吾衛門 東京・西八王子





朝方の雨も止んだものの、すっきりしない空が広がっていて時折りだけ小雨が予測されていた、そんな新しい勤務先となって仕事が始まり初めての休日となった十月中旬の火曜日だった。

時に現在国内には多くのご当地ラーメンが存在している。佐野ラーメン然り、旭川ラーメン然り、和歌山ラーメン然りで、それは大変に多いと言えた。そんな中で千葉の代表的なご当地ラーメンと言えば、竹岡らーめんが上げられると思う。

チャーシューを煮込んだ醤油ダレをお湯で割ったスープに乾麺を泳がせ、沢山のチャーシューと刻みタマネギが乗るビジュアルで知られている。

ラーメンの薬味と言えば長ネギが一般的と言えるが、そんな刻みタマネギを利用したご当地ラーメンが同じ関東地方にもう一つある事は、最近では竹岡共々随分知れ渡るようになって来た。

それが八王子周辺に多く見られる八王子ラーメンで、立川が勤務先となって身近な周辺となった事に、まだその八王子ラーメンのお店を既に同市内のお店を数か所紹介していながら、まだだったので出掛ける事にした本日であった。

そんなわけで既に慣れてきた感のある、中央線快速電車に乗車して、今回立川の先の西八王子までやって来た。

本八幡を出た時は暗い空だったが、こちらまで来ると陽射しが注いでいて、夏の面影も見つけられそうな青空が広がる好天の八王子市内だった。雨の予報も、どこ吹く風だった。

今回は同じ下車駅で二軒予定していて、営業時間が早く始まる方へ先に店頭へ立ったが、そちらに到着するとまだ営業していなかった。

少し待っていると中から店主が出て来られ、今日だけ30分遅れてしまうそう。それならばと少し間を置いてこちらにやって来れば、既に営業時間が過ぎていて盛況な店内だった。中へ入って行って、空いたカウンター席の一つに腰掛けて中華そばをお願いした。

甲州街道沿いだけに目立つ場所で後続客も続いて、町の人気店と言うよりは街道の人気店と言うフレーズが似合いそうなこちらであった。程なく到着。

独特な細いメンマに微塵切りの玉ねぎが中細ちちれの麺の上に浮いてこれは美味しそう。

それではと行かせて貰えばラードは口にしている最中は思った程感じずにあっさりした風味が先行していてその分奥行きのあるスープの味わいが良かった。

豚骨に豚ガラに煮干し・鰹節・鯖節・宗田鰹節等と言った魚介食材に香味野菜も用いられているらしい。麺が適度にスープを持ち上げ、地味そうでそうでも無い嬉しい旨みに酔いしれた。

以前この近くのラーメン店を訪れた際、こちらの外に待ち列が出来ていたのを見て気になっていたが、その時はそのままにして忘却の彼方となってしまった。。

今回立川勤務の関係で某マイミク様に、こちらが良いと太鼓判を押して頂いたのがきっかけで西八王子行きが決まった次第だった。

気がつけば完食。精算を済ませて外に出ると、街路樹の常緑葉がそよ風に揺れていて、木漏れ日も一緒に揺れていた秋の甲州街道だった。

口にしている最中は気がつかなかったが、なるほどラードが若干だけ後から感じるラーメンであったが、特に違和感のようなものは無かった。いや、やっぱりかなり良かった。そして次のお店へ。

(左フォト) 中華そば/壁に貼られたメニュー/店舗外観 (2010.10.12)


 中華そば専門店 吾衛門 (ごえもん)

 住所:東京都八王子市千人町3-3-3  TEL042-526-2010

 定休日:日曜・祭日  営業時間:11:30〜20:00

 アクセス:JR中央線西八王子駅北口下車。甲州街道に出て横断歩道を渡ってから左手に歩いた
       通り沿い右手にあり。



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