敏々亭 東京・西八王子 ※閉店





八王子ラーメンを堪能したい。そんな処からもう一軒行く西八王子駅界隈の八王子系ラーメン店を探しているとこちらが浮上した。しかも八王子系の中でも、トップクラスと表現しているサイトもあった。

きっかけとなったラーメン店が11:30営業開始に対してこちらは30分早く、その分早めにこちらまでやって来たが結局店頭に着いたのは11:20近かった。

しかし来て見ると何とまだ暖簾が掛けられておらず臨時休業の4文字が過った。

見るとどうやら店主が中におられて、少しすると出て来て今日は若干だけ遅れてスタートするとの事だった。30分程度で大丈夫だそうで、後からまた来る旨を告げてそこを離れた。

そんなわけで話しが前後するが、食べ終えた某店を出て駅前のマックで爽健美茶で口内をフラットにさせつつもしばしの間だけまったり。

そして再度店頭に立つと今度はちゃんと営業しており、何人かの先客がおられてこちらも盛況だった。店内に入って改めてご挨拶してから、メニューを見てそこからラーメンをお願いした。

2年前に日本テレビの番組で紹介されたらしく、座ったカウンター席のすぐ右手の壁に、その時の思い出の品が貼られていた。

八王子ラーメンとは、昭和34年創業の「初富士」と言う名の現在もあるラーメン店で提供されているラーメンが基本だそう。

その店主が北海道で刻み玉ねぎが入ったラーメンに出会ってそれを参考にして、そちらが利用している尾張屋滝井製麺所の中華麺に、刻み玉ねぎの辛味を和らげる為にラードを浮かした醤油味のラーメンが八王子系のラーメンだそう。

そんなこちらは平成3年に創業したラーメン店で、利用する麺はその尾張屋の中細ちぢれらしい。

つけめんも提供する八王子系ラーメン店の人気店で、そのつけめんのオーダーも多いよう。夕方で売切れになってしまう事も多いらしい。程なく到着。

見た目はやはり同じ八王子系と言う事で1店目に近いものの、刻み玉ねぎが散らされておらず少し違う雰囲気。そして濃い醤油色のスープに、中細ちぢれの麺と細いメンマにチャーシュー。

海苔の大きさや置き方に細いメンマの色合い、チャーシューのスタイル等も細部が違っており、各店で比較して見ると面白そう。

遅れての営業に対して大きいチャーシューを一枚多くつけてくれたそうで思わずお礼の言葉を返した。
それではと行かせて貰えば、これが実にハマった美味しさで、シンプルに感じた分その感動の度合いが高かった。

こちらはゲンコツ主体に魚介だそうで、醤油の味わいが濃い分だけ竹岡式に味わいが似ていたようにも思えた。味わい深くて美味しいチャーシューが、2枚も堪能できてそれもとても良かった。

八王子の町は広く人口も多い分八王子系のラーメン店も多いが、漁業の町で生まれた竹岡のラーメンは過疎化が進んで都会から離れてもいて提供する店舗もこちら程ではない。

そうした意味で、八王子ラーメンが羨ましくもあった。そんなご当地ラーメンも、B級グルメと同様に進化して行くことだろう。気がつけば完食。いや、とんでもなく良かった。

(左フォト) ラーメン/店頭外観/中央線快速電車で高尾の一つ手前 (2010.10.12)



 ラーメン専門店 敏々亭 (びんびんてい)

 住所:東京都八王子市台町4-40-8 TEL0426-26-7543  ※専用駐車場あり。

 定休日:月曜日  営業時間:11:00〜20:00 ※売切れで終了

 アクセス:JR中央線西八王子駅南口下車。ロータリー左奥の道を進んで行き平家の日本たばこ
       産業営業所がある十字路を右折。しばらく歩いた台町交差点を左折して車道の歩道を
       進んだまもない左側にあり。



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