麺屋武蔵 武骨相傳 東京・上野





朝から夏の煌めきが尖ったナイフのように肌へ突き刺していた、そんな猛威を奮う八月葉月も中旬となって来た週明けの日曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、昨日ほどではないにせよ、それでも夏を感じるには充分な季候の午後七時過ぎだった。

上野駅周辺でラーメンと言う感じとなって、何処かないだろうかとスマホで調べていると、すぐにこちらの存在に気がつくところとなった。

新宿に本店がある麺屋武蔵の10店舗目となる、2011年6月14日オープンにした武骨相傳。店長さんはそう遠くない御徒町の武骨で修行された方らしい。

秋葉原界隈に武仁巌虎神山と多くの支店が営業していて、上野に本拠地を移してもおかしくないほどと言えそう。武骨は特にそんな中でもお気に入りで、確か一番訪れた麺屋武蔵のグループ店のはずだと思う。

渋谷にも武骨がつく武骨外伝が営業しており、武骨はそのグループの中でも出世頭と言ったところなのだろう。

そんなこともあってか、余計一度目にするとそこは気になるところとなって、仕事帰り立ち寄ることにした今夜であった。と言うわけで、上野駅を不忍口から出て、目の前のやたら幅の広い横断歩道を渡った。

そして山手線と京浜東北線の上り線と下り線の高架線の間の道路を入って行けば、50mほど歩いた場所に風情良く佇むこちらが営業していた。

店舗中央部に掲げられた看板や暖簾、それらを見ればその貫かれたコンセプトが見えて来そうだ。満員御礼の店内で、しばし数人が店頭で待つその後ろへ着いた。

ふと見ると張り紙があり、こちらもまたスタッフを高額の月給で社員を募集していた。しばしすると前の方が入って直ぐの券売機で、チケットを買って奥へ進んで行った。

それを見送ってからそこへ立った。ラーメンにするか、やや悩んでから、白相傳つけ麺を選ぶ。振り返ると右奥に店内待ち列があり、そこでもう少し待ってから、促されたカウンタ席へ腰掛けた。

16坪の店内に16席が用意されたフロア。一坪は二畳だから、32畳の広さとなる。店名は代々伝わる奥義を一人の子供にだけ伝えてゆく「一子相伝」の相伝に由来するするものらしい。

つけめんがウリで、らー麺もあるこちら。それ以外に数量限定の厚切りローストポークつけ麺と言うのもあった。つけ麺は並・中・大、らー麺は並・大その全て同料金だ。

つけ麺は豚骨ベースで魚介をシンプルに出した白味のほか、香ばしさと苦みを表出させた黒味は、そこにネギ・玉ねぎ・コーヒー豆をオーブンで炭化するまで焼き上げたものとマー油を合わせたものだそうで、赤味は豆板醤などの香辛料で辛さを表現させているらしい。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、そこは何ともやはり素敵な味わいがたまらないもの。こだわりのチャーシューはスチームコンベクションで、ミディアムレアに焼き上げたローストポーク。それがまた素敵な逸品と言うしかなかった。

味玉も美味しく、ポットから注いで入れたスープ割りも良かった。太麺がよく固いケースがあって顎が疲れるほどの場合もあったりするが、それを考慮したのかやけに柔らかい麺だった。

気がつけば完食。北の玄関である上野駅から徒歩1分と言う好立地な場所だけに、後続客も続いて来てかなり大盛況のこちらであった。いや、かなりとても実に素敵で良かった。

(左フォト) 白相傳つけ麺大盛(麺・汁)/店舗遠景 (2013.08.11)


 麺屋武蔵 武骨相傳 (ブコツソウデン)

 住所:東京都台東区上野6-11-5  TEL03-6803-0634

 定休日:無休  営業時間:11:30〜22:00

 アクセス:JR上野駅不忍口下車。目の前の幅広の横断歩道を渡って高架線と高架線の間にある
       道路を50mほど歩いた右側にあり。

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暖簾からも、その貫かれたコンセプトが見えて来そう。

並盛・中盛・大盛が同料金。らー麺も提供している。

山手線・京浜東北線高架線下で営業している。