Bee Hive 東京・六本木 ※閉店

※以前は斎藤店主によるラーメン店でしたが、現在ははんつ遠藤氏がプロデュースする鶏白湯ラーメン(塩)と豚骨醤油ラーメンのみを提供しているそうです。







夏の香りが何処からか漂っているような、昼頃には天候が回復するものの朝方は梅雨時らしい雨が降り続いていた、そんな5月下旬の休日月曜日だった。

時に三年前の夏、一松海岸沿いにある白亜の建物がリゾートっぽい雰囲気なこちらの千葉のお店へ訪れた事があった。

中は整然とビリヤード台が並んでプールバーになっており、白トリュフらしい芳香豊かなラーメンを堪能させて貰った。そんなビーハイブが六本木店を5月23日にオープンさせたとして気になっていた。

六本木と言えば太平洋戦争終結後その周辺の軍事施設が連合国に接収された事もあって、昔から多くの外国人向け商業施設が営業している街だ。

街中を歩く人々も外国人が多く見受けられ、何処か日本なのに日本らしくないそんな山の手の街となっている。若い20代の頃六本木慣れしていた会社の先輩がいて、たまにクラブやディスコに連れて行って貰った事があった。

そんな所為か現在でも六本木ヒルズや東京ミッドタウンがあるものの、六本木はダウンタウン的なデンジャラスな雰囲気が漂っている気がする。

そんなわけでそろそろ落ち着いた頃だろうと、雨がそぼ降るなか都営大江戸線を利用して久々六本木へやって来た。

こちらが在った周辺は住宅やアパートが建ち並ぶ、どちらかと言えばビジネス街でも商業地区でもない住宅街のような一画でマンションのような建物の1階にあった。

営業開始前にそんな店頭へ到着すると、入り口に先客が一人待っているだけだった。しばらくすると店の扉が開いて営業開始。その頃には後ろに3人が並んでいて総勢5人で店内へ入って行った。

店内はこちらもまたトレンディなバーの内装に終始していて、ふと見ると千葉の向こうにあった高級オーディオ一式がこちらに移設されていた。

メニューは至ってシンプルな構成で、塩ラーメンnaminori、鶏チャーシュー丼、これにランチビールがあるだけ。ちなみに今夜から夜限定で、醤油ラーメンを提供する予定だそう。ともあれそれならばと言う事で、塩ラーメンnaminoriに鶏チャーシュー丼をオーダー。

一松海岸のお店はこちらが軌道に乗るまで休業しているそう。遅くとも海水浴シーズンが始まる時期には再開させる予定だそう。それだけに一部でささやかれている、千葉からの店舗移転では無いそう。

ハイソな店内だがそんな中に大震災炊き出し隊「ラーメン義援隊」のTシャツがさりげなく置いてあった。勇敢なる対応をされた方々の苦労に思わず心の中で敬意を表した。程なく到着。

おお、久々の塩ラーメンnaminoriとのご対面だ。千葉とは細かなところで変えているよう。淡い黄金色に輝く透明のスープに淡い緑色の極細麺が見えて、世界三大珍味の一つと称されるトリュフの中でも希少価値の高い白トリュフを映したオイルが軽く浮いていた。

もちろん一松海岸同様の無化調による青森の地鶏であるシャモロックを利用した出汁だそうで、麺はここ最近の社会背景を意識したのかスプルリナをなんと練り込んでいる麺だそう。

そこに千住ネギの白髪ネギと三元豚チャーシューにプラスして、鶏のムネ肉チャーシューと千切りしたベビーリーフも加えられた仕様で、そして糸唐辛子が乗せられてさらなる彩り鮮やかなビジュアルのラーメン。

それではと行かせて貰えば、以前より遥かにトリュフオイルと塩加減が抑えられており、淡泊な味わいの中に微かな食材のコントラストが絶妙に配されているものだった。

極細ストレート麺は自然な中華麺の喉越しや味わいそのままに、コシも肌も艶やかさを変えずに淡い緑色をしたもので注目食材が実にタイムリーこの上なかった。

塩はさらにこだわっているそうで、以前から使用しているハワイオアフ島とオーストラリアに加えて、さらに3タイプの塩を合わせているらしい。なお三元豚チャーシューに鶏のムネ肉チャーシューも、何から何まで素敵だった。

鶏チャーシュー丼がまたあるゆる面から美味しいもので、中盤から塩スープを入れて愉しませて貰ったが、青森地鶏シャモロックの出汁だけに至福のひとときだった。気がつけば完食。

店内の奥には小劇場のようなスタジオがあるこちらだ。先日は動画配信サイトユーストリームの番組「フライデーkohmi」の収録があったそう。

その関係で広瀬香美さんに壁面へサインして貰ったのだそう。そのスタジオを見学させて貰ったが、なかなかの広さで色々なイベントに便利そうな場所だった。

塩気やトリュフオイルの量は、言えば調整してくれる事だろう。清算を済ませて外へ出ると、いつのまにか雨が止んで眩しい陽射しが出ていた。住宅街から空を見上げれば六本木ヒルズが直ぐ近くにそびえていた。いや、とんでもなくとっても美味しく、かつかなり素晴らしく良かった。

(左フォト) 塩ラーメンnaminori/鶏チャーシュー丼/店内/店頭外観 (2011.05.30)


 Bee Hive (ビーハイブ)

 住所:東京都港区六本木7-11-10  TEL03-5786-3868  (2012.07.09情報更新)

 ※公式サイトはこちら。  定休日:土日祭日  営業時間:11:30〜15:00

 アクセス:東京メトロ日比谷線・都営大江戸線六本木駅下車。出口7から出たら右手の横断歩道を
       渡って右へ進む。程なく左斜めに入る道があるのでそこを入って行き50m程先の飲食店
       「串かつ男」手前の左路地を曲がる。100m程歩いた右手にあり。



  2011.05.30 広瀬香美さんのサインが壁面にあった。   2011.05.30 店内の奥にはスタジオがあるこちら。



喜劇らーめん食べ歩きTOP