油そば商店 油坊主
東京・渋谷 ※閉店





梅雨明けして昨日は猛暑日だったようで、真夏の表層がその全てを表したかのように、本日も朝から気温が鰻登りとなっていた日であった。

思わず避暑地のホテルのアトリウムにあるチェアのリクライニングを思い切り倒して、そよ風を感じながら寝そべりたくなった夏本番を迎えた7月後半週明け祭日の月曜日だった。

そんな今日も仕事が終わって外に出れば、午後8時過ぎの夜の街角が広がっていた。ちなみに仕事のメモの取り方を変えたので、昨日のような事は今後起きないようにした。

ところで先日山頭火系某店に2度ほど訪れたが、その周辺にもまるでそこを取り囲むようにラーメン店が何店かが営業していた。

そんな中で一番目を引いたのがこちらで、早速調べて見ると何と今月の5日にオープンしたばかりの新店のようだった。

そんなわけで気になる所となって、今回訪問する事にした次第だった。店頭に立つとそこは渋谷の油そば店らしく盛況な店内であった。

そう広い店内では無かったが、券売機は置いていないようで、その存在を確認している内にカウンター席へ促されてそこに腰を降ろした。

メニューも無いように見えたが、ブックリストの場所を教えて頂き、それを広げてからオーダー品を考えて、「わんたんあぶらそば」の醤油味にしてW盛にして貰った。

醤油味の他には、塩味と、百円追加でトマト味も選べるようになっていたが、今回はまずはスタンダードで行こうと醤油味を選んだ。三軒茶屋に本店がある油そば店だそうで、やはり今月オープンしたばかりだそう。ちなみに本店も昨年の9月オープンしたばかりのようであった。程なく到着。

これがわんたんが多めに乗ったもので、ラー油とお酢を何周か回し掛けて、ドンブリの下の麺を上へ上げるようにかき混ぜて行った。するとラー油はゴマラー油らしく、そんな香りが迸って来た。

それではと行かせて貰えば、これがまた今までの油そばとは何処か違う、そんな風合いが感じられるものだった。

あらかじめ麺は三河屋製麺と判っていたが、そこらしさが漠然と伝わって来るものが感じられるもの。そう言えば三河屋の油そばは珍しいかも知れない。お店の方に話しても、「そうですね」と返って来た。

そもそも中太麺の太さ加減にしても、三河屋らしさが伝わって来たように思えた。スープが付いて来たこちらの油そばで、暖かくてサッパリしたもので有り難かった。

たまたま頭にエアコンの結露した水滴が落ちて来たのだが、そんな派手なアクションをしなかったものの、お店の方がそれに気付かれて直ぐ席の移動を対処して頂いた。

しかも丁寧なお詫びの言葉の後に、半熟たまごのサービスまでしてくれ、それは大変素晴らしい対応のこちらであった。それはもう美味しく、気がつけば完食だった。

それにしても何処かで目にしたこちらの店名で、思わず「神田辺りにありませんでした?」とお聞きしてしまったが、帰ってからやっと気がついたが、三軒茶屋の某店に昨年訪問した際にすぐ隣りにあったのがこちらの本店であったのだった。

いや、なかなかこれは美味しな、イケてるあぶらそばであった。


(左フォト) わんたんあぶらそばしょうゆW盛/店頭外観/店舗周辺 (2010.07.19)


 油そば商店 油坊主 渋谷店

 住所:東京都渋谷区円山町1-19竹ビル1F  TEL03-5458-9988

 定休日:無休  営業時間:11:00〜15:00/18:00〜翌2:00

 アクセス:JR渋谷駅ハチ公口下車。渋谷109前のY字路交差点を右手に進み、東急百貨店本
       を左手に進み歩いて、その奥にある松濤郵便局交差点を少し直進した左側にあり。