麺達 吟風 東京・赤羽





久しぶり真っ青なすっきりとした青空が広がって、ここのところ涼しかったが午後からまた暑くなる予報が出ていた九月長月も半ばの木曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、弱い南風が少しだけ季節を押し戻していた、陽暮れても気持ち夏薫るそんな午後七時過ぎだった。

赤羽駅周辺で横浜家系風の豚骨醤油らーめんを提供しているこちらとして、気になるところとなり仕事帰りさっそく訪れることにした。

時にその昔赤羽には日本初の国産飛行機製作工場があったと言う。大正5年5月、その赤羽飛行機製作所は開業したようだ。

築地の開業医である岸博士が医者の道を投げ打って始めたものだそう。それだけに、別名で岸飛行機製作所とも言われたらしい。

そんなことがこちらの商店街の公式サイトで紹介されていた。隅田川沿いに位置する志茂東公園周辺にそれはあったそうだ。閑話休題。

そんなわけでまた赤羽で途中下車して、赤羽スズラン通り商店街のLaLaガーデン内に在るその店頭へやって来た。2012年3月1日にオープンしたこちらだそう。

入口上の店名看板にある冠の文字が独特な書体で、ちょっと見ると何て書いてあるのか読み取れなかった。麺選?麺逢?麺達?麺遍?それとも麺遷だろうか。

そこでデジカメに撮影してチェック。その拡大画像を見て、初めて麺達と言う文字が読み取れた。

その場所は以前首都圏でフランチャイズ展開するせい家さんが営業していたようだ。それだけに前店舗は、直営店とは考えにくいだろう。

おそらくFC契約していた外食店企業がその契約を終了させ、培った過去のノウハウと合わせて独自ブランドを展開しているところだろうか。

さて、店内に入ると券売機のない比較的広い店内が待っていた。左手にカウンターが奥まで延びてその奥が厨房で、一番奥の方にはスープが煮立つ大きなズンドウが見えた。

もしも、せい家直営店で別ブランドの店なのであれば、そうした場合券売機は必須であり、やはり先述した予測の通りと言ったところだろうか。

奥寄りのカウンター席に腰掛け、メニューから薬味ネギらーめんに味付け玉子トッピングもオーダー。

太麺か細麺好きな方を選べるそうで、そこはもちろん太麺でお願いした。後続客が続く店内で、俄かに活気づくフロア。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、なるほどなかなか素敵な横浜家系風の豚骨醤油らーめん。絶妙な濃度がこちらの責任者の方の裁量のレベルの高さを感じさせるもの。

三河屋製麺らしいその麺も、さっくり来る家系らしさ全開で、実に喜ばしい持ち味が素敵だった。

チャーシューに味玉もに海苔に至るまでなかなか味しく、薬味ネギ入りにしたが濃い味の豚骨醤油にちょうど良いトッピングだった。気がつけば完食。

濃厚魚介豚骨つけ麺も始めたようで、入店オーダー時そのインフォに気持ちが揺らいだが、また来れたらそちらも愉しみたいところ。

精算時にお聞きすると、やはりせい家さんとは現在なんの関係も無いそう。いや、なかなかの味わいで、かなりとても実に素敵で美味しかった。

(左フォト) 薬味ネギらーめん+味付け玉子/メニュー/店舗周辺 (2013.09.12)


 麺達 吟風 (めんたつ ぎんぷう)

 住所:東京都北区赤羽2-4-11  定休日:無休  営業時間:11:00〜翌2:30

 アクセス:JR京浜東北線他赤羽駅北改札東口下車。ロータリー左側の通りの歩道を奥へ歩いて
       行き、前方に見える赤羽スズラン通り商店街のLaLaガーデンに入る。100mほど歩いた
       右側にあり。徒歩およそ4分。



赤羽駅からそう遠くないLaLaガーデン内にある。

和の面持ちの店頭外観。

濃厚魚介豚骨つけ麺もウリらしい。