福の神食堂 東京・秋葉原
※2015.9.20閉店



梅雨時らしい灰色の空が広がるものの夜半の小雨は直ぐに止んだようで、時折りわずかながらも陽射しが注いでいた六月水無月も下旬となって来た週末の土曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、今夜も穏やかな夜風が街を横切っていた初夏の風薫るそんな午後七時過ぎだった。

2011年2月7日にオープンした、博多一風堂上野店の店長を歴任された方が営むこちらで、開業した年の秋頃に訪れたきりだった。

ふとこちらのことが思い浮かんで、それならばと仕事帰り立ち寄ることにした。

と言うわけでその店頭へやって来ると、福の神食堂と小さく刻まれた白い暖簾が、夜風に小気味に軽く揺れていた店先だった。

以前は醤油らーめんを愉しんだので、今回は塩らーめんにするかとなって、味玉塩そばに目が行ってそのボタンを券売機で選んだ。

先客が一人の店内に、厨房には以前と同じように二人の方がおられた。店主らしき方が湯切りして、まもなくラーメンが目の前に置かれた。なるほど。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、滋味深い素敵な味わいの塩そば。魚介の風味が、比較的強い風合いだった。どちらかと言えば、鶏ガラよりも豚骨が強く出ていた。

塩ダレは長崎県産藻塩とモンゴル岩塩とヒマラヤ岩塩の三種類を使用しているそうで、大量の干し貝柱でスープに深みを出しているのだそう。

味玉に鶏チャーシューに豚チャーシューも素敵で、気がつけば完食。いや、なかなかとても実に素敵で良かった。

(左フォト) 夜の店頭/味玉塩そば (2014.06.21)


 ラーメン 福の神食堂

 ラーメン麺量〜並150g・大210g/つけめん麺量〜並200g・中300g ※公式サイトはこちら

 住所:東京都千代田区外神田3-4-1千代田区立外神田住宅101  TEL03-5296ー0004

 定休日:日曜日  営業時間:平日11:00〜21:00◆土曜・祝日11:00〜20:00 ※スープ切れまで

 アクセス:JR秋葉原駅電気街口下車。中央通りを上野方面へ進んで行き、ソフマップ秋葉原本館
       がある十字路を左に曲がり、次の神田明神下交差点を右折。しばし歩いた右側にあり。
       秋葉原周辺拉麺MAPはこちら



オススメは醤油の中華そばと、鶏×魚介のつけ麺。

悩んだら、一番上のお得な丸得メニュー。

風情のある店内で、こだわりラーメン。




秋葉原が勤務地で無くなってしばらく経ったが、去った後も新しいラーメン店が着実に増加傾向にあるよう。そこはもちろん秋葉原で営業していると言うだけで気になっている。

小川町のオープンしたばかりの新店を訪れ、せっかくここまで来たのだからと秋葉原まで歩いてもそう大した距離でないだけに、そんな秋葉原のこちらへ今回入店する事にした。

そんなわけで昌平橋を渡ってその店頭へやって来た。ラーメンを食べてから汗が止まらなくなり、思わず羽織っていたブルゾンをたまらず脱いだ。寒暖の激しい今日この頃と言えた。

さて目の前には今では目立つ事も無いが、その昔は秋葉原でかなり大きいビルの一つに数えられた昭和46年に竣工した千代田区立外神田住宅。その101号の区画に、今年の2月7日オープンしたこちらだ。

店主は博多一風堂で10年近く修行経験のある方らしく、そう遠くない場所に位置するその上野店の店長を歴任した事もあるらしい。

入店すると直ぐ右手に券売機が待ち構えていて、そこで中華そば並盛のボタンを選んで押した。駅から少し離れた平日の秋葉原のお店だけに、そう多くはないそこそこの入店客だった。

厨房には三人の方がおられて、さらに接客案内係の掃除にも余念が無かった女性がおられた。空いていたカウンター席へ腰を降ろしながら、チケットをお店の方に手渡す。

すると平日11〜15時のランチタイムは鶏そぼろ飯かご飯がサービスだそうで、それならばと連食にためらいながらもそこは鶏そぼろの方でお願いした。

入店した時はそこそこの入店客だったが、あれよあれよと後続客が続いて、かなり満員に近い状況にこちらの人気度がうかがい知れた。

不動産系の仕事をされている某マイミク様がよく訪問されているこちらで、訪問されている度に気になる度合いが増していた。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、なるほど素晴らしい味わいの中華そばだった。ここまで美味しいのかと唸るほどだ。

鳥取大山地鶏をベースにしたスープだそうで、ゲンコツ・背ガラ・香味野菜も使って弱火で丁寧に炊いたものだそう。

箸で崩れるほどホロホロとしたチャーシューも美味しいし、メンマも一仕事していて良かった。魚介は本花鰹をメインに、真昆布・サバ節・イワシ煮干しも利用しているものだそう。

北海道産の国内小麦を使っているらしい切刃24番を利用した細ストレートもなかなかだし、小豆島と九州の醤油をブレンドしたカエシもまったりした風情がたまらなかった。

鶏そぼろ飯もツナっぽい食感のおかずが半ライスに乗って良かった。気がつけば完食。いや、こちらもかなりとんでもなく美味しいそんな中華そばであった。

(左フォト) 中華そば(並)/店頭外観/千代田区立外神田住宅 (2011.10.06)


判り易くまとめられた券売機(初代)のボタン。

無料サービスの鶏そぼろ飯。

こちらが入る千代田区立外神田住宅。