横浜家系 花道家 東京・秋葉原 ※閉店





梅雨空から霧雨が降り出しては少しだけ止んで、そしてまた蒸せる水蒸気のような雨が降っては止んで、それはまるで一定のリズムを刻むかのように繰り返していた。

そんな朝方の雨にバスが渋滞して随分前の停留所から歩かされ、この陽気と湿度にしばらく汗が止まらなかった七月文月上旬の金曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、朝方の似たような霧雨が秋葉原の夜空から落ちていた午後七時過ぎだった。そんな今夜はふとネットで見つけたこちらのことが思い浮かんで訪ねることにした。

昨年の12月21日にオープンした横浜家系ラーメン店で、店舗設計デザイン全般は渋谷区代々木にオフィスを置く株式会社インティと言う企業が携わったようだ。

以前はファンも多かった元祖1キロカレーショップのマンモスカレーが在った場所で、それ以前にはその昔に中華料理幸園が営業していた場所だけに気になっていた。

こちらの隣りにあった今は無き倉庫ビルを所有していた家電量販店に当時勤務していた関係で、残業の時などに幸園からよく出前を取ったものだ。

資本が変わって大幅な人の入れ替えがあり、そのリニューアルオープンの時には、メニュー全品500円と銘を打って華々しくオープンしたことがあった。

そして中華料理麺工作と言う店名にリニューアルした後に、残念ながらその店も姿を消して行った。そう言えばこちらもオープン三日間は、ラーメン500円と銘を打ってオープンしたと言う。

と言うわけで小雨そぼ降るなか、傘を指しつつその店頭へやって来た。そろそろ建て替えて営業しているかと思えば、風情のある変わらぬ古い建物を派手に演出させて営業していたこちらだった。

さっそく入店すると直ぐ右手に最新鋭の券売機があり、まず醤油味・塩味・味噌味の中から選ぶようになっていた。

そこで醤油味を選ぶとそのラインナップが並盛・大盛・特大のボタンと共に表示された。価格は並盛から特大までどれも同価格になっていた。

どうやら期間限定サービスとして、6月25日から夏のお客様感謝祭が始まったものらしい。麺2玉の特大と麺1.5玉の大盛の麺増量が無料だそう。

そこで醤油味玉らーめん並盛を選んで、出て来たチケットを掴んで振り返ると、厨房側でない手前のカウンター席に促されてそこへ腰掛けた。

期間限定で特大まで同料金で、しっかりした濃厚の横浜家系らーめんが提供されていることもあってかそこそこに盛況なこちらで、待っている間にも後続客が何人も続いていた。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、なるほどなかなかの濃厚加減が、かなり実にたまらないもの。こうして食べ歩いて来ているだけに、その真価の良さはよく判るものと言えた。

花道家店主の生まれ故郷が九州らしく、その関係から鹿児島・宮崎等の九州産の豚にこだわり、頭骨とその他頭骨・大腿骨等を3対7の割合で使用しているらしい。

冷凍ものはいっさい使用せず、徹底した下処理をして20時間以上丁寧に炊き出した濃厚豚骨スープだそう。鶏油も鹿児島産の丸鶏から抽出したものらしい。

実は好みの確認があった時に麺カタだけお願いしたが、けっこう太い麺がなかなか固いものだったがこれがまた良かった。

チャーシューも美味しく、味玉も適度なスタイルで、気がつけば完食。今月の七日からは、いよいよつけ麺の提供を始めるそうだ。いや、かなりとんでもなくなかなかの濃厚加減が実に素敵だった。

(左フォト) 店舗遠景/醤油味玉らーめん並盛/店先  (2014.07.04)


 横浜家系 花道家 (ハナミチヤ) 秋葉原

 住所:東京都千代田区外神田3-2-11 遠藤ビル1階  TEL03-3256-8731

 定休日:不定休  営業時間:11:00〜21:00

 アクセス:JR秋葉原駅電気街口下車。中央通りを上野方面に進み、住友不動産秋葉原ビルの交差
       点を左折。一つ目の右路地を入ってその先の十字路を左折。少し歩いた右側にあり。



6月25日から夏のお客様感謝祭で特大まで同料金。

赤と黒を基調にした空間デザイン。

横浜家系らしく、好みのシフトにしてくれる。

新しい空間の中にレトロさがあり雰囲気が良かった。

スープまで完飲すると、良いことがあるらしい。

2013年12月21日にオープンした横浜家系ラーメン店。