麺屋はつがい 東京・荻窪





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すっきりしない曇り気味の梅雨空から、わずかな陽射しを感じるものの夜はまた雨模様が予測されて、西日本は大雨が懸念された6月も半ばの日曜日。

そんな今日も仕事が終わって外に出れば、僅かな霧雨がシルクスクリーンの生地の織り目を映すように降り出して、ごく一部の人だけが傘を指していた今宵だった。

年明け早々の寒い日に初めて訪れたものだが、社内の方で一時期こちらにハマった事をお聞きしたのをきっかけにして、また訪れて見たくなり会社帰り荻窪で途中下車してやって来た。

この前も仕事休みの日にやって来た荻窪の街だったが、早めに着いてしまい周辺を散策しているとたまたまこちらの店先を偶然通り過ぎた。

するとこちらも開店前でまもなく営業を始める頃と言う感じの店頭には、開店を待つ二人の人影があり着実に荻窪でも認められている一店となっているようだった。

そんな事をふと思い出した程に、今夜もかなりの人気を博しているようで、入店するとちょうど満員御礼の大変盛況なフロアだった。

券売機でまたつけ麺大のボタンを選択して、ふと目に止まったチャーシュー2枚のボタンも連打。

チケットを取り出してから、念の為死角の席が空いていないか確認して壁際の店内の待ち椅子の奥の席に腰を降ろした。

まもなくチケットを受け取りに来たお店の方にそれを手渡す際に一つの希望を出して見たが、駄目だったので普通にあつもりをお願いする事にした。

つけ麺を食す際に麺を主体に楽しむ私にとって、あつもりとひやもりがあれば、そこは大抵はひやもりとなる。前回こちらへ訪問した際にもひやもりでお願いしたが、その際に顎が疲れる程やや麺の硬度が強かった。

そこでひやもりで水でしめた後あつもりのようにお湯にサッとくゆらせて提供出来ないかを聞いた次第だった。程なく到着。

困った顔をした意味が、オーダーしたつけ麺がやって来て判った。こちらのあつもりは三鷹にも支店があるTETSUと同じように、出汁スープがたっぷりと注いだ中に麺が泳いでいた。

ともあれたまにはあつもりも悪くなくそれではと行かせて貰えば、出汁スープだけにつけ汁が薄まる感覚は皆無で、後半になるにつれてこちらのファンタスティックな醍醐味が顔をだして来てとても良かった。

豚骨と魚介を10時間煮込んだ濃厚スープだそうで、最後の方になってから魚粉や七味唐辛子や柚子汁を入れて更に愉しめた。

あつもりとひやもりの違いもあるのかも知れないが、とろみの質も変化した感じでつけ汁はかなり進化した感じだった。

なかなかの麺量ながら、気がつけば完食。いや、なかなか良かったあつもりだった。

(左フォト) つけ麺大あつもり+チャーシュー2枚(汁・麺)/店頭外観 (2011.06.12) 


青空から注ぐ陽射しがまた以前よりも強くなって来た風な、冷たい大気が首都圏を覆うものの春が更に近づいて来た感ある1月下旬の木曜日。そんな今日も仕事が終わって外に出れば、ややいつもより寒い午後8時過ぎだった。

昨今流行りの濃厚魚介豚骨つけめんを提供するお店ながら、余所とは違う味わいでありつつもなかなか好評を博しているお店として気になる処となっていたこちらへ訪れる事にした今夜だった。

そんなわけでまたJR荻窪駅で、途中下車してこちらの店頭へやって来た。

何度となく周辺のラーメン店へ訪れているだけに、何度か店の前を行き来しておりやっと入店する今夜となった。

入ると直ぐ右手に個人店でよく見るような小型の券売機が置いてあり、少し意外なサイズの券売機と言えた。実はつけめんモードにガッツリ入っていた今夜だっただけに、麺量450gらしいつけ麺大盛を選択した私だった。

昨年の2月13日にオープンしたこちらで、今回朝霞にあるお店の支店だと思ってやって来た。そう思っていただけに、奥の席に促された方にそこら辺をお聞きすると何だか違う風な様子のご返事だった。

意に介せぬまま、とりあえず促されたカウンター席に腰掛けてつけ麺の到着を待っていると、先程の方とは違うこちらの責任者の方らしき男性が姿を現した。

つい最近までは同じ会社だったようだが、少し前に暖簾分けのような形で独立したお店だそう。店名は朝霞の店の店主のお名前だそうで、中華料理経験の長い優れた方と教えてくれた。

あつもりに対応するお店でその確認を受けたが冷やもりでお願いした。太い麺の所為なのかやや茹で時間が長かった。水でシメる時間も手間を惜しまずかけていたこちらだった。

そして到着したつけ麺をいつものように撮影してから行かせて貰えば、なるほどその味わいは実に美味しく、そしてなかなか独特な面持ちのもの。

そのつけ汁のトロミはかなりのもので、麺に汁の付着が少ない程だった。刻んだチャーシューが多めに底に沈んでいてそれは嬉しい量だった。

この寒い時季の水道水でしっかりシメていたので麺のコシが意図的なものかと思えば、どうやらそうでもないようだった。風合いが良くかなりのコシがある太麺だった。

博多ラーメンで麺の固さが選べたりするものだが、つけめん店でもそうした対応を試みても面白いと気がついたつけめんだった。麺柔らかめを希望してくれれば対応してくれるそう。

かなりの麺量ながら実に味わい深く、麺を汁にくゆらせると言うよりは、上に乗せながら愉しむ感じで、やめられない止まらないと思っている内に気がつけば完食だった。スープ割りも良かった。

お店の方に挨拶を済ませてこちらを出た後、帰りの電車の中でいつものよう実食したお店の関連店について調べて驚いた。

大抵当日訪問するラーメン店は直前に決めており、今日もそうでその資料は営業時間や住所など簡単なデータで訪問していただけだった。

江古田と盛岡に支店を持つ朝霞の麺屋はつがいは2007年1月に創業したお店だが、なんと昨年の12月12日より店名を「あさか麺工房」と改称していたからだ。なお練馬にも支店があったものの、最近そちらは閉店させた模様だった。

またこちらの店主も朝霞の組織の要の一人だったようだが、もう一人そんな方がおられて、その方も独立して栃木県佐野市に麺処はつがいなるお店を昨年3月19日にオープンさせていた。

ともあれ、これがなかなか美味しな、つけ麺だった。また訪問して見たい。

(左フォト) つけ麺 大(汁・麺)/店頭外観 (2011.01.27) 


 荻窪 麺屋はつがい

 住所:東京都杉並区荻窪5-23-12  TEL03-3392-4407  定休日:水曜日

 営業時間:11:30〜15:30/17:00〜22:00 ※土日祝日は中休みなし

 アクセス:JR中央線荻窪駅南口下車。荻窪南口仲通り商店会に入って100m程進んだ右側にあり。



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