上海バール 東京・秋葉原 ※閉店





梅雨時らしい灰色の雲が広がり青空がわずかに顔を出しては姿を消していた、沖縄がひと足早く梅雨明けを迎えたことをネットが報じていた六月水無月下旬の金曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、また雨が降っては止んでを繰り返していた一日だったが、そんな雨も上がって過ごし易いそんな午後七時過ぎだった。

秋葉原UDXが2006年3月9日に、グランドオープンした時から営業を開始したこちらである。

なんとも大衆中華の要素が存在しながらも、ヌーベルシノワ的な感覚の中華料理が愉しめる際コーポレーションさんが営業するこちらだ。

ヌーベルキュイジーヌに影響を受けた香港から始まった新しい中華料理を指すものだが、店内装飾やその居心地からそんなイメージが湧くのは自分だけでは無いはず。

秋葉原がまた勤務先となって、仕事帰りに立ち寄れるのならばとなって、夜風が心地よく吹く中その店頭へやって来た。

こちらがオープンした頃はアトレ上野内と六本木でも支店が営業していたようだが、その頃の支店は既にどちらも閉店しているらしかった。

現在営業している上海バールブランドは、エキマルシェ大阪店が2012年10月31日に、金沢フォーラス店が2013年10月16日にそれぞれオープンしている。

そんなわけでさっそく入店すると、つい先ほどまで貸し切りだったのかそんな感じで、中で待たされている方が一人だけおられた。程なくテーブル席の一つに案内を受けてそこへ着席。

久しぶりのメニューが豊富なこちらだけにしばし何を注文するか悩んでしまったが、今夏限定の涼麺が二つ案内されているビジュアル付きのメニューリストに目が止まった。

黒担々麺が気になりながらも、もう一つの蒸し鶏葱ダレ冷やし麺とも案内されていた、葱油鶏涼麺をお願いすることにした。

一見すると冷し中華風のものだが、鶏のモモ肉が一枚乗っていて、なんとも食欲をそそるものだった。

後続客が続く店内。今も変わらない人気店のようだった。屋外にもテーブルが並ぶこちらで、そちらにも多くの先客が入店時に居た。

大きい餃子がこちらの名物としてレギュラーメニューブックで紹介されていて、4本・6本・8本と選んでオーダー出来るようになっていた。

そんな点心はそれだけでなく、ショーロンポーやニラまんじゅうに、豚肉焼売や豚まん等と豊富にラインナップしていた。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、ガーリックが軽く感じられるいわゆるバンバンジーが載る冷し麺。細切りされたキュウリと、ゆがいて冷やしたモヤシが多めに添えられていた。

刻みネギが添えられカットされて口にしやすいバンバンジーを頬張りながらも、塩とビネガーが効いた冷製スープが少量入っていてそれを麺に絡めながら口にして行った。

まさしく清涼感が豊かでありながらも、単なる冷し中華でない愉しさがあった。そんな素敵な夏季限定の冷やし麺だった。

いや、かなりとんでもなく絶大に素晴らしかった、やはりヌーベルシノワ的な感覚の葱油鶏涼麺だった。

(左フォト) 夜の店頭/葱油鶏涼麺/秋葉原UDX (2014.06.27)


 飲茶 点心 麺 上海バール SHANGHAI BAR 秋葉原UDX店

 住所:東京都千代田区外神田4-14-1 秋葉原UDX内 AKIBAーICHI1階  TEL03-3526-3233

 定休日:不定休※秋葉原UDXに準ずる  ※公式サイトはこちら

 営業時間:平日・土曜11:00〜23:00(22:00LO)◆日曜・祭日11:00〜22:00(21:00LO)

 アクセス:JR山手線他秋葉原駅電気街口下車。駅前秋葉原UDX1階左側面奥に入口あり。
       秋葉原周辺拉麺MAPはこちら



店舗入口のインフォメーション。

レギュラーメニューブックの表紙。

豊富にラインナップしていた点心類。

秋葉原UDXのアキバイチ入口。

秋葉原UDX低層階の大型モニター。

秋葉原駅電気街口前から延伸するスカイウォーク。






昨夜は夜半になってから雨が降ったらしく、セロファンに覆われた新聞がポストに入っていた。

朝もやは昨日よりは濃いものの、濃霧注意報が出るほどでも無い、多湿が続く東京の五月中旬水曜日の朝だった。

そんな本日は、またこちらへと言う気分になり、正午前のまだ早い時間に入店。殆どの席は空いていおり、入店客を待っていた。

入り口正面奥の、左手の空いたテーブル席に腰掛け、前回の醤油味のイメージが良かったのを思い出し、またコクあり醤油麺780円を選んだ。

そしてプラスオーダーのまぜごはん50円と、たまにはデザートも行くかとなり、150円とあったマンゴープリンもお願いした。

客のいない店舗内は、先客と目が合わない事もあり、つい繁々と店内を見回してしまうが、それにしても大変にお洒落な店内。

どこか映画で見た、オリエント急行の車内の雰囲気がオーバーラップする。それはヨーロッパで今も走る国際列車で、その歴史は大変古く、西暦1883年に誕生しているらしい。

