弘富 東京・八王子



八王子系の人気老舗店を出て、比較的その近くにあるこちらも市内駅周辺の人気店して今回訪れることにした。脱サラして18年前から営業していた店主だそうで、六年前に改装した店舗のこちららしい。

そんなわけで店頭に到着すれば、青い荒波が描かれたその上に「煮干鰮」の大きな文字が入っていて、思わずそう遠くない市内行列店を思い出してしまった店頭であった。

5〜6段の階段を上がった場所が入口のこちらで、昇り切ると真鍮のような金属で出来た西洋の鎧らしきものが置いてあった。

しかしよく見ると少し様子が違っていて、なんと猫が人間のように立って皿を持っている像であった。皿を覗くと賽銭らしき小銭が沢山置かれていた。

そんな店先の状況を確認しつつ暖簾を潜って入店。数人の先客がいる店内で、奥から元気な声で店主が挨拶して出て来られた。

ラーメンをオーダーすると、また挨拶して奥にある厨房へ消えて行った。煮干しのような魚介臭が強い事も無い店内だった。隣りの方は魚介豚骨らしきつけめんに舌鼓を打っていた。

高校生・予備校生までは、百円引きのサービスをしていた。程なく到着。

一見すると刻みタマネギが散らされてこちらも八王子系かと思うものだが、口にして見ればなるほど魚介香る清湯醤油スープで、レンゲ一口でその違いに気がつかされたラーメンであった。

鰹節を基調とした魚介の味わいで、中細の麺はもう少し固ければパキパキとした音でも聴こえそうな程だった。無化調だそうで、なかなかの味わいだった。

細長いメンマに大判のチャーシューは八王子系的な良さがあり、スープと麺は都心のような現代的な顔を見せる味わいと食感と言えた。

札幌味噌のような焼いた感じのラードが多めに入っているのかアツアツだった。それでタマネギに甘味を誘発させている処だろうか。いや、なかなか良かった。


(左フォト) ラーメン/店舗外観 (2010.10.18)


 弘富 (ひろとみ)

 住所:東京都八王子市明神町3-11-1  定休日:日曜日  営業時間:11:00〜19:00

 アクセス:JR中央線八王子駅北口下車。外に出たら右手線路沿いの道を豊田方面に進んで行き
       500m程歩いた左側にあり。



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