浦和大勝軒 埼玉・浦和西口





北寄りの強い風がバス通り沿いの家の庭先の蜜柑の木を揺らして、蜜柑の実まで軽く揺さぶられていた二月も後半となって来た週末の土曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、夜風がやたら寒いそんな午後七時過ぎだった。

浦和にも東池袋大勝軒で修行した店主が営む大勝軒があるとして気になるところとなり、仕事帰り今回そんなこちらへ立ち寄ることにした。

そんなわけでまだ慣れない夜の浦和の街を、ケータイの地図を頼りにしておぼつかない足元でその店頭へやって来た。

後で気がついたが、県庁の裏門に出るまさしく裏門通りと言う名前がついた石畳の道で、そこをずっと歩いて行った場所に在った。

折からの風の所為で赤い暖簾がぶら下がっていた棒に巻きついていた。刻まれた文字がよく見えなかったが、わずかな部分だけで大勝軒だと理解することが出来た。

何はともあれ外は寒いだけに、暖かい店内へ急いだ。開業してどれほど経つ大勝軒なのかよく調べずに来たが、そこに広がる店内の風情は数年前に出来た大勝軒で無いことがすぐ判った。

いわゆるコの字のカウンター席が設けられていて奥に厨房があるこちらで、奥のそこでお店の方が餃子の皮に肉餡を詰めている作業の真っ最中だった。

左手奥の席に腰掛けてからメニューを見ると、これがなかなか多岐に渡る豊富な提供メニューで、点心にチャーハンもあるようだった。トッピングメニューがどこにあるのかすぐ気がつかなかったほどだ。

圧巻なのが中華そばともりそばのメニュー部分で、デフォルト以外にパート6まで続く味わいが用意されていた。よく見れば濃厚魚介風味や味噌味に、塩味や辛いラーメンの内容が、メニューに小さい文字で記載されていた。

そんな中から夜のセットメニューの中で紹介されていた、半チャーハンとラーメンのセットメニューに、ビジュアルインフォがあった両面焼豚餃子も一緒にオーダーした。すると細麺と太麺が選べるそうで、そこはもちろん太麺でお願いした。

さり気なく開業してどれほど経つのか、近くにおられた方にお聞きして見ると、今年で10年目になることを教えてくれた。

あらためて店内を眺め回すと、その符合する風情になるほどと理解した。

ふと背中の壁を見ると例によって山岸マスターと、今夜はおられなかったこちらの店主のフォトが飾られていて、そこには大番頭の柴木氏だろうかもう一人の方が映っていた。

またそのフォトの隣りには何故か東芝ラグビー部ブレイブルーパスのサイン色紙が飾られていた。店主かその血縁かどなたか、関係しているのかも知れないところだろうか。程なく到着。

それではとラーメンから行かせて貰えば、口にするラーメンもまたその符号化する、なるほどな味わいだった。

東池袋大勝軒で修行した年代によってその味わいが違うが、確かにそんな風情が感じられてその分また良かった。煮豚も美味しかった。

餃子がまたかなりいい感じで、半チャーハンも量も良くて好みで胡椒を足せばこちらも実にいい風合いと言えた。

気がつけば完食。東池袋大勝軒のれん会にもその名が刻まれていて、大勝軒のれん会系のこちらだった。いや、なかなかとても実に良かったラーメンと半チャーハンと豚餃子だった。


(左フォト) ラーメン/半チャーハン/両面焼豚餃子 (2013.02.16)


 浦和大勝軒

 住所:埼玉県さいたま市浦和区仲町2-17-10  TEL048-825-9995  ※公式サイトはこちら

 定休日:月曜日  営業時間:平日・土曜11:00〜15:30/17:30〜21:00◆日曜祝日11:00〜17:00

 アクセス:JR京浜東北線ほか浦和駅西口下車。伊勢丹裏にあるイトーヨカドー手前の道路を国道
       463号へ向かい、そこに出たら更に直進して裏門通りを進んでその出口辺り右側にあり。



石畳の道路を歩いて行くとたどり着く。

その通りには裏門通りという名前がついていた。

2003年5月8日にオープンした東池袋大勝軒系。

夜のセットメニュー。

東芝ラグビー部色紙と東池袋大勝軒店舗前フォト。

中華そば・もりそば共にパート6まである。