華やかな装飾が、車両の内部に施されている、豪華な国際列車だ。ちなみに箱根ラリック美術館では良き時代の車両が特別展示されている。

そんなアール・デコ調と言った、イメージが強い店内と言えた。程なく到着。この前とほぼ同じ、ラーメンがやって来た。

醤油の風情が大変良く、塩気が立つ訳でも寝ている訳でもない、そんな絶妙さが良い醤油のスープに、泳ぐ中太平ちぢれの麺が、またいい食感を保っていた。

前回とちょっとした違いがあり、それはカイワレが入っていた事で、これにより見栄えも良くなり、醤油味のスープにも良い影響を与えていた。

刻まれた高菜が多めに入ったまぜごはんも、50円にしては量が多めで、絶妙な塩加減はこちらでも同じ事が言えた。

食後のデザートとして食したマンゴープリンも、プルプルと揺れるむっちりした表層がいい感じ。量も150円にしては比較的多めだ。

口にいれても、マンゴーの爽やかな甘みがしっかりしていて、しつこくない酸味もあり、大変に美味しいマンゴープリンだった。

精算する頃には正午を過ぎていて、ほぼ全席が埋まる盛況な、人気店らしいそんな店内が広がっていた。いや、今日も、良かった。

時に話は変わるが、なんと浅草の麺屋武蔵系列店が、近日アキバにやって来るらしい。

(左フォト) 店内/マンゴープリン (2009.05.13)





薄い雨雲から僅かな霧雨が、時折り舞っていたのも束の間に、本降りとなった雨が止む事は無かった、クリスマスまであと一週間となった水曜日だった。

そんな今日は、こちらの坦々麺とは違うシリーズの「拉麺」とある、ラーメンの方で行って見たくなり、丁度正午頃に雨の中を入店。

カウンター席に案内され、メニューから予定通り、コクあり醤油麺780円をオーダーし、サービスとなっているゴハンもお願いした。程なく到着。

やはり坦々麺の細麺と違って、やや太めの中太平ちぢれの麺だった。以前こちらで鶏葱麺を楽しんだが、微妙に違う気もするがイメージは近い麺だった。

ビジュアル的には、メンマ・浅草海苔・半裁味玉子に、大判チャーシューと刻み青ネギに煎り白ゴマが振られたものが入った、具沢山でボリュウムもいい感じの、あっさり醤油ラーメン。

それではと行かせて貰えば、もう旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い。やはりこの私好みの麺が、とってもかなり良い。スープもしっかり、絡んで来る仕様。

後半ゴハンに、余ったスープを入れ、楽しめもした。気が付けば完食だった。いやもうコクもキレも、やっぱり良かった。

(左フォト) コクあり醤油麺 (2008.12.17)







起床すると、気温が少し下がった感のある、連休明けの火曜日。朝方に降っていた雨も止み、明るい陽射しが降り注ぐ、そんなランチタイムだった。本日はまたこちらへ入店する事にした。

それにしても上海の街並みが目に浮かぶ様な、トレンドをそのまま持ち込んで来た感じの、お洒落な店頭と店内装飾。

「アキバの中の、上海へようこそ」と、お店の方が語って来そうな雰囲気がいい。

上海に行った事は、無いが・・・(おいおい)。9種もある担々麺も気になる所だが、夏季限定も終わらない内に楽しみたい。

そんな訳で、夏季限定から女性に人気があるらしい、添書きされた和名が「さっぱり冷やしトマトメン」の、「涼西紅柿麺」千円を大盛150円増しでオーダー。

よくお店の前を通るが、いつも大変人気のあるお店で、ランチタイムはいつも混雑を極めている。お店の方も、ひっきりなしの対応。程なく到着。

おお、緑が鮮やかなスプラウトの上に、真っ赤に熟したトマトがスライスされ、これはまたとても美味しそう。

それではと口にして行けば、これがもう旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い。

新鮮なトマトには、トマトピューレがまとっており、それが麺にも和えられている仕様で、平打ちの麺がまた実に良い。

そのピューレの酸味が、意図的に強くなっている感じがあり、それがなかなかの演出感を示しており、そこにひき肉でうま味が、足されているからもうたまらない。

辛味も中途半端でない感じが潔く辛く、スプラウトの青臭さが、食べ始めは「あれ?」と思った。

しかし少しすればそれは清涼感として変化してマッチしており、そんなサプライズ感に、作り手のセンスの良さが伺えた。

そういう意味で、総合的な一体感があり、かなり本格的と言えるメニューだった。

以前にも触れているがトマトには、ラーメンに必須とされる旨みのグルタミン酸が豊富に含まれており、こうしたお店のメニューには大変打ってつけ。

近年トマトが入ったラーメンが多く見受けられる様になったのは、そうした背景があったりする。

しばらく前に連食に継ぐ連食の時があったが、味付けに些細で微妙なニュアンスがあった場合に、舌からそれが伝わって来なかったのを若干感じたものだ。

最近は一日にランチで一食のみもあり、以前よりもその感覚が研ぎ澄まされている事が実感できる。大盛りの量も納得ながら、気が付けば完食だった。 いやいや、これは良かった。

