広島乃風 東京・神田 ※閉店



新たなる台風である19号が沖縄周辺で猛威を振るい、火曜日頃には関東地方にもおよぶ恐れがあることをネットが伝えていた十月神無月中旬の第二日曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、台風の影響だろうか勤務先を出た頃はそれほど寒くもなかった、節気は寒露をとうに過ぎていたそんな午後七時過ぎだった。

先月上旬のオープンまもない頃に訪れたこちらだが、広島中華そばが気になっていた。と言うことで、今回仕事帰り立ち寄ることにした。

そんなわけで、また電車に一駅だけ乗って、その店頭へやって来た。さっそく入店すると、かなり大盛況なフロアのこちらで、数少ない空いたカウンター席に促されて腰を下ろした。

広島東洋カープ一色に染まるこちらだけに、本日はファイナルステージを賭けた阪神とのデーゲームの試合でサヨナラ引き分けの結果規定により敗退したその夜もあってだろうか。

傍にあった段ボールに張り付けたメニューを手繰り寄せて、それを手にしながら広島中華そばを味玉トッピングと共にオーダー。豚丼をまた注文しようとしたが、1個百円のばくだんむすびがそこで気になったので、それも二つお願いすることにした。

七年前に健康祈願で出掛けた広島旅行で口にした、老舗の上海総本店で口にした中華そばが思い出されるものだ。

先にばくだんむすびが来てそれを徐に頬張れば、おむすびの中に具は入るものでなかったが、これがなかなかの美味しさ。胡麻油に浸した韓国海苔が覆ったおむすびで良かった。

そしてまもなくして、広島中華そばも到着。なるほど広島つけめんがウリのばくだん屋のものだけに、煎り白胡麻が多めに浮かぶそんな中華そばがやって来た。モヤシが多めに盛られていて、それが広島らしさを語らせるには充分と言えるものだった。

それではと行かせて貰えば、モヤシが発する風情とはよそに、また違った感じの豚骨醤油。なんとも現代的と言える面持ちのもの。細ストレートの麺もまた、素敵な風合いがあってなかなか良かった。

それだけに、気がつけば完食。そこを出て通勤電車に乗って帰途に就く。そして自宅周辺に到着すると、なんとやたら寒かった。いや、なかなかとても素敵で実に美味しかった。

(左フォト) 広島中華そば+味玉/ばくだんむすび二個 (2014.10.12)


 広島乃風 (ヒロシマノカゼ)

 住所:東京都千代田区神田鍛冶町3-3-1 カリガネビル1階  TEL03-3526-2823

 定休日:無休  営業時間:11:00〜24:00

 アクセス:JR神田駅北口下車。中央通りに出ないで北口正面の道路を直進して大通りの横断歩道
       を渡った目の前にあり。



神田駅から程近いこちらの夜の店頭。

店内はとにかく広島東洋カープ一色。

もつ天なる広島名物もあるらしい。






夏の終わりを見せつけるようにそよ風が蝉の音を運んで、青空から注ぐ陽射しも以前よりは優しくふり注いでいた九月長月上旬の休日火曜日だった。九月になれば、九月の風がそよぐ。

2000年8月創業の広島つけ麺本舗ばくだん屋が監修したと言う、ご当地のつけ麺やラーメンをウリにしているらしい、こちらが先月の28日からオープンしたことを知って訪ねることにした。

ばくだん屋はこれまで都内でも営業していたことがあり、八重洲や渋谷にもあった時期があり、2008年2月に新宿でも再度開業したが数年で残念ながら閉店してしまった。

そんなわけで本日もまた、神田駅を降り立った。中央通り側にあるのかと思いながら北口正面の道路を進むと、その先の大通りの向こうにこちらが見えてあそこかとなった。

横断歩道を渡って店頭に立つとオープンまもないだけに、元広島東洋カープ選手の現野球解説者大野豊氏や、達川光男氏などの氏名が並ぶ開店祝いの花々が飾られてなかなか壮観だった。

さっそく入店すると、正午前ながらランチタイムもあって、盛況な店内が広がっていた。

お店の方が近づいて来て、開口一番に広島中華そばと広島焼きそばが広島市内の仕入先から入荷が遅れて提供出来ないことを申し訳なさそうに教えてくれた。

広島つけ麺を食しに来たことを告げると笑顔に戻って、辛さの確認があったので普通で幾つかを確認すると2だそう。

それならばと3でお願いすることにしてさらにその豚飯セットを希望した。

1954に創業した新華園で提供される冷麺が発祥とされる広島つけ麺で、以前に厳島神社を訪れた折りに立ち寄った流行屋や、東京・四谷などで営業していたぶちうまが思い出される

一度後ろを振り返ってから「満席なので今しばらくお待ち下さい」と告げて持ち場に戻って行った。

そこでしばし待機するようにそこに居て、何気なく見ると店内は広島東洋カープ一色に染まるまさしく赤々としたフロアだった。

2010年シーズン球団史上初の勝利数15・奪三振数174・防御率2.21で三冠を達成した、平成年数が年齢の若きエース前田健太投手のサインが入ったユニホームが飾られていた。

夜はプロ野球の広島戦ナイターが、店内の比較的大きい液晶テレビで放映されるらしく、その案内が手書きでなされていた。

そして程なく先客の一人が精算を済ませて帰って行き、その空いた窓側のカウンター席に「狭くて申し訳ありません」と言いながら促してくれた。

確かに狭かったが偶然にも左側が壁面の場所で、左利きでも気がねなく食せる場所で良かった。直ぐ目の前には、煎り白胡麻が自由に取れるようになっていた。

案内の中にぶちうまの文字が見掛けられたが、ぶちうま@四ツ谷とは全く関係ないらしい。

程なく到着。それではと行かせて貰えば何とも言えない風情の豊かな広島つけ麺で、とても美味しく実にたまらないもの。

茹でキャベツや白髪ねぎの風合いもなかなかだった。さすが地元人気有名店監修によるものと言えた。使用食材や製麺所が、広島ばくだん屋と同じものだそうだ。

煎り白胡麻を掛けて口にした豚飯も素敵で、気がつけば完食。店長さんらしき方や、話し掛けた方も広島のご出身だそう。

思わず昔勤めていた秋葉原家電量販店の直属上司が、広島出身で「俺の先祖は村上水軍に居たんだ」とよく口癖のように言っていたことを思い出した。

湘南乃風のロゴを手掛けた書家の方の翠蘭Worksからも開店祝いの花が来ており、こちらの店名はそんな方の関係も絡んでいる店名のようだ。

ふと見ると厨房側壁面にカープ選手のサインがあり、全て「ばくだんさんやへ」と記されたものだった。どちらかと言えば、フランチャイズ店要素の強いこちらと言うところだろうか。

広島中華そばや広島焼きそばも、気になるところだ。いや、かなり絶大に素晴らしく、なかなかとても実にぶちうまだった。

(左フォト) 店頭/ばくだん屋の広島つけ麺/豚丼 (2014.09.02)


広島つけ麺本舗ばくだん屋が監修してオープンしたこちら。

煎られた白胡麻が、自由に利用出来るようだ。

若きエース前田健太投手のサインが入ったユニホーム。

夏の夜は広島戦ナイターで盛り上がるようだ。

厨房側壁面にカープ選手のサインがずらりと並んでいた。

漫画風に広島つけ麺の美味しい食べ方を紹介していた。