娘々 埼玉・北浦和東口





見上げれば曇り空だが雨の予報は出ていなかった、ともあれ不安定な大気が二月・如月の空に広がっていたそんな半ばの世間はバレンタインデーの木曜日。今日も仕事が終わって外に出れば、今夜も手がかじかむほど寒い午後七時過ぎだった。

北浦和駅東口でまず出て来るラーメン店と言えば、何はともあれ「娘々」と書いてニャンニャンと言えるのだろうか。マスコミにも何度か出て北浦和の有名店として名が通っている、こちらへ今夜こそとなって仕事帰り立ち寄ることにした。

埼玉県内に現在でも八店ほどが営業しているこちらのようで、娘娘と表したり丸永と冠があったりする娘々さんのようだ。

ネットで調べて見るとスタミナラーメンがウリのこちらで、そもそもは今は解散してしまった矢島商事と言う会社が、漫々亭と言うブランドと共に始めたチェーン店がその成り立ちらしい。

そんなわけで激戦区北浦和で営業するこの北浦和店に、ラストオーダー間近の時間にやって来た。先日と同じように北浦和行きのバスで来たが、その駅から少しだけ離れたバス乗り場から駅へ向かう方向の路地の入口で営業しているこちらだった。

さっそく入店するとドアの前が厨房で、右手に進むと閉店間近な時間ながら、大変盛況な店内が待っていた。厨房前カウンター席奥寄りの場所に腰掛けて、メニューから予定通りにスタミナラーメンとギョーザをオーダーした。

様々な変遷があって個人経営の何店舗もの娘々があるようだ。それではその第1号店は、何処の街でいつ頃矢島商事が開業させたのか知りたいところ。そこでそれはさり気なくいつものように、初訪問ながらいきなりそこをお尋ねしてみた。

すると浦和か北浦和の駅周辺なのかと推測していたが、大宮駅周辺の現在そごうがある裏手辺りに昭和47年頃に出来たのがその始まりであることを、古くからおられる複数の方が確認し合って教えてくれた。なおこちら自体は直ぐ近くの北浦和3-5-1で開業し、かなり前に現在の場所へ移転したようだ。

程なく到着。スタミナラーメンってどんなラーメンかと思えば、ニラをメインにした野菜に挽き肉も入ったややピリ辛のアンカケが乗る清湯醤油ラーメンだった。

その味わいはなかなかインパクトのあるもので、400円のプライスを考えればとても素敵なシフトと言えるもの。

直ぐそばに豊華食品と刻まれた麺箱が見えて、そこで製麺された中太麺らしく、その喉越しと程よいコシがかなりの良さを誇っていた。こうして口にして見るとラーメン自体は昭和40年代中盤頃に近いスタイルが見られて、大阪万博が開催された頃の良き昭和の時代が見えて来そうだった。

ギョーザに垂らした唐辛子たっぷりのラー油が何とも月梅@本八幡のそれとかなり近いシフトのもので、同じように入れて見たがほぼ同じ辛さが口内を襲って来て実に良かった。ギョーザ自体も、しっかりした皮を使っていて、なかなか美味しいものだった。

口にしている間隣りの先客が頬張っていたチャーハンがやたら美味しく見えて、メニューで確認すると400円の金額に思わず後先考えずに追加オーダー。

ちなみにギョーザは250円で他の提供メニューも全てがそんな感じだった。チャーハンがまたやたら素敵で泣けるうまさと言えた。気がつけば完食。

帰宅してさらに調べて見ると、その生い立ちは様々な説があるようで、それもまた止むを得ないのかも知れない。ともあれ長い歴史がある、そんなこちらに間違いはなかった。

昨日訪れた浦和駅周辺のラーメン食堂にもスタミナラーメンがメニューに並んでおり、界隈の良きご当地ラーメンと言えそう。天理、水戸、そして埼玉にもあったスタミナラーメンだ。いや、なかなか実に良かったスタミナラーメンとギョーザとチャーハンだった。

(左フォト) スタミナラーメン/ギョーザ/チャーハン (2013.02.14)


 娘々 (ニャンニャン) 北浦和店

 住所:埼玉県さいたま市浦和区北浦和1-2-13栄ビル1階  TEL048-824-6791

 定休日:月曜・火曜  営業時間:12:00〜20:00(19:45LO)

 アクセス:JR京浜東北線北浦和駅東口下車。ロータリー先の北浦和駅東口交差点を左折して、
       程ない右路地を入って行った出口近くの右側にあり。



JR北浦和駅東口からそう遠くないこちらだ。

この路地を歩いて行くと右手にある。

少し駅から離れたバス乗り場の近くにあり。

矢島商事が始めたチェーン店がその成り立ちらしい。

とても廉価な提供メニューばかり。

卓上の唐辛子ラー油は結構かなり辛い。