博多らあめん ぐるり 東京・荻窪 ※閉店



クリスマスが過ぎると大晦日も手に届きそうな距離と言う気分で、いつもの朝方の洗顔で水道の水の冷たさに更なる冬の深まりを覚えた、そんな午前中の陽射しの淡さにもそう感じた12月下旬の日曜日。そんな今日も仕事が終わって外に出れば、午後8時過ぎはそれほどでもない寒さだった。

時に豚骨ラーメンをやれば流行るなんてそれこそ都市伝説があるほどに確かに人気の強いラーメンで、その昔はずいぶん乱立したものだったがそれも落ち着いた頃に大喜@湯島が第1位になったテレビ番組をきっかけにして現在のラーメンブームが続いているように思う。

そんな白濁豚骨の博多ラーメン店が荻窪のしかも駅南口前に在るとして気になっていて、会社帰りに訪れる事にした今夜だった。2002年1月にオープンした無化調の博多ラーメンを提供するお店のようで、なんともそれが荻窪の街にある博多ラーメン店らしかった。

そんなわけで例によって荻窪駅で途中下車。そして南口出口のエスカレーターを上がると、車道の向こうにこちらの入り口が佇んでいた。地下にあるお店で、誰かがその入口にある階段の前に立てば塞がって入れない程狭く、ちょうど入口のメニューを見ながら悩んでいるグループ客がおられてその二人を避けながら階段を降りて行った。

一番下に着くと自動ドアのような扉が、いきなり開いてちょっと驚いた。ともあれ入店すると意外と狭かった店内で、たまたま先客がいなくて閑散としていた。

厨房側以外に壁側にもカウンター席があって、落ち着けそうだったので、そちら側に腰掛けてからメニューを見た。そこから小ライスが付いて麺が無くなってからクッパとして楽しめる旨の案内があった、ぶたキムチらあめんをお願いした。

それにしてもインフォされていたメニューは、博多ラーメン店とは言い難い程のバリエーションだった。そもそもオーダーしたメニューだって博多ラーメン店では聞かないものだ。そんなラーメンは先客ゼロもあって、さほど経たずしてやって来た。これがなかなかのオーラが感じられるそんなラーメンだった。

それではと行かせて貰えばこれがしみじみと来る味わいの豚骨スープで、ぶたキムチと言う具材が辛味が多めでありつつも、見事なまでの変化球となっていて良かった。

なるほど無化調らしい瑞々しい旨味が少量の焦がし醤油や揚げニンニクによってまた違う風情を宿していた。その揚げニンニクも今時珍しい自家製風で、そんなさりげなさが随所に感じられた。

気がつけば麺が無くなって、ライスを残った豚骨スープにダイブさせて口にすれば、これまたなかなかの美味しさと言えた。いや、なんともかなり良かった。

(左フォト) ぶたキムチらあめん/店頭外観 (2010.12.26) 


 博多らあめん ぐるり

 住所:東京都杉並区荻窪5-28-10竹西ビルB1F   TEL03-5335-5665  定休日:年中無休

 営業時間:11:30〜翌1:30  アクセス:JR中央線荻窪駅南口出口そば。



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