にぼ次郎 埼玉・南浦和 ※閉店





朝方は水蒸気が青空を白くさせて、淡い陽射しがまた気温が上がることを予感させていた、六月水無月の初夏の陽射し煌めくそんな月末直前週末の土曜日。今日も仕事が終わって外に出れば、また穏やかな午後七時過ぎだった。

朝方通勤電車の中ケータイで浦和周辺のラーメン店情報をチェックしていたら、偶然こちらの情報を見つけて路線バスを利用すれば意外とすんなり行けることに気づいた。

それならばとなってさっそく仕事帰り立ち寄ることにした。と言うわけで浦和駅東口1番バス乗り場から南浦和駅西口行きに乗車。

11停留所目の二十三夜坂下で降車。すると去ったバスの直ぐ向こうに、こちらの店舗が見えた。

気をつけて道路を横断してその店頭へ立つ。すると入口左寄りに券売機があり、そこでチケットを買って入店。厨房の方にチケットを手渡し、目の前の案内を見ると、勘違いしたことに気づいた。

こちらの二郎系提供メニューでガッツリと行きたかったので店名と同じにぼ次郎を選んで、その中盛りの麺量250gにお詫びして変更して貰うところとなった。

ちなみに間違って購入したチケットの濃厚にぼしは燕三条系ばらスープで、二郎のように野菜は入らない仕様だった。

どうやらウリの二郎系メニューを店名と同じにした関係で従来と違う感じになったようだ。

参考に記すとあっさりにぼしは、淡麗中華ばらスープで、その他にまぜそばやつけめんもラインナップされていた。

こちらは2011年5月11日鴻巣市内に開業した、にぼ兄弟の弟店となる姉妹店だそうで、昨年の8月17日にオープンしたらしい。

二郎系ラーメンと言うことでニンニクの確認時に、ニンニク少なめ玉ねぎ増しでお願いした。

野菜増しにもしようと思ったが、なにやら凄い野菜盛りらしかったので麺量250gもあったのでそうしなかった。程なく到着。なるほど野菜増しにしなくても、野菜は比較的多めと言える方だった。

それではと行かせて貰えば、煮干し際立つ、野菜多めの実に素敵な二郎系ラーメン。

太麺は菅野製麺所製らしく、小麦粉は傾奇者を使用しているようで、その風合いがズバッと来る面持ちで切なくなるほどの素晴らしさ。

煮干しは苦みが多い頭やハラワタを取り除いているそうで、確かに苦みが無くそれでいて煮干しらしさ全開の風味がたまらないもの。

とろみ豊かで、気がつけば完食。厨房の方に挨拶して外へ出て降車したバス停に戻り、もうすぐやって来る路線バスを待つ。

店舗の後ろには大きなマンションがあり、そこから人々の暮らしの明かりが漏れていた。ふと堺正章さんがおたまを持って、「街の明かり」を唄う歌声が何処からともなく聴こえて来た。あらためてバス停の名前を見る。二十三夜坂下・・・。

二十三夜とは何とも意味ありげな名前でこれまで知らなかったが、調べると旧暦23日の特定の夜に二十三夜講として集まり、経などを唱えて月を拝み悪霊を追い払う月待行事から来ているらしい。

江戸時代に国内で流行したことがあったようで、その名残がこうして交差点やバス停等の名前に息づいているようだった。

何とも浪漫を感じる地名だが、今夜のラーメンもまた浪漫を感じるものだった。浪漫を感じてこそのラーメンなのかも知れない。いや、なんとも素敵で、素晴らしくとても良かった。

(左フォト) にぼ次郎中250g/店舗と道路/店舗と集合住宅 (2013.06.29)


 にぼ次郎

 住所:埼玉県川口市芝5097-2  定休日:無休

 営業時間:11:30〜15:00/18:00〜24:00 ※金・土・日祝前日〜翌3:00

 アクセス:JR京浜東北線他南浦和駅西口下車。西口ロータリー1番バス乗り場より浦50系統浦和
       駅東口行きに乗車する。二十三夜坂下バス停で降車して、少し戻った右側にあり。
       浦和駅東口1番バス乗り場より乗車した場合は降車した向かいの歩道の目の前にあり。

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浦和駅東口1番バス乗り場からもアクセス可能だ。

鴻巣にぼ兄弟の弟店となる姉妹店のこちら。

無料トッピングのインフォメーション。

にぼ次郎は二郎系で、濃厚にぼしは燕三条系。

余談だが二十三夜と言えば佐藤隆

最寄り駅は南浦和駅で西口から路線バスに乗る。