中華ソバ 鳴門 埼玉・川口東口





夏の大気が青空となって遥かな表層の扉が開け放たれたように、暑さが朝から加速していた七月文月上旬の月曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、午後から雷鳴と共に降り出した大雨が夕方まで降り続いて、ちょうど帰る頃には日暮れ直前の天気雨滴るそんな午後七時過ぎだった。

周辺ではあいにく停電に見回れた場所もあったほどだった。都心方面の暗闇の空は、まだ時折稲妻が走っていたがそれも少しずつ収まって来た。

これなら予定通りこちらへ向かうかとなって、また川口で途中下車して東口に出て、六間道路を歩いて行き栄町二丁目交差点を左折。次の十字路を左折して程ない右手に風情よくこちらが佇んでいた。

ここ最近川口周辺のラーメン店に狙いを絞ってネットで訪問する店を探している。すると偶然こちらを見つけてどのブログも良いインプレッションを与えるものばかりだけに気になるところとなった。

と言うわけで店頭のこだわりが綴られている、「昔ながらの王道進化系中華ソバ」で始まるボードの薀蓄を横目に中へ入って行った。比較的狭い店内に常連さんらしき方が一人居て、厨房には30代くらいに見える人当たりの良さそうな店主がおられた。

メニューボードを見ながら店主に話し掛け、やり取りのすえに中華ソバと半チャーハンをオーダー。煮玉子も奨められて案内を見ると、当店史上最高の仕上がりの文字もあってそれならとなってそれもお願いした。

ラーメン店に必要なのは意気込みだと普段から考えるが、非常に判り易い案内につい共感を覚えるところだった。カウンターにメニューリストが置かれていたことに気づいて、手に取ると左下に店主の似顔絵が描かれていた。

2010年8月20日にオープンしたこちらのようだ。まだ営業を始めて丸三年だけに、大変清潔感溢れるフロアとなっていた。

修業のご経験が長かったようで、そこら辺をお聞きして見た。するとなんとレポートしたことのある水道橋の尾道ラーメン麺一筋さんで、5年ほど修行したこともあるそうだ。その後豚骨ラーメンの勉強をしようと、一兆堂九段下店でさらに修行されたそう。

そこで働いていると技術等を買われたのだろう先輩からお誘いを受けて、門前仲町で現在も営業している屋台ソバ八幡に5年間おられたそうだ。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、豚骨鶏ガラのあっさりスープに醤油と背脂でのコク味を出して、煮干しを粉末にしたものがやや多めに入りンパクトを狙ったものだそうでなるほど実に素晴らしい美味しさ。

チャーシューとメンマがかなり素敵なものだ。ラーメンの味わいは背脂ミンチもあって、初期の修業先の尾道ラーメンに通じるテイストがあって良かった。

相性の良さを感じた麺は、麺一筋さんでも使われている亀戸にある矢辺製麺さんの麺だそうで、バランス感もなかなかだった。煮玉子も確かに素敵な美味しさと言えた。半チャーハンがまたかなり実に素晴らしい、とんでもなく素敵な感動系チャーハンだった。

使用する水はダイポール水なる30万円もする高密度磁束活水装置を使ったものだそう。そう言えば冷水がやたら美味しかった。

気がつけば完食。塩味の中華ソバに、とり脂丼も気になるところ。いや、かなりとんでもなく果てなく良かった、まさしく昔ながらの王道進化系中華ソバだった。

(左フォト) 中華ソバ/半チャーハン/メニューリスト (2013.07.08)


 中華ソバ 鳴門 (ナルト)

 住所:埼玉県川口市栄町2-11-9  TEL048-255-7768

 定休日:木曜日  営業時間:11:30〜15:00/17:30〜22:00

 アクセス:JR京浜東北線川口駅東口下車。東口スカイウォークを歩いてかわぐちキャスティ右端
       の階段降りてその前方の六間道路を歩いて行き、栄町二丁目交差点を左折する。次の
       十字路を左折して程ない右側にあり。徒歩およそ9分。

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東口駅前のこの左斜めの道路を進んで行く。

昔ながらの王道進化系中華ソバ店。

夜は酒の肴も充実したラーメン居酒屋のよう。

気まぐれメニューは、ホワイトボードに表記される。

絶妙なかたさ。他店とはひと味違う煮玉子発売中。

その煮玉子がこちらで確かに良かった。