麺処 銀笹 東京・銀座





真夏の陽射しが容赦なく街角を照らしていた、そんな大暑の時季らしい7月下旬の休日金曜日。新橋周辺に所用が出来たこともあって、以前から気になっていたこちらへ訪れて見ることにした。

そんなわけで久々JR新橋駅に降り立ち、汐留某所へ立ち寄った後でこちらの店頭へやって来た。今日もすでに30度を越えて真夏日の界隈だ。

開店まもない時間で二人の方が券売機でチケットを買っていた店先。前の方は一万円札の両替があるらしく、その方から順番を譲られて券売機の前に立った。

この暑さだしつけ麺にすることも脳裏に過ったが、やはり初心貫徹となって人気メニューの銀笹塩らーめんを選んだ。

そしてせっかくだしサイドメニューも行ってしまえとなって、手頃な金額の半焼豚飯のボタンを連打。

奥へ進むとお店の方が待ち受けていて、その方へチケットを手渡すとお好きな席へどうぞとなり比較的入口寄りの壁際の席へ腰を下ろした。

日本料理店で修行を積まれた方が、2年前の2010年11月25日に開業させたラーメン店だそう。うなぎの寝床のような店内だが、そそこそこの長さのフロアだ。

テーブルには盆が敷かれていて、その上に箸と漆塗りのようなレンゲにお洒落なコップが置かれてあった。そこに薬味が入った小皿が来て、「どうぞ」と言葉を添えてさらにその上へ置いてくれた。

テーブルの上にあった冷水ボトルが小ぶりでお洒落なもので、その冷水をコップに注いで喉の渇きをまず潤した。

周辺のサラリーマンらしき方々が続々と入店して来るこちら。その人気度の高さがそれで理解できたものだった。程なく到着。

この神々しい面持ちは、一体何処から来るのだろうか。明らかに本格的なスタイルで、オーラが違っていた。色のくすみ方も時間をじっくりと掛けた感じで、ゆっくりと表出させたのだろう。

それではと行かせて貰えば、なるほどこれは実に美味しい和の手法が随所に見られるもの。麺の風合いも実になかなかで大判のチャーシューがまたかなり良かった。

それにしても旨いスープだ。昆布・鰹節・煮干などでとった出汁をベースに鶏ガラ豚骨を合わせたそうだが、それ以外の食材も幾つか浮かぶスープだった。

後半になってから最初に来ていた薬味を投入して口にすれば、また微妙に違った風情を愉しむことができた。

半焼豚飯も水菜と長ネギがあしらわれていて、150円で半分にしては量もやや多めで、かなり素敵なサイドメニューと言えた。

ちなみにもう一つのサイドメニューに鯛飯があるようで、そちらを選んだ場合はラーメンスープを鯛飯に入れて鯛茶漬けにして楽しめるよう、ドンブリにはその注ぎ口が設けてあった。

気がつけば完食。いや、実にとんでもなくかなりとても旨い、そんな素敵な銀笹塩らーめんと半焼豚飯だった。


(左フォト) 銀笹塩らーめん/半焼豚飯/店舗外観 (2012.07.27)


 麺処 銀笹 (ギンササ)

 住所:東京都中央区銀座8-15-2藤ビル1F  TEL03-3543-0280  公式サイトはこちら

 定休日:日曜・祝日  営業時間:11:30〜15:00/17:30〜22:00

 アクセス:JR山手線新橋駅銀座口下車。蓬莱橋交差点の歩道橋を利用して昭和シェル石油の
       ガソリンスタンドの右手に降りる。スタンドの裏手の路地を左折して行った右側にあり。



  2012.07.27 店頭の細やかな配慮のあるインフォメーション。   2012.07.27 着席するとお盆が置いてある。