中国料理 五十番 東京・立川





北風は穏やかであるものの雨ならぬ降り止まぬ枯れ葉が、歌詞の中の情景を奏でるように色褪せてゆく冬と言う名の景色の四季を加速させていた、そんな霜月も下旬を迎えた日曜日だった。

時に立川市は、何とウドの生産量が日本一らしい。ウコギ科の多年草で、数少ない日本原産の野菜だそう。ちなみに立川ウドは軟化ウドだそうで、ウドにも色々あるらしい。

そんな立川だけに市内には中華料理店を中心に、ウドを利用したウドラーメンなるラーメンを、何店かで提供しているようだった。

ネットで調べて見ると、こちらがそれで随分TVに取り上げられており、気になる処となって訪問する事にした今夜であった。

そんなわけで午後8時過ぎの店頭に到着すれば、丁度4〜5人のグループ客が精算を済ませて出て来たばかりの賑やかな店先。そんな方々に注意を払いながら、すり抜けて店内へ入って行く。

すると中はガラガラで、今出て行かれたグループ客が最後のような雰囲気になっていた処に、私が突然入って来た風な感じだった。入口近くのテーブル席に促されてそこに腰を降ろした。

すかさず店長さんらしき方が、メニューやお絞りなどを携えてやって来られた。ウドラーメンを提供していると聞いてやって来た事を告げると、笑顔がワンランク上がるようなお持て成し。

ウドを利用したラーメンは、全部で3タイプ有るそう。醤油味のアンカケが一番スタンダードだそうで、それ以外にチャンポン風にアレンジしたスープの白濁させたパイタン麺に、ウドを千切りにして中国辛味噌を利用したピリ辛ラーメンもあるらしい。

それならばパイタンラーメンが面白そうと、それを大盛でお願いする事にした。こちらが中心になって立川ウドを利用したラーメンを、立川名物にしようと頑張っているそう。

立川ウドは市内の砂川地区で盛んに栽培されているそうで、わざわざそこまで買い付けに出掛けているらしい。時価らしく行く度に価格が変わるそうで、この夏の猛暑の影響があるのか、かなり高くなってしまったそう。

ブログは当たり前のように更新して、精力的にツィッターもやっているこちららしい。それによれば10月中旬に発売された東京ウォーカーでは、こちらの海鮮チャーハンが紹介されたそう。

ところで「五十番」と言えば、神楽坂の途中にある肉まんを店頭販売している中国料理店が有名だが、そちらと関係あるのか気になる処だが見た限りそんな感じには見受けられなかった。程なく到着。

なるほど解したカニの身が乗って長崎チャンポン風だが、どちらかと言えば五目タンメン風。とは言えレンゲでスープをすくえば立派なパイタンで、味わえば中国高級調味料が入ってこれがなかなかの味わいを示すもの。

中細の麺がまたいい風情があって、シャキシャキと来るウドの食感が実に楽しくなる美味しさ。ウドはとてもヘルシーだそうで、ビタミンB1にB2やCにアミノ酸を多く含有しているそう。

その成分は発汗解熱作用や血流促進に利尿促進だけでなく、中国ではリウマチの痛み止めとして珍重されているらしい。それだけに体をポカポカと温め、筋肉を緩解させて柔らかく保つ働きもあるよう。

そうした処から片頭痛・手足のねんざ・冷え症・足のしびれやむくみ・慢性気管支炎・風邪の初期症状の改善に有効とされているらしい。

ゴボウのささがきのようなウドがたっぷりと入って、野菜のボリュウムも良い量ながら、気がつけば完食だった。いや、なかなか良かった。

(左フォト) うどラーメンパイタン麺大盛/ゴボウのささがきのようなウド/店頭外観 (2010.11.21)


 中国料理 五十番    ※公式ブログはこちら。 ※ツイッターはこちら

 住所:東京都立川市錦町1-4-5 TEL042-522-7472

 定休日:お盆とお正月  営業時間:11:00〜21:00

 アクセス:JR立川駅南口下車。南口左手の階段を降りて行き左手へ進んで行く。途中のY字路
       を右に進み次の信号交差点をさらに直進。しばらく歩いた右側にあり。



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