青竹手打ちらーめん 木挽亭 栃木・佐野



某店を目当てに遠方の佐野まで、レンタカーを利用してやって来た。せっかくここまで来ただけに、そこはもう一店行って見るかとなるもの。そこで色々と悩んだ末に、ケータイ有料サイト「超らーめんナビ」でも定評が高かったこともあって、こちらへ訪れることにした。

そんなわけでカーナビにこちらの住所をセット。市内を快走して、こちらへ向かった。それにしてもラーメン店がこれでもかと乱立している周辺で、その多さには唖然とするしかなかった。

川がそばに流れている、そんな界隈に佇むこちらだった。実家が蕎麦店の店主が営む店で、市の中心地から離れている場所だけに、入店すると先客ゼロの店内が広がっていた。

2002年6月創業らしい。店主の前のカウンター席に腰掛け、正直に「超らーめんナビ」を見てその気になって来たことを告げると、遠回しに喜んでくれたようだった。

何にするか決めかねて店主に相談すると、塩らーめんがお奨めだそうで素直にそれでお願いした。なかなかフランクな会話が楽しい、そんな素敵な店主と言えた。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、こちらもまた絶大に美味しい味わい。おぐら屋で修行した浦和のたかのさんの塩らーめんの時もそう思ったが、その色合いからは想像も出来ない旨みが怒涛の如くやって来るもの。

こちらはその時よりも透明なスープだったが、唯一無二な嗜好性をもちながらも、その魅力を存分に表していた。麺はもちろん自家製麺の青竹打ちで、佐野ラーメンらしいもの。ネットでは全粒粉の文字が躍っていたが、そうした案内も無く正直その判別も出来なかった。

なおスープの方は店主いわく干し貝柱と干しアワビを利用したような旨みを目指して作り上げたものだそうで、確かにそんな風合いが感じられてかなり良かった。

もちろんそれを使えば高額なラーメンになってしまう。ラーメン本来の安くて美味しいものから、逸脱することなく提供したいのだそう。

気がつけば完食。いや、こちらもまたかなり途轍もなく素晴らしく、実に素敵な面持ちがかなり良かった佐野ラーメンだった。

(左フォト) 塩らーめん/店舗外観 (2013.03.01)


 青竹手打ちらーめん 木挽亭 - kobikitei -

 住所:栃木県佐野市赤坂町959-15  TEL0283-23-1191

 定休日:木曜日・第三水曜日  営業時間:11:30〜14:00/17:00〜21:30

 アクセス:東武佐野線佐野市駅下車。徒歩圏外西部中央公園周辺にあり。