手打中華 たきざわ 栃木・矢板





本日は塩原スープ入り焼きそば目当てに、レンタカーをまた利用して塩原温泉郷までやって来た。空はいつ降り出してもおかしくないくらいにどんよりとしていた。

周辺に塩原スープ入り焼きそばの老舗店が、もう一店営業しているとしてそこへ行くと、不定休告知しているそちらが何と残念ながら休業しておりやっていなかった。

出掛けた時は塩原だけに日帰り入浴でもするかとバスタオルと着替えを持参して来たが、雨降りもあって時間に充分な余裕がなくなってしまいそれはあきらめることにした。

ともあれせっかくここまで来たのだからと、そこはもしもの時のために幾つかの周辺候補店を下調べしており、そんな中からこちらへ向かうことにした。

カーナビをセットすると有料道路の東北道経由が第一候補で出て来たが、多少時間の余裕はあったので一般道のルートである第二候補を選択。

そんなわけで、あまり混まなかったそんな県道30号矢板那須線を通って、矢板インターチェンジから1km圏内に位置するその店頭へやって来た。

濃紺の渋い色合いの暖簾には、左端の隅に店名が入り、真ん中に手打中華と大きく表記され、右端の隅に「白河の関前 手打中華やたべ 与利」と記されていた。

修業先のやたべ店主がその独立のお祝いに、こちらの店主へ贈られたものだろう。ちなみに与利とは、英語で言えばフロムの「〜より」を表している。

さっそく入店すれば、先客が一人に店主と女性の方がおられる店内だった。メニューから味玉と肩ロースのチャーシューが入るらしい、特製手打中華を醤油味でお願いした。

白河ラーメンのこちらだけに、醤油味だけかと思いきや味噌味と塩味もあった。迷う方のためや聞いて来る方のためにだろう、「当店は醤油味をおすすめ致します」という案内があった。

白河ラーメン店らしく自家製麺は全ての工程を手作業でやっている旨が記されているだけでなく、その工程を撮影したフォトも貼り出されていた。

その麺は一日限定70食のみだそう。早い時間に閉店してしまうこともしばしばらしい。

今年の五月にこちらが紹介された、地元新聞の記事も紹介されていて、そこにそう案内されていた。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、たまらない素敵な味わいが怒濤のごとく感じられる逸品の手打中華そば。

鶏ガラベースのダシだそうで、豚骨も若干入るものだそう。この時間になると、スープがやや濁って来るのだそうで、確かにその通り若干濁っているように見えた。

手打ち中華麺らしい太く縮れた麺は、そんな中でも丁寧に作られており、麺の均一性がこの白河ラーメンをよりいっそう美味しくさせていた。

白河ラーメンと言えば、一昨年の九月に地元松戸に分店がオープンしたこともあって、今までそこは元祖白河ラーメンでもあるとら食堂だった。

しかしこちらのラーメンの奥深さを知って、とら食堂ばかりが白河ラーメンでないことを思い知らされた。チャーシューや味玉も絶品で、連食二杯目なるも気がつけ完食。

いや、途轍もなく果てなくとんでもなく、何処までもかなり良かった白河手打中華そばであった。

(左フォト) 特製手打中華醤油/メニュー/店舗外観 (2013.08.06)


 手打中華 たきざわ

 住所:栃木県矢板市境林642-1  TEL0287-48-1517

 定休日:金曜日 ※祭日の場合は営業  営業時間:11:00〜16:30

 アクセス:JR東北本線片岡駅下車。徒歩圏外。矢板ICから県道30号矢板那須線を1kmほど北上
       した左手にあり。



奥には座敷席があり、落ち着けそうな店内。

手打ち中華めんにより、一日限定70食で閉店。

店先の暖簾には、白河の関前手打中華やたべの店名。