ラーメン富士丸 東京・梶原電停





季節を押し戻した季候が陽射しの束を気温に変えて、夏色に迫る九月長月半ばの週末土曜日。今日も仕事が終わって外に出れば、まだ夏は終わってなかったそんな午後七時過ぎだった。

JR尾久駅の周辺に二郎系の中でその名を馳せる、あのラーメン富士丸があるとしてしばらく前から気になっていた。

富士丸と言えばかなり以前に神谷本店にフラれて西新井大師店を訪れたもので、最近では勤務先周辺と言うこともあって元北浦和店だったラーメンの店どでんを訪れている。

関連する店舗としては富士丸出身の方が京都の「ラーメン荘夢を語れ」を営業していて、そちらが立川たま館に期間限定で展開した「ラーメン荘その先にあるもの」へ訪れている。

季節の変わり目で三連休初日の仕事帰りと言うことで、そこはがっつりと行きたくなって立ち寄ることにした今夜であった。

そんなわけで王子で途中下車してまた都電に乗車。今回は三ノ輪方面に乗って、二つ目の梶原電停で降車。明治通りを右手に150mほど歩いて行くと、二郎系らしいスープの香りが鼻についてその店頭に到着した。

およそ10人くらいが並ぶ店先だった。店内の券売機でチケットを買ってから並ぶルールらしく、その通りラーメンを選んで出て来たプレートを手にして店頭の列の最後尾に着いた。

あらかじめネットでこちらのことを学習しており、しばらくしてから来られたお店の方に「普通でいいですか?」と聞かれた際には「白と炙りで」と申請。

白とは小茶碗にラーメンで使う分の一部の麺を油そばにして提供してくれるサービスで、炙りとは豚チャーシューを炙って提供してくれるサービスらしい。

そんなサービスが無料であるなら、思わず是非ともとなるものでお願いした。後続客もそんな白と炙りのことをよく知っていて、ほとんどの方がそれを申請していた。

なお爆盛りのこちらだが、この時に麺少なめと申請すれば一般的な量となって、しかも生玉子まで頂けるようで、小食気味の方はそれを利用した方が良さそう。

ふと見ると入口上の店名看板の上部には富士丸製麺とも記されていた。自家製麺をと言う意味合いだろうか。また今月の23日の月曜日は、営業となることが店頭に案内されていた。

二郎系のこちらながら常連さんが多いのか回転が良く、そうかからない内に店内へ促されて程なくカウンター席の左端が空いてそこへ腰を下ろした。

麺を中華鍋でゆがくこちらのようで、丁度団体さんの提供が終わったところで、茹でた湯を入れ替えているところだった。茹でる湯は新しいことに越したことはない。すぐ傍にあらかじめ沸騰させているお湯が用意されていて、それが中華鍋に注がれてそう経たずして麺茹でが始まった。

到着直前にニンニクの確認があり、ニンニク・ヤサイのコール。アブラは別皿で来るこちらで、それもお願いしようと思っていたが、先客のラーメンを覗くと追加せずとも充分アブラギッシュだったのでコールしなかった。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、満足感高い実に素敵な味わいのガッツリ系ラーメン。なるほど肉は焦げ目がつくほどしっかりと炙られて素晴らしかった。

野菜はしっとりとしながらがも、脂にまみれてこれまた良かった。小茶碗の油そばもとても美味しいものだったが、あまり掻き混ぜずに口にしたら下の方がしょっぱくて充分掻き混ぜるべきだった。

なぜ油そばサービスを「白」と表現するのか気になったので厨房の方にお聞きして見ると、最初は白い小茶碗に油そばを盛ったからだそう。なるほど。

爆盛りだが雰囲気を変えて愉しめるだけに、大変満足感を感じながらも気がつけば完食。いや、なかなかかなりとんでもなく、実に素敵で絶大に素晴らしく何処までも良かった。

(左フォト) ラーメン/白(油そばサービス)/店頭外観 (2013.09.14)


 ラーメン富士丸 明治通り都電梶原店

 住所:東京都北区上中里3-18-1  定休日:月曜日  営業時間:18:00〜24:00

 アクセス:都電荒川線梶原電停で降車。明治通りを尾久方面に150mほど歩いた左側にあり。
       東北本線尾久駅からも徒歩圏内(徒歩約7分)。



王子駅から三ノ輪方面二つ先の梶原電停で降車。

麺少なめにすると生玉子サービスあり。

JR尾久駅からも徒歩圏内で行ける。