中華そば 青葉 東京・西荻窪 ※閉店

朝方はまだ湿ったアスファルトと空気が昨夜遅くまで降り続いた雨模様を物語っていて、年の瀬へ向かう12月も下旬でそれにしては暖かい祭日前日の水曜日。そんな今日も仕事が終わって外に出れば、最も夜が長い冬至らしく、イルミネーションが街を照らしていた午後8時過ぎだった。

時に昨日は麺屋武蔵の系列店に訪問したが、そんな風に同じラーメン店で違う支店を何店舗か訪れる事も少なくない当サイトであったりする。そんな一店がこちらで、初めての青葉は飯田橋だった。 その後北千住店を訪れてから中野本店へ訪れたものだ。そして地元近くに船橋店が出来て、御徒町店はその後に訪問している。近年その勢力を更に広げて今夏千葉県柏市にまた支店がオープンしていて、現在店舗は本店も含めて18店舗に及んでいる。




その支店は勿論麺屋武蔵と違って、青葉中野本店の味を継承する中華そばを提供している。しかしそんな中にあって、この西荻窪店だけはそうではないのだそうで、ここだけの新味を提供しているよう。

2007年6月28日にオープンした、そんな新味専門店らしい。そんなわけでこちらも気になる処となって、通勤帰りの途中駅である西荻窪駅でまた下車して今夜は北口を出て右手へ進み、にしおぎ北銀座街を歩いてその通り沿いのこちらへやって来た。暖簾の店名は通常赤文字だが、こちらだけ黒文字だ。

いつの間にか知らない内に比較的強い冷たい風が吹き荒れていて、店頭の大きい暖簾を大きく揺らしていた。

その店頭は新味である事を知らせるインフォメーションがある事も無く、本店の味を継承する他の支店と雰囲気を暖簾の店名文字の色以外を変える事も無く商店街の一角に佇んでいた。

入店すると直ぐ右手に券売機があり、そのボタンも他の支店とほぼ同様のシンプルな内容だった。

中華そばの大盛を選んで、先客が誰もいないカウンター席のほぼ真ん中辺りに腰を降ろして、厨房の中におられた接客係らしき方にチケットを手渡した。

するとその後ろに調理を担当する方がおられて、麺が沸騰した湯に投入され麺茹でが始まった。そして麺が上げられ湯切りしてスープが注がれ、麺がそこに入ると案内係らしき方は具のセットもこなしていた。程なく到着。

豚骨鶏ガラを特別な手法でゼラチン質を抽出したスープだそうで、なるほど適度な軽いトロミがそれを暗示していた。胡椒も通常の黒胡椒で無く白胡椒。

麺もいつもと違っていて何処か支那そば的な面持ちを感じる平打ちっぽい断面が楕円を思わせるもの。秋田の稲庭うどんをモチーフにしているらしい。

なんとなく上品さが前面に出て来る中華そばで、少なからず濃厚系とは言えないあっさりなスタイルのシフト。麺大盛りも大した麺量でなく、なるほど今までの青葉らしさが伺えながらも、新しい味わいを模索した風情が良かった。

気がつけば完食だった。なんともラーメン二郎の対極に位置する雰囲気があって、ターゲットが見えないラーメンと言う面持ちを感じながらも、こだわりの四文字が総括的に在ってそこはまた良かった。

(左フォト) 中華そば大盛/店頭外観 (2010.12.22) 


 中華そば 青葉 西荻窪店(新味専門店)  ※公式サイトはこちら

 住所:東京都杉並区西荻北2-11-7  TEL03-3397-0975

 定休日:第3木曜日  営業時間:11:00〜22:00

 アクセス:JR中央線西荻窪駅北口下車。にしおぎ北銀座街・善福寺川方面へ150m程進んだ右側。



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