二代目 えん寺 東京・中野





何処か冬の表層を見ているような、曇り空から僅かに薄日を感じて、寒さがひとしおな木曜日だった。個人的には仕事納めとなった、12月も最終コーナーを迎えた大晦日前日でもあった。

そんな今日も仕事が終わって外に出れば、さらに寒く感じた夜空を見上げると、微量の霧雨が少しだけ降っていた午後8時過ぎであった。

先日吉祥寺のえん寺2号店へ先に訪問して、昨夜こちらへ行こうと思ったら定休日であった事に下車駅に着く前に気がついて、それならば別の近日行こうと思っていたお店にした次第だった。

そんな昨日の店と目と鼻の距離のこちらだけに、年末年始の休みをチェックしていて、見ると明日の大晦日から年明け5日までと判ったので、本日営業しているならばと連日中野に途中下車した私だった。

東京メトロ東高円寺駅周に在る麺屋えん寺の3号店として2010年9月2日にオープンしたこちらで、本店は帰宅時遠回りしないと行けない場所だけに敬遠して、2号店が同じ中央線吉祥寺駅前にあると知ってそちらへ先に訪問した。

そんなわけで定休日の昨夜も立った、その店頭へやって来た。店の左端に券売機が置いてあるのが見えたのでその前のドアに手を掛けると、入口専用のような表記がされていた。

券売機ではスタンダードのつけ麺もあったが、煮干じめつけ麺が中野だけの提供メニューとしてそれで行こうと決めて、当初は麺2玉を考えたが肉増しにサービスの大盛で落ち着いた今回だった。

先客3名の店内で、やけに狭い事に気がついたのは、カウンター席の一つに腰掛けてからだった。その次にカウンターの向こうには、チケットをお渡しした接客案内係のお姉さんしかいない事に気がついた。

他所と何かが何処か違う事は理解しつつも、その後で気がついた事と言えば、さいとう・たかをの鬼平犯科帳コミックスがやけに置いてある事だった。

そしてお姉さんの後ろには荷物専用の小型昇降機があって、そのお姉さんが徐にマイクに向かってオーダーを読み上げた時点で、周囲を見渡してそう言えばここにはズンドウどころか厨房と、調理人が一切居なかった事に気が付かされた。

まさか厨房が無いのではとは思わないだけに、そこは理解せずにカウンター席に座るもので、今度からは厨房があるかどうかよく注意して見ようと思ったこちらの店内だった。

どうやら二階が厨房になっているようで、作り手の声が僅かにマイクから聞えて来た。10畳程度の広さで、その敷地面積の狭さは並ではなかった。

調理人が目の前にいないお店にたまに出会うが、ラーメン店であれば何とも思わないが、そうだと一般的に普段いるだけに何処か違和感を感じてしまう。

吉祥寺だと4種類の麺を準備しているがこちらはどうかと言えば、ベジポタつけ麺は極太胚芽麺で、煮干じめつけ麺は極太国産小麦麺でやって来るようだった。

先客が帰る頃後続客が続いてやって来て、そこそこの盛況さが続いた店内だった。そしてしばらくして小型昇降機から、オーダーしたつけ麺が降りて来て程なく到着だった。

それではと口にすれば、なるほど吉祥寺で口にしたベジポタつけ麺より魚介感が強く感じられるもの。

とは言え煮干しも感じられるがカツオの魚粉感も来て、どちらかと言えばバランスの良い魚介強めのベジポタつけ麺と言う風情だった。

気がつけば完食だった。作り手は上におられて会う事は無かったが、ともあれその味わいは魚介好きだけにとても良かった。

(左フォト) ベシポタ煮干じめ肉増しつけ麺大盛(汁・麺)/店頭外観 (2010.12.30)


 二代目 えん寺

 住所:東京都中野区中野5-62-7  TEL03-3389-4233  ※麺1玉220g

 定休日:年中無休  営業時間:11:30〜16:00/17:30〜23:00 ※土日祝日中休みなし

 アクセス:JR中央線中野駅北口下車。ロータリー右寄りの道を入って程ない右側にあり。



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