麺処 遊 埼玉・西川口





曇り空がまた陽射しを隠して涼しい風が体感温度を下げていた、五月皐月半ばの月曜日。今日も仕事が終わって外に出れば、そんな天候が変わらずに陽が暮れた午後七時過ぎだった。

しばらく前に鶯谷でずっと営業していた2006年9月11日に開業した麺処遊鶯谷店が突然閉店してしまい驚いたものだった。

その前に一度訪れて創業店主は2009年11月1日に蕨店をオープンさせ常駐し、鶯谷店を中学時代の同級生に任せていたことを確認していただけに大体の察しはついたものだ。

浦和が勤務先となって、そんな遊店主がおられる蕨店へずっと行こうと思っていただけに、今夜こそと思い立って仕事帰り立ち寄ることにした。

思えば秋田角館本家の実弟の方が、2004年3月21日に東京王子に中華そば屋伊藤を開業させて、それから首都圏はその影響を多大に受けて今日に至って来た。

その王子店主の長男の方が始めたこちらだ。鶯谷時代の初期の頃おられて、当時角館の叔父さんのところでしっかり修業されたことをお聞きしたものだ。

ちなみに店主の弟となる方は本家と同じ自家製麺伊藤と名乗って、2009年5月14日に赤羽店、2011年10月14日に浅草店を開業させて行った。

弟さんの伊藤は王子伊藤の姉妹店と思いがちだが、こちらも含めて全てが各人の別経営なのだそう。もちろん角館伊藤も単独経営らしく、なお現在休業中のようだが来秋再開の予定だそう。

そんなわけで今夜は西川口で途中下車して、西口に出て七分ほど歩いてこちらへやって来た。蕨店が出来て、もう既に四年の歳月が過ぎていた。

さっそく入店すると左手に券売機があり、そこで肉煮干そば普通盛と肉飯小盛のボタンを連打。たまたま先客ゼロの店内で、厨房に店主がおられた。

鶯谷店が閉店してしまったので、こちらに来たようなことを言ってご挨拶。やはり同級生が辞めてしまったので、鶯谷店を閉店させたようだった。

ふと見るとセルフ方式の冷水ボトルとコップが用意されているところに、黄色いタクアンが自由に取れるようになっていたので小皿に取り分けて座ったカウンター席に戻った。

この界隈にご自宅があるのかと思えば、王子からここまでいつも通っているのだそう。

この際だから店名由来についてお聞きすると、お名前が祐也だそうで、それになぞらえて当初は遊家とするつもりだったが、なんだかしっくり来なかったので悩んだ末に現在の名前となったのだそう。

程なく到着。それではと行かせて貰えば、伊藤流儀の煮干し感が在りながらも、また何処か違った風情がたまらないもの。

比内地鶏の鶏ガラが利いた無化調スープは、やはり絶大に素晴らしかった。肉がとても素敵で、三河屋製麺の伊藤らしい麺がまた良かった。

肉飯もニンニクが軽く来て、それだけに美味しかった。気がつけば完食。ところで余談となるが、最近になって当サイトの序章の画像を更新した。いや、かなりとんでもなく、実に果て無くとっても良かった。

(左フォト) 肉煮干そば普通/肉飯小盛/店頭外観 (2013.05.13)


 麺処 遊 (ゆう) 蕨店

 煮干そば:小盛150g/普通200g/大盛300g◆煮干つけそば:普通200g/中盛280g/大盛400g

 住所:埼玉県蕨市南町3-25-11グリーンハイツ恵比寿103号  TEL048-441-6645

 定休日:不定休 ※臨時休業・限定情報〜https://twitter.com/mendokoroyuu

 営業時間:平日11:30〜15:00/17:30〜(20:30〜21:00頃)◆土日祝日11:30〜(15:00〜16:00頃)

 アクセス:JR京浜東北線西川口駅西口下車。ロータリーの先にある西川口駅西口交差点を右折
       して400mほど歩いた右側にあり。

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住所は蕨市で蕨店のこちらだが、最寄り駅は西川口駅。

タクアンはコップの近くに置いてある。

伊藤らしい麺は、三河屋製麺製。