茶゛紅葉蘭 埼玉・東浦和





春霞も幾分薄らいで淡く青い空が見えて、気温が20度を超える天気予報を納得させるに充分な比較的強い陽射しが注いでいた四月卯月後半の木曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、陽が暮れてもなんとも暖かい午後七時過ぎだった。

かなりのラーメン通と言える百歩ラーメン等を教えて頂いた社内の方から、つい先日東浦和駅周辺にある「麺の蔵みつくに」にまだ行ってないの?と聞かれて、訪問予定店には入れているものの未だ訪れていないことをお話しした。

するとなかなかのオススメであることを再度教えて頂き、そんなに良いならばとなって仕事帰り立ち寄ることにした今夜だった。

そんなわけで、JR武蔵野線東浦和駅へやって来た。だいたい5〜6分程度の道のりをかけて、その店頭へやって来た。

しかしなんと無情にもシャッターが閉まっており、そこにはただ風が吹いているだけ♪と、北山修作詞の「風」を歌うしかなかった。

ともあれ気を取り直して、さてどうするかと悩んだ末に、某ラーメンケータイサイトで周辺のラーメン店を探すことを思いついた。渡り蟹にムール貝を利用した塩ラーメンが好評らしい「みつくに」にまだ未練を残しながら。

するとそこで出て来た一店がこちらで、案内文には塩ラーメンは渡り蟹とムール貝を利用していると言う。思わず錯覚かと読み返してしまった。

だいたい察しはついた。おそらく関連店か姉妹店に違いない。と言うわけで頭の上で渡り蟹とムール貝が踊る中そこからそう遠くないこちらへやって来た。

場所は東浦和駅ロータリー内の右端にあり、なかなかの好立地のこちらと言えた。さっそく入店すると、なかなかそそらしてくれる店内が広がっていた。

カウンター席に腰掛けて塩ラーメンに渡り蟹とムール貝が入っているか確認させて貰うと、確かに入っているとのこと。それならばと幾つかのセットメニューから、いくら丼と餃子二個のCセットを選んで、ラーメンはもちろん塩味にした。

オーダーした厨房のお兄さんに「みつくに」についてお聞きして見ると推測通り姉妹店だったそう。だった?とそこを確認すると、先月末を以て閉店させてこちらだけの営業になったらしい。

しばらくすると店主が奥から出て来られた。渡り蟹とムール貝は、塩ラーメンに投入する塩ダレの中に入っているのだそう。

「みつくに」は13〜14年ほど営業していたらしく、諸般の事情で思い切って閉店させたのだそう。こちらは今年で6年目になるそうで、やはりかなりの好立地なだけに後続客が数人続いた。

ところでざっくばらんとは、心をざっくりと割ってばらりと明かすところから来ているらしく、気取らずさらけ出して接するさまを言うようだ。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、これがなるほどかなり素敵な美味しさを誇る塩ラーメン。

豚に鶏ガラに煮干し等を利用したスープに、先述した渡り蟹とムール貝を映した塩ダレだそうで、なるほど一口スープをすすれば実に気品を感じる味わいで一食の価値ありと言えそう。

餃子がまたナイスな美味しさで、最近の餃子に嘆く諸兄にはこれまたかなりオススメ。いくら丼もイクラの量はそこそこながら、ひとたび喰らえば質の良い風情があって美味しいものだった。

気がつけば完食。いや、かなりとんでもなくとっても素敵で良かった、そんな塩ラーメンと餃子といくら丼と言えた。

(左フォト) 塩ラーメン/Cセット餃子/Cセットいくら丼 (2013.04.18)


 麺くいや 茶゛紅葉蘭 (ざっくばらん)

 住所:埼玉県さいたま市緑区東浦和1-14-7  TEL048-873-7777

 定休日:無休  営業時間:11:00〜翌1:00

 アクセス:JR武蔵野線東浦和駅下車改札口を出たら右手に進んで行き、そのロータリー内の前方
       にあり。

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東浦和駅ロータリー内にある雑居ビルの一階にあり。

提供メニューが大きく貼り出されていた店内。

周辺にある姉妹店「麺の蔵みつくに」は先月を以て閉店。