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夜半に通り雨があったのか路面が生乾きのウールセーターのように濡れて、一足早い春の息吹が感じられ陽射しが一際眩しかった、そんな一月睦月最終日の金曜日だった。
また午前中だけ会議がありそれが終わって浜松町界隈と言うことで、本日は2004年創業店舗の神田店によく訪れていたこちらを訪ねることにした。
というわけで芝大門交差点で立ち止まって東京タワーをしばし眺めてから、その直ぐ傍にあるこちらの店頭へやって来た。
この芝大門店のほかに小伝馬町店と日本橋堀留町店に西新橋店が営業しているものの、JR神田駅周辺のJR高架下にあった創業店舗の神田店は随分も前に閉店している。
東池袋大勝軒系に通じるこちらで、盛りの良さは親譲りと言えそう。そんなわけで久しぶりの店舗ロゴに懐かしさを覚えながらもその中へ入って行った。
すぐ右手に券売機があり、そこで特製中華そばの並盛を選択。中盛はかなりの量のこちらなだけに、今回は朝マックしてそれほど経っていなかったこともあってそれにした。
中ほどのカウンター席へ腰掛けてチケットを手渡すと、特製中華そばは通常の味玉&チャーシュー三枚にメンマ大盛の他に、味玉&海苔三枚に野菜盛りの仕様が選べるそう。そこは通常にして貰った。
ちなみに、あつもりトマトなる限定がありそれがかなり気になったが、やはり懐かしさが先行して予定を変えることはなかった。程なく到着。
それではと行かせて貰えば、変わらないその味わいに何とも嬉しいばかり。チャーシューも味玉も実に美味しく、太めの麺から来る小麦感がやはり良かった。
それにしてもこの独特の固さのメンマ感は唯一無二と言えて、何処かで美味しくて固いメンマに出会ったら良い意味でまたこちらを思い出すことだろう。気がつけば完食。いや、かなり果てなくとっても実に素敵で美味しかった。
(左フォト) 特製中華そば並盛/店頭入口 (2014.01.31)
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