りゅうらーめん 埼玉・浦和西口





少し強めの南風が木々をさわさわとざわめかせて、青空は雲のミュージアムを見るかのように様々な雲が浮遊していた、そんな五月皐月後半の週明け日曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、一度収まったかと思った風がまた俄かに強く吹き出して、遠くの雨粒が霧雨のように落ちて来た午後七時過ぎだった。これからまた、若干の雨が降り出すようだ。

こちらもまたJR浦和駅西口の周辺で営業する、そんなラーメン店として気になっていた。

少し前に近くで営業する中華食堂味よしを訪れると、店名の右下に劉の刻印が入っていたのを見て、思わず同じリュウだけにこちらと関係があるのか確かめたいと思っていた。

そんなわけでここのところ蕨と川口が続いていたが、今夜こそとなってその店頭へやって来た。

さっそく入店すれば先客のいない比較的静かな店内に、流暢な日本語をしゃべる中国人の方が一人おられた。テレビが点いていて、バラエティ番組が流れている。

その方の前のカウンター席へ腰かけて、目の前にあったメニューリストを見ながら、玄海正油らーめんとミニ角煮丼をオーダーした。

20年前に中国からやって来られた社長が、2002年に東十条の地に開業させた「りゅうらーめん」だそうで、社長は現在もその東十条店の厨房に立っておられるそうだ。

七年前にこの浦和店が開業して、二年前には戸越にもお店をオープンさせて現在に至るこちらだそう。

なお周辺にある中華食堂が果たしてこちらと関係があるのか、念のため確認させて頂くと全く関係ないことを教えてくれた。程なく到着。

それではとラーメンから行かせて貰えば、軽く魚介の風味も感じて、背脂のミンチをあっさりした醤油スープにコクを持たせる程度に利用したもので、太めのちぢれ麺の風情がまた良かった。

入口にあったインフォには各ラーメンの薀蓄が記されていたが、玄海正油らーめんは「玄海灘の魚介をじっくり煮込み調和した一品」となっていた。

中に入る煮豚も良く出来ていて半熟の煮玉子も美味しく、さり気なく使う水菜がなんとも絶妙なシフトを造作していた。

角煮丼がまた絶大に素晴らしく美味しいもの。高菜を意図的に入れたそうで、なるほど野菜の使い方がとても素敵なこちらだった。

鶏ガラをメインにしたスープは豚ガラなども入れているそうで、あっさりしたラーメンが好きな方に喜んで貰えるよう日々努力して提供しているらしい。気がつけば完食。

税込418円のスタンダードらーめんは、とんこつ味・しお味・醤油味とあって、サイドメニューやその他のラーメンも多彩にラインナップされていた。

ふと背中を振り返ると、ビッグりゅう麺なる麺600gが入る1880円と表記された味噌ラーメンが案内されていて、制限時間30分以内に完食すれば無料になるようだった。

様々なかなりの具材が入るとんでもないビジュアルの味噌ラーメンだが、過去に何人かの強者が完食に成功したそうだ。挑戦者求む!と言うことらしい。

いや、なかなかとても素敵な味わいで実に良かった。

(左フォト) 玄海正油らーめん/ミニ角煮丼/店頭外観 (2013.05.19)


 りゅうらーめん - LIU NOODLES - 浦和店

 住所:埼玉県さいたま市浦和区高砂1-5-9  TEL048-833-6955

 定休日:無休  営業時間:11:30〜翌0:30

 アクセス:JR京浜東北線浦和駅西口下車。ロータリー手前を左手に行き前方やや左寄りに見える
       細い路地を入って少し歩いた左側にあり。

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清潔な店内の様子。

スタンダードらーめんなら税込418円。

30分以内に完食すれば、1880円が無料らしい。