中華料理 萬来軒 東京・南小岩







周辺では降雨が見られた地域もある午前中だったが、淀んだ雲が青空を隠しながらも、陽射しが初夏の街角に注いでいた六月水無月上旬の休日金曜日だった。

また髪の長さが気になりだして来た今日この頃で、いつも利用するヘアカットショップに電話で予約を入れ、そう遠出しないことにしてまた周辺の店へ出掛けることにした。

ここ最近蕨北町萬来軒を訪れて、その後代田橋の萬来軒総本店に出掛け、さらに最初にネットで知った蕨東口の萬来軒にも訪問した。

そちらには蕨北町で見た大鏡と同じように、萬来軒各店の名が刻まれていた大鏡があった。

そこには奥戸や篠崎に水元に市川、上平井におそらく葛飾区の上千葉、さらに蕨北町の修行店らしい新小岩などの支店名が刻まれていた。

小岩地区は圧巻で小岩六軒島・小岩四丁目に、小岩区役所通り・小岩昭和通り・小岩駅前通りと小岩駅南口から放射状に延伸するそれぞれ三つの道路沿いでも営業していたようだった。

現在はどうなのかと調べると、数店だけが営業している様子で、それならばそんな一店のこちらへ訪れて見るかとなった。

そんなわけで総武線緩行線電車に数駅乗って、小岩駅で降りて南口に降り立った。フラワーロードを延々と歩いて千葉街道を越えてさらに直進。

先日蕨駅周辺で営業する銀座三丁目源来軒の流れを汲む蕨源来軒を訪れたものだが、実は南小岩三丁目にも同じ店名の源来軒があることをネットで調べ上げていた。

そんなその住所の場所に立てば、そこには比較的新しい民家があるだけで、どうやら店を畳んでしまったようだった。もしや周囲に移転したのかと、少しだけ界隈を探して見たが無さそうだった。

残念だがともあれそれは充分に考えられただけに、そのままその道を進んで行き、予定通りこちらへやって来た。さっそく入店するとなかなか盛況な店内のこちらで、周辺の方々に愛されるそんな中華店のフロアが目前に広がっていた。

メニューリストからラーメンをお願いする。蕨北町の萬来軒をきっかけにして、代田橋の総本店を名乗る萬来軒にも訪れたことを店主にお話しした。

すると快く迎え入れてくれたこちらの店主であった。お聞きして見ると、なんと店主は四ツ木萬来軒のご出身だそう。

これ幸いと四ツ木萬来軒についてお聞きすると、やはり中華麺家まんまると店名を変えて営業しているお店だった。代継ぎされた新しい店主が、店名を変えて臨んでいるのだそう。

こちらはこの地に開業して今年の九月で43年だそうで、すると1970年の昭和45年にオープンしたよう。蕨北町は同じ系統の萬来軒だけに店主をよく知っているそうだ。

何気なくメニューリストを見ると、「味付けにご注文が御座いましたらお申し付け下さい」と言う案内が記されていた。

ラーメン店でも好みに合わせるインフォをたまに見掛けるが、こうした中華店ではまず見ないだけにこちらの人気ぶりがそんなところからも伺い知れた。程なく到着。

なかなか美味しそうなラーメンがやって来た。それではと行かせて貰えば、生姜を油に映した感じでそれが強めに感じられる豚骨鶏ガラ的な持ち味を感じる風情も豊かなもの。チャーシューもなかなかで青菜もいい感じで、中細の麺も素敵な風合いのもので良かった。

その昔は5軒近く営業していた萬来軒だったが、多くの店が店主の高齢化等により殆ど閉店してしまったそう。

代田橋に総本店を名乗る店があるのをこちらの店主も気がついていて、四ツ木の萬来軒とは関係ないはずであることを教えてくれた。

周辺にあったはずの源来軒についてもお聞きすると、2年前まで営業していたそうだがその後中華店の稼業をやめてしまったそうだ。

気が付けば完食。後続客が続いてさらに盛況さが増して行く店内となり、営業時間も含めてもっとお聞きしたいこともあったが混雑して来たのでそこそこに精算を済ませてお店を後にした。

直ぐ周辺には南行徳店を訪れたことがある龍公亭があった。その店先を通って、その奥に在った神社を例によって参拝。

祭神は天照大御神の稲荷神社で、創建年不詳ながら天保年間に改築された記録が残るという中曽根天祖神社だった。

いや、なかなかのかなり素敵で素晴らしかった、実に良かったそんなラーメンだった。

(左フォト) ラーメン/御献立表/店舗遠景/周辺の中曽根天祖神社 (2013.06.07)


 中華料理 萬来軒@南小岩四丁目

 住所:東京都江戸川区南小岩4-3-2  TEL03-3673-2702

 定休日:木曜日  営業時間:不詳※昼営業確認済み

 アクセス:JR小岩駅南口下車。フラワーロードを歩いて千葉街道を越えて更に直進。南小岩小学校
       先の十字路を右折してその先の十字路を左折してそこから300mほど歩いた左手にあり。
       徒歩およそ20分近く。

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最寄り駅はJR総武線小岩駅。

フラワーロードをひたすら歩いて、千葉街道も越えて行く。

昭和45年開業の四ツ木萬来軒ご出身店主のこちら。