麺処 閃 埼玉・北浦和 ※閉店





真っ青に淡く光る青空から爽やかに陽射しが注ぐもののさらなる寒さが身を凍えさせた、この頃になると寒の戻りがよく見受けられるそんな二月半ばの週明け日曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、夜空に輝き煌めく星の瞬きさえも凍てつきそうな程やはりそこは寒い午後七時過ぎだった。

社内の方からこちらもやはり良いことをお聞きしていて、今夜こそとなって仕事帰り立ち寄ることにした。

そんなわけでまた北浦和に路線バスで出て、そんなこちらへやって来た。2010年4月にオープンした、鶏ベジポタらーめんがウリのこちららしい。

店頭に貼られたラーメン本の切り抜きを、寒いだけに読まずに撮影だけしてさっそく入店すれば、外から見えていたがなかなか盛況なこちらだった。

左手に比較的小型の券売機が設置されていて、下調べもそこそこの来店なだけに特に何にするか決めてなかったが、ボタンの文字を見てそこにあったらーめんと親子めしを選んだ。

目の前のカウンター席に腰掛けてチケットを手渡してひと息ついた頃には、ほとんどの方が食べ終えて帰って行き先客は隅の一人だけで、たちまちガランとしたフロアになってしまった。

ふと見ると券売機の上には、ふくよかな招き猫が鎮座していて、その猫が左右に鈴を手にしていて何とも実に愛らしかった。そのことをさり気なく厨房の中に一人居る店主に話し掛けて見た。

するとこれがなんと驚きで、店主は惜しまれながらも2009年8月に閉店して行った竈@新宿におられた方だそうで、こちらがオープンした際にその時の兄弟子からお祝いとして頂いた招き猫なのだそう。

ここ10年以上続いているラーメンブームの火付け役の1店とも囁かれるラーメン店の名前をこちらの店内で聞くとは思いもしなかった。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、なるほど実に素敵なうま味が、そよ風のように優しく触れる味わいと言えば良いだろうか。

鶏ガラ・鶏皮・モミジと、さらにチャーシューに至るまで動物食材は鶏オンリーと言う徹底ぶり。そこに様々な野菜が利用されているらしく、鶏が持つ繊細な持ち味をうまく野菜と融合させている風合いが素晴らしかった。

竈@新宿は未訪問の私で、永遠の宿題店となってしまったが、よくラーメン本を見てはその訪問を考えたものだった。

そちらでは燻製した玉子がウリのラーメン店だったが、私はそれよりもチャーシューも美味しい店として脳裏にインプットされていた。

こちらでもそんな桜チップで燻した燻製玉子が楽しめるそうだ。ちなみに竈ではチャーシューも、燻して提供していたことを教えてくれた。

親子めしは細かくした鶏肉とトロッとした卵焼きがご飯の上に乗せられて、そこにマイルドな味わいだったマヨネーズが細く絞って掛けられてその均一な模様が綺麗だったし、とても美味しかった。

こうなるとつけ麺が気になるところだが、濃厚鶏出汁に海老の風味が利いたものだそう。そう言えば券売機に数量限定でえび醤油らーめんなる提供メニューもあった。

三河屋製麺の麺もよろしく、気がつけばスープも残らず完食。いや、なるほどかなりとても実に良かった、なかなか素敵な鶏ベジポタらーめんと親子めしだった。

(左フォト) らーめん/親子めし/店頭外観 (2013.02.17)


 麺処 閃 - SEN -

 住所:埼玉県さいたま市浦和区常盤9-33-3ピサロビル1階 TEL048-762-9478

 定休日:木曜日  営業時間:11:30〜15:00/18:00〜21:30

 アクセス:JR京浜東北線北浦和駅西口下車。ロータリーから斜め右に延伸するハッピーロードを
       歩いて行き、交差点を渡って更に直進して少し歩いた右側にあり。



JR北浦和駅西口右寄りのハッピーロードを進んで行く。

店主は惜しまれながらも閉店して行った竈@新宿出身。

店内になかなか可愛い招き猫があった。