこともある敦賀の名店一力で修業された店主が営む一龍@福井中野の弟の方が1984年の昭和59年に開業させたラーメン店のこちらだそう。

一力は1950年代に屋台から始めた店だそうで、1977年に店舗を構えた敦賀を代表する超人気有名ラーメン店のようだ。

お若い方はやはり息子さんで二代目だった。ふと見るとご飯メニューもないのに、何故かツボ漬けが目の前にあった。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、なるほど絶大に素晴らしく美味しいこちらの中華そば。全てが溶け込むような美味しさが実にたまらないもの。

豚骨と鶏がらによる白濁スープらしい。細めの縮れた麺がまたなかなか素敵だった。多めに入るチャーシューも美味しく、紅生姜から来る生姜の食材感もまた素晴らしく、気がつけば完食。

いや、かなりとんでもなく絶大に果てなく、何処までも瑞々しい風合いまであってとことん良かった。

(左フォト) 中華そば/店舗建物/下北沢駅インフォ (2014.04.15)


 中華そば専門店 一龍@下北沢

 住所:東京都世田谷区北沢2-30-11 北沢ビル1階  ★公式ファンサイトはこちら

 TEL03-3466-1671  定休日:無休  営業時間:11:30〜22:00

 アクセス:小田急電鉄小田原線下北沢駅北口下車。右手道路のしもきた駅前通りを歩いて行き突き
       当たりを左折して、少し歩いた右路地前の左手建物の真ん中の店舗。徒歩およそ4分。



最寄り駅は先月から地下化された小田急線下北沢駅。

昭和59年創業の下北沢老舗人気ラーメン店のこちら。

敦賀・一力の流れを汲むラーメンを提供している。

小池栄子さんの第二のおふくろの味のこちらだそう。

チャーシューめんは、チャーシューが15枚乗るようだ。

にんにくそばは、人気ナンバー2となるらしい。