(左フォト) 夏季限定・涼西紅柿麺大盛/壁にある上海の街並みのイラスト (2008.07.01)




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先日紹介した様に、こちらには様々な坦々麺があり、黒やら白やら汁なしやら、トマト入りやら角煮入りやらとあり、見ると夏季限定で涼担々麺なるメニューもある様だった。

担々麺でしばらく来ても、当分掛かりそうな感な程に豊富な坦々麺メニュー。そんな訳で、またこちらにランチ時訪れ、本日は右寄りのテーブル席に案内を受けて着席。

メニューを右から順にと言うワケでもないが、、そのメニュー右端にある唐辛子と中国山椒の効いた黒のタンタン麺と案内されていた、黒胡麻担々麺を880円をお願いする。

ライスの無料サービスがあり、ライスはどうしますか?と来たのでそれも希望。

何気ないライスサービスは、間違い無くユーザー数を伸ばして行くと思う。冷たいデザートは、女性も喜ぶ(それはアイス)。程なく到着。

赤く光るスープの上に、煎られた黒胡麻が多めに振りかけられ、緑色のネギが彩りを添えるビジュアルの坦々麺。

黒胡麻は、白胡麻に比較して粒が大粒で、表面にアントシアニンが含まれており、目の疲れにも有効。

中で泳ぐ麺は、前回とまた違ったシフトの細い麺。まずまずの麺で、スープもタンタン麺らしい胡麻のコクで、ややカレーの風味も感じるもの。やはりひき肉の肉質感が、いい風情を保つ。

後半になって、若干の担々麺のスープを、白い御飯の上にかけて楽しむと、これがまた美味しい。無料ライスで、まずまず楽しめた、黒胡麻担々麺880円だった。いや、良かった感じ。

(左フォト) 黒胡麻担々麺 (2008.07.01)


本日は、ずっと気になっていた、こちらへ入って見る事にした。入口付近には外でも楽しめる様に、テーブルとチェアがいつも置かれている店舗だ。

店頭インフォに漢字があしらわれている所為か、秋葉原へ来られた外人旅行客がサングラスを掛けながらくつろいでいる姿をよく目にする。

ふと、オーダーするメニュー名の備忘録用に、店頭にあったメニューリストを撮影していると、ちょうど皿を下げに来たお店の方に、撮影禁止と告げられた。

思わず、その「撮影禁止」の言葉が大きい石と化して、頭の上からグイグイと押されながら入店。店内の一番奥のテーブル席に、案内を受けて着席。

オーダーを聞きに来られたのが、先程撮影禁止のレッドカードを出された方で、拉麺とある鶏葱麺と共に、サービスライスの変わりに50円追加で、高菜炊き込みご飯に変更出来るインフォを見つけ、それでお願いする。

ネットで紹介したい旨の理解を求め、一度は断られたが、そこは何とかご承諾頂いた(しつこい)。

店内は外人旅行客も喜びそうな、ニュークラシックな装飾デザイン。改めて店内のメニューリストを見れば、坦々麺がフルラインナップと言わんばかりの、9つの味の坦々麺が用意されており、値段はどれも九百円前後のプライスながら、かなり本格的そう。

日替り定食も八百円で、ボリュウム満点らしい。程なく到着。

おお、これがかなり旨そうなビジュアルで、時すでにメロメロ。それではと口にすれば、もう旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い。

予想を上回る旨さで、いやかなりいい。スープは、どこまでもあっさりな塩スープながら、じんわりと来る旨みが寄せては返すさざ波の如く。

また、鶏ササミ肉を半ミンチにして茹でた感じの、鶏チャーシューが素晴らしい食感を奏で、そこにタマネギも然ることながら、麺がまたかなりの良さ。馬賊の様に伸ばした麺に、感じ取れるがそれは定かではない。

炊き込み御飯も、飯粒がふっくらと艶々して、大変美味しいものだった。気がつけば完食。何気なく店内を改めて眺めれば、その落ち着く亜空間に、心も和らぐほど。

さすが、際コーポレーショングループ店だった。話しの流れから言って誤解を受けそうだが、いや、これは実に旨かった。

(左フォト) 鶏葱麺/夕暮れ時の店頭 (2008.06.13)