中華そば 味一 東京・国分寺 ※閉店



九州北部および北陸地方を残して、関東地方まで一昨日から梅雨入りしたよう。それを裏付けるように、雨が滴る5月も最終コーナーの週明け日曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、懸念された台風2号は四国沖で温帯低気圧となったようで、その所為か穏やかな雨が静かに天空から降り注いでいた今夜だった。

そんな今日は国分寺某店と思って店頭に立てばなんと臨時休業で、ならば別の某店と行けばこれまた定休日のような感じだった。国分寺にはまだ未訪問店があるものの、こちらの前を通ると何処か引かれた気がしたので入店する事にした。

そんなわけで中に入れば以前のように湿気がこもっている事も無く、そのまま券売機の前に立って店頭のインフォで見て決めた、味噌ラーメンにミニ丼セットのボタンを選んだ。

たまたま先客ゼロの店内で入り口寄りのカウンター席の一つに、腰を降ろしながらチケットを先日とは違う厨房の方に手渡した。今回ミニ丼はチャーシュー丼にした。

まもなく後続客が続いたと思ったらいつの間にか満席になる勢いな程で、やはり完全無欠の人気店の様相のこちらであった。程なく到着。

味噌スープに背脂が見え隠れしており、ホープ軒系らしい味噌ラーメンがやって来た。ゆがいた感じのモヤシが麺の上に乗っており、その上には魚粉がつまんで乗せたように置かれていた。

それではと行かせて貰えば、これが細ストレートの愛らしい細さが素敵なラーメンで、分厚いチャーシューがまたとても良かった。

背脂が浮く味噌スープは懐かしい味わいのもので、一昔前はこれが当たり前田のクラッカーと言う言葉さえ似合うものだった。まるで木製のレンゲが語りかけて来るように雰囲気を助長していた。

それこそブランドが一つの方向性を示しているように、ただその味わいが違うだけで、新しいか古いかだけなのかも知れない。チャーシュー丼もまた実に美味しいものだった。気がつけば完食。いや、なかなかうまかった。

(左フォト) 味噌ラーメン/チャーシュー丼/店頭外観 (2011.05.29)


 中華そば 味一  ※公式サイトはこちら

 住所:東京都国分寺市本町3-1-2小柳ビル1階  TEL042-324-5733

 定休日:年中無休  営業時間:平日土曜11:00〜翌2:00/日曜11:30〜23:00

 アクセス:JR中央線国分寺駅北口下車。正面の道路を左手に進んでまもない左側ビルの一階。



  2011.05.29 奥に見えるのがこちら。   2011.05.29 国分寺ホープ軒系ラーメン店「味一」。





朝方は雨で始まった3月上旬週明けの月曜日だったが、雪混じりになったかと思えば雪は車窓を白一色の純白にしていた、確か昨日は啓蟄を知らせた筈の大荒れの翌日だった。そんな3月の雪が街を凍えさせた今日も仕事が終わって外に出れば、そんな雪も収まって平穏な午後8時過ぎが待っていた西東京界隈。

先日国分寺駅を北口に出て某店を訪れた際、その北口のそばにこちらがある事に気がつかされた。何気なくビルの奥を覗くと、比較的大きい黄色の暖簾が掛けられていた。帰宅してからネットでこちらを調べて見ると、背脂の浮くラーメンを提供している事が判った。それで思い出したのが先日某店でその店名を知った閉店しているあじまる@立川だった。

そちらも同じように背脂が浮いているラーメンだったようで、店名の頭がどちらにも味の一文字が付いていると言う共通点。そうした一文字漢字であれば、「味源」もまたそうである処だ。余談となってしまうが、千葉県船橋市には何とも近い店名が存在している。しかしそれ以上に関連性を感じるのが、同じ市内にかつて存在していたホープ軒仕込中華そば味太郎。

今回のネット情報の一つで知った随分前に閉店してしまったお店で、ホープ軒本舗@吉祥寺で修業した店主が営業していたホープ軒系ラーメン店らしい。そうした処から大変に気になる処となって、訪れる事にした今夜だった。国分寺駅を出ると多少の雨が、また降り出していた。

そんなわけでまた国分寺駅北口に降り立ち程ない場所の、先日覗いたばかりのビルの奥に入って風情のある黄色の暖簾を潜って店内へ入って行った。ラーメン店にはメガネが曇る店とそうでない店があると先日告げたばかりだが、こちらもまた前者の方で目の前の世界は水蒸気によって真っ白になった。

メガネを拭いてから券売機の前に立って、入り口のインフォメーションで既に決めていた、中華そばとミニ丼セットの「中華そばセット」なるメニューボタンを選んだ。先客ゼロの店内で適当な場所を選んで、厨房に一人おられる店長さん風の方にチケットを手渡しながら、チャーシュー丼や高菜明太子丼もあったが、小豚丼とお願いしてからそこへ腰を降ろした。

まもなく後続客が二人続いて、俄かに活気づいて行く店内。程なく到着。なるほど背脂がたっぷりと入ったラーメンで、ビジュアル的にもなかなかのものがあった。それではと行かせて貰えば、なんとも個性的な背脂系のもの。何がと言えばそれは比較的細い中細縮れの麺で、背脂が入るラーメンと言えば大抵は中太麺か太麺だっただけに新鮮極まりないものだった。

お店の方に立川にあった「あじまる」と関係があるのかお聞きして見ると関係ないそうだが、ホープ軒から来る系統の背脂ラーメンかとお聞きすればそうだと教えてくれた。「味太郎」の名前は出さなかったが、もしかしたら何かで関係しているのかも知れない。何れにせよホープ軒系ラーメンの一店と言う事らしい。

豚の角煮状のものをバーナーで炙り、そこへ若干の細切りした白ネギを被せた、小豚丼がまた実に美味しいサブメニューであった。気がつけば完食。最近では油そばも、メニューに加えたよう。いや、なかなかニンニクがよく利いた、そんな美味し中華そばであった。

(左フォト) 中華そば/小豚丼/店頭外観 (2011.03.07)


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