炎麺 東京・秋葉原 ※閉店





水蒸気が青空と陽射しを隠して、そよ風が夏の街に軽くそよいでいた、昼前後から晴れる予報も出ていた七月文月下旬の月曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、穏やかな夜風がそれほど暑くはなかった午後七時過ぎだった。

秋葉原の宿題店へ日夜足を運んでいる今日この頃だが、ここには行かねばと思いながらもまだ訪れていなかった、そんなこちらへ今夜こそとなってその店頭へやって来た。

周辺の良き目印となっている書泉ブックタワーがある昭和通りT字路手前の秋葉原駅寄り角地ビルの地下に2011年1月11日オープンしたトマトベースの辛味ラーメンを提供するラーメン店のようだ。

吉祥寺に「セロリの花」と言う店名のトマトラーメンをウリにする牛丼の松屋が運営する店があるだけに、こちらもまたそんな系統のラーメン店なのかと思ってしまうがそこら辺は定かではない。

入口にはこちらもまた、浅草開化楼の札が掛けられていた。思えば秋葉原にまたそうしたお店が随分と増えたようだ。

そんな店先に様々なメニューインフォメーションがあり、トマトが絡むバリエーション豊富な提供メニューがあるこちらであった。

さっそく階段を降りて行くと降り切った場所に、うまく整理されたボタンが並ぶ券売機が待ち受けていた。トマト系と伝統系に分かれているラーメンメニューで、少し悩んでからその中からトマト鶏湯麺のボタンを見つけてこれにするかと選んだ。

直ぐ左手に、店舗の入口があり入店。先客が数人居るそう広くはないがそう狭くもない地下フロアが広がっていた。奥寄りのカウンター席に、腰掛けながらチケットを置いた。

程なくお店の方の一人来られやが、オーダーがトマト鶏湯麺だと判ると一度厨房に戻って、まるで水炊きの具材を載せたような大皿を持って来て目の前に置いた。

この中から三つの具が選べるとのことだった。大皿を見るとエノキや厚揚げにスライス人参やポークウィンナー等もあったが、鶏に反応したトマトタンメンだけに開口一番選んだのは鶏団子だった。

後は特に考えずにシメジとキャベツを選択した。その後で辛さの確認があり、普通から辛さ3まであるそうでそこは普通にして貰った。

後続客が一人入店して来て、にわかに活気づく店内。背中では夫婦らしき二人が、とめどもない世間話しに明け暮れていた。

その後ろに薀蓄を綴ったボードが掲げられていた。その冒頭は、「トマトが赤くなると医者が青くなる」で始まっていた。

国内では一般的に「柿が赤くなると医者が青くなる」が知られているが、ヨーロッパの諺で「1日1個のトマトは医者を遠ざける」と言うものがある。

それに先述の日本の諺が転じて、この「トマトが赤くなると医者が青くなる」が通例化したところなのだろう。トマトにはリコピンと言う色素が沢山含まれており、それが抗酸化作用に優れていると言う。

程なく到着。それではと行かせて貰えば、トマトの持ち味がなかなか素敵な風情でたまらないもの。

希望した具材に豆モヤシも入り想像したものよりボリューミーで、さすが浅草開化楼と言えるコシが豊かな細麺がまた良かった。

手元にラー油が置いてあったので必要に感じたら入れようと思ったが、そう辛くなかったものの満足感が先行して結局ラー油を足し入れることはなかった。

気がつけば完食。いや、かなりなかなかとても実に良かった。

(左フォト) 店頭/トマト鶏湯麺/具材サンプル (2014.07.28)


 日本!我が流野菜たっぷり極旨トマトらーめん 炎麺 - ENMEN - 秋葉原店

 住所:東京都千代田区神田佐久間町1-21 あつみ薬品ビル地下1階

 TEL03-3258-1188  定休日:無休  営業時間:11:00〜24:00

 アクセス:JR山手線総武線秋葉原駅昭和通り口下車。前方の昭和通りを右手に出て30m程歩いた
       交差点手前角地ビルの地下1階にあり。



日本!我が流野菜たっぷり極旨トマトらーめん店。

こちらもまた浅草開化楼の特製麺使用。

券売機はトマト系と伝統系に麺メニューが分かれていた。

トマトベースの辛味ラーメンを提供するラーメン店らしい。

必要に感じたら手元にあるラー油を足し入れよう。

トマトが赤くなると医者が青くなる。