つけ麺 ちっちょ 極 東京・渋谷 ※移転





昨夜の雨が止んで乾いたアスファルトの、そんな道路の隅にあった水たまりが軽く連綿とさざめいていた、またひとときの梅雨の中休みとなった夏至が間近になって来た6月半ばの土曜日だった。

そんな今日も仕事が終わって外に出れば、そこはいつもとは違う午後8時過ぎの渋谷の街角が広がっていた今夜であった。

何しろワールドカップ第2戦に沸く渋谷界隈で、先日の事もあってか自衛隊専用車までが数台待機していた渋谷駅前であった。

量販店前のテレビの前には、にわかに人が更なる集まりが見られる中、以前からまた行きたいと思っていたこちらへ訪問する事にした今夜だった。

初めて訪れた時は駅から離れていて随分と遠く感じたものだが、美味しさはその同じ距離を短く感じさせるから不思議だ。

そこかしこに青い服着たサポーターが歩いていて、まもなく始まるオランダ戦が気になりつつこちらへ向かった。店頭に着いて入って行くと、そうした事もあって人の少ない店内だった。

券売機では前回とても良かった牛ホルモンのつけ麺で行きたい反面、ラオタ魂が違うメニューを探しており、それならばと限定の土佐ジローラーメンにしたかった。

しかしそこは時すでに遅しで、そんな中「特製ホルモンつけ麺」なるボタンを見つけ、気がついた時には思わず大盛ボタンと共に押していた私だった。

また違うホルモンのつけ麺と思い込んでチケットを厨房の方に手渡すと、それはチャーシューや味玉が入る特製メニューの、やはりこれも牛ホルモンのつけ麺だそうで、まぁそれで行きたかった訳だし、とりあえず違うメニューにはなったわけで、ある意味偶然にも最善の選択になった次第だった。

麺を柔らかめにお願いしてしばし待っていると、午後8時半が過ぎて試合が始まった事を教えてくれた厨房の方だった。どこからかホイッスルが聞こえて来た気がした、テレビの無い静かな店内。

甘辛い肉そぼろとトマトを利用した創作つけ麺も新しくラインナップされており、そちらのメニューも気になる所であった。程なく到着。

チャーシューは最近始めたトントロの肉をスモークさせたものだそう。それからまず手をつければ、引き締まった脂身が実に美味しく、スモークの風味がまたタマらないものであった。

そして極太ちぢれ麺に魚介豚骨のつけ汁に柔らかい牛ホルモンで、やはりとんでもなく美味しいつけ麺であった。麺に汁が流行り路線ながら、一線を画した他とは違う王道の味わいと食感で、やはりかなり満足度の高いものだった。

後半レモンを絞って違う風合いが楽しめ、スープ割りに至るまで良かった。気がつけば完食である。残念ながら惜敗した今夜だったが、決勝トーナメント進出決定は第3戦に持ち越しだそうで、是非ともそこに期待したい初夏の夜であった。


(左フォト) 特製牛ホルモンのつけ麺大盛/券売機インフォ (2010.06.19)







昨夜まで暖かすぎる程の気温だったが、青空から陽が射しているものの、予報通り例年より低めの気温が街角を包んでいた、三月も後半となって来た水曜日の午前中であった。

そんな今日は、実はいよいよ明日から仕事と言う事で、その打ち合わせをしていた一日であった。お陰さまで渋谷まで通勤して、また仕事に就く事が出来る様になります。今後は仕事を当然優先する関係で、また違うサイト更新になりそう。

そうした合い間の昼食に、気になっていたこちらへ今回入店する事にした。109と東急の夫々右手の道を真っすぐ進んで行き、駅からおよそ12分程歩いた右路地を入った場所にあるラーメン店だった。

昨年8月にオープンした四国の高知県高知市内にある人気つけ麺店の都内進出店だそうで、大阪府大阪市北区にも支店がある模様。

店頭では予定していたメニューの「牛ホルモンのつけ麺」がやはりお奨めのようで、それが目立つ位置にインフォされていた。またその隣りにはお奨めのラーメンも紹介されている。

鶏白湯のラーメンのようで土佐ジローらぁめんと言う名前。有機醤油利用の「黒」と、蔵出し白醤油とモンゴル岩塩を熟成させた塩ダレの「白」の2タイプがあるようだった。

ちなみに土佐ジローとは高知県内で飼育されている鶏の品種で、ラーメン二郎に高知支店でもあればそんな愛称が出来そうだが、まだ関東だけにしかないラーメン二郎である。閑話休題。

さてそんなラーメンにも傾きそうになったが、中へ入るとつけ麺を食す方が目の前におられ、そのムチンムチンしていた太麺に絆され、右手にあった券売機で結局予定通りの「牛ホルモンのつけ麺」を選んだ私だった。

麺量確認をさせて貰うと通常で250gだそうで、50円増しの大盛りにすると370gになるそう。

ちょっと多い麺量に感じられたが、元気が出てちょうど良いかと大盛ボタンも連打し、出て来たチケットをお店の方に手渡した。

既に人気を掴んでいるこちらのようで、厨房前のカウンター席は満席となっていて、待ち席に二人の方がおられた店内だった。ともあれまもなくグループ客が帰って行かれ、そう経たずして着席する事ができた。

すると冷茶が出て来て碁石茶と言う高知特産の発酵過程のある日本茶だそうで、何とも今までのお茶とはひと違う味わいだが美味しかった。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、これが実に美味しい濃厚豚骨魚介つけ麺で、瀞みはたっぷりのコラーゲンだそう。

その中には四角に切られたキャベツが何かを語りかけるように入っていて、そんな何気ない野菜がまた美味しいものであった。

流行りのシフトながら、どこか唯一無二感がありつつも、王道的な味わいが支配していてたまらない。太麺は数種類の国産小麦を利用した自家製だそうで、この麺がまたとっても良かった。

後半になってからレモンを絞って入れて愉しんでもまた良かった。またトロトロになるまで煮込まれた牛ホルモンが、またとんでもない美味しさだった。

それゆえにもう気が付けば完食で、思わずホントに麺量370gだった?と厨房の方に聞いてしまったほどだった。いや、大変にかなり美味しい、牛ホルモンのつけ麺であった。


(左フォト) 牛ホルモンのつけ麺大盛(汁・麺)/店頭外観 (2010.03.17)


 つけ麺 ちっちょ 極 -KIWAME-

 つけめん麺量: 並盛250g/大盛370g

 住所:東京都渋谷区宇田川町37-18   TEL03-3468-6968   定休日:不定休

 営業時間:平日11:30~15:00/17:30~23:00◆土日祝11:30~16:00/17:30~22:00
        ※スープ売り切れ次第終了

 アクセス:JR山手線渋谷駅ハチ公口下車。109前のY字路を右手に歩いて行き、渋谷東急前も
       右手を道なりに歩いて進んで行く。そこから200m程先にある右路地を入って直ぐ右側
       にあり。徒歩およそ12分程度。



喜劇らーめん食べ歩きTOP