麺屋 元福 東京・五反野

※東京都台東区上野5-25-1時代






秋らしい雨が降っては止んでが続く、そろそろ夏の気配を探すのも難しくなって来た、そんな九月下旬火曜日の午前中。総武線電車からいつも錦糸町辺りでよく見える東京スカイツリーも、かなり霞んでいた天候の本日であった。

日曜日に仕事が終わって午後8時半に訪問したのがこちらで、既に店じまいしていたので休日を待って今回そろそろ何かと落ち着いて来た頃だろうとやって来た次第だった。

9月3日にオープンしたばかりの、元巨人軍選手元木大介氏がプロデュースしたラーメン店だ。オープン時には長島茂雄氏や原辰徳監督に、中山秀征さんや美川憲一さんや徳光和夫さん等からの祝花が並んだそう。

元木大介氏は1990年読売ジャイアンツより1位指名で入団し、92シーズンから1軍での活躍が始まった。1998年には元人気日本テレビアナウンサー大神いずみさんと結婚。しかし04シーズン故障が続いてしまい、翌シーズン33歳と言う年齢で残念ながら引退。その後活躍の舞台を、テレビスポーツキャスターと変えて今日に至っている。

早めに来て開店前に立ち寄ると、ちょうど入り口でお姉さんがガラス戸を丹念に清掃している最中で、さりげなくその方に元木選手のお店か確認すると、笑顔で応えてくれて気持ち良かった。

まだ営業開始時間までしばらくあったので周辺で時間を潰し、開店まもない時間に戻って来ると、ちょうど6人近い外列が店内へ吸い込まれてゆく最中であった。

こうした系統のお店だと感じるオーラもそれなりであったりする場合があるかも知れないが、お姉さんが綺麗にした窓ガラスが象徴するように厨房の方の顔つきも良く、いい風情を醸すオーラを感じる事が出来た。

そして特に決めずに券売機に立てば、つけ麺&トマトがオススメとあったのが目を引いた。ふむふむと参考にさせて貰い、味玉つけ麺に角切りトマトと大盛のボタンを、元野球選手のお店だけに3連打固め打ちした私であった。

チケットを手渡すとカウンター席の一つに促されてそこへ腰掛けると、直ぐ目の前の壁には氏の巨人軍時代のフォトが2枚飾られていて、その1枚は清原選手の隣りでガッツポーズする姿だった。

また元福のモットーと言うインフォもあって、そこには愛されるラーメン屋である事を念頭にして行きたいと言う内容が切々と語られていた。

既にこちらが元木選手のお店と言う事でネットでもかなり知れ渡っているようで、店頭には元木大介の「も」の字も無いものの、フォトを見ても当たり前のようにして入店して来る後続客ばかりであった。程なく到着。

おお、やって来たつけ麺も、これがなかなかの風情を魅せていた。それではと口にして行けば、特に最新事情系的な濃厚スタイルではないものの、いい風合いの魚介感の豚骨魚介系のつけ汁だった。

豚骨・鶏ガラ・魚介をじっくり12時間煮込んだ出汁だそうで、元福のモットーである愛されるラーメン屋に符号するものを感じ取れた。麺は国産小麦のホクシンをブレンドして、風味と持ち味共にスープと相性を重視したものだそうで、確かにその通りで麺が先走りする事なく実に良かった。

メンマはメンマと言うよりは、タケノコをあっさり煮付けたものだった。チャーシューもよく出来ていたが、小エビは無くてもいいように思えた。

小さくさいの目にカットされた角切りトマトは後半になってからどうぞとやって来たので、半分ほど麺が無くなってからつけ汁の中へ投入したが、なるほどこれが何ともフルーティなフレッシュ性のある甘みが来てとてもいいアイデアと言えた。

気がつけば完食だった。スープ割りも良かった。限定が出来たら「大リーグボール1号つけ麺」なんてネーミングが付いたら面白そう。いや、美味し生トマト味玉つけ麺大盛であった。

(左フォト) 味玉つけ麺大盛+角切りトマト/元福のモットー/店頭外観 (2010.09.28) 


 麺屋 元福 (げんぷく)

 住所:東京都足立区足立4-20-12 ヴィラ五反野1.階  ※公式サイトはこちら

 TEL03-5816-1455  定休日:不定休 営業時間:11:30〜15:00/17:30〜22:00 ※日曜 〜21:00

 アクセス:東武スカイツリーライン五反野駅下車。