餃子舗 漫々亭 埼玉・大宮西口





1軒目に予定したラーメン店にフラれて、2軒目は入店出来てついついチャーハンまで食してしまった。ともあれこちらもまたなるべく早い時期に訪れて見たかった1軒だけに、それならばと今回こちらへ入店することにした。

娘々 (ニャンニャン) 北浦和店を訪れた時触れたように、解散した矢島商事と言う会社が娘々と共に始めたチェーン店がその成り立ちのラーメン店だ。そんなわけで大宮駅に戻って東口の階段を上がって、西口のスカイウォークを出てこちらへ向かった。

すると西口のロータリーに桜が咲いていて、雨そぼ降る周辺に春を呼んでいた。少し迷いながらもその店頭へ到着。ビジネスホテルのマロウドイン大宮の裏手と言える路地裏で営業しているこちらだった。

こうして来て見ると駅からの最短のアクセスが判るもので、先日訪れたつけ麺店の先にあるマンションとマンションの間の細い道路を入って行き、突き当たりを右折して少し歩けばこちらの場所だ。

さっそく入店すると判り辛い場所にある所為か、知る人ぞ知る店なのだろうか、たまたまランチタイムのいい時間ながらそう混んでもいないこちらだった。

とは言えそこそこに後続客が入店して来ており、どちらかと言えば滞在時間が短いゆえに、空いているように見えるのかも知れない。

中ほどの空いたカウンター席に腰を降ろして、見上げた場所にあるメニューから、やはりそこはと言うことでスタミナラーメンをお願いした。

こちらの漫々亭は33年目になるそうで、言わば昭和55年頃に開業したことを老練そうな店主が教えてくれた。漫々亭や娘々で創業当時働いていた殆どの方は心筋梗塞などで既に他界してしまったよ、とつぶやいておられた。

何とこちらの店主の叔父さんが矢島商事の社長だった方だそうで、しかもその元社長は今年で82歳となって今でもご健在らしく老人ホームで暮らしていることを教えてくれた。

少し前まではさいたま市役所周辺にも支店が在ったが閉店してしまい、現在は指扇店と以前に埼玉から移転して行った青森市内の支店の合計3店舗で、それぞれが違う経営の漫々亭らしい。

テレビでは高校野球の準決勝第二試合が佳境を迎えていて、浦和学院が相手チームを大きく引き離していた。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、実にとても素敵な味わい。ニラの緑色が所々に点々と見えて、挽き肉入りの餡掛けがドンブリ全体の表面を全て塞ぐ勢いで入るもの。

これが創業当時とそう変わらないスタミナラーメンなのだそう。中太麺がまたいい風情で、それはなかなかの辛さが先に立つものだった。

調味料卓に置いてあるラー油よりも辛いものを、スタミナラーメンには利用しているのだそう。始めはそう感じなかったが、後からじわじわとやって来て、食べ終える頃には大汗が額から滴り落ちていた。

気がつけば完食。精算時に厨房の中を見ると、様々な食材がグツグツと煮立っている、そんなズンドウが見えた。

「これからアクを除いて行くんだよ」と店主がおっしゃるなか、許可を頂いてカメラに収めさせて貰った。

いや、なるほどこれが初期の矢島商事が提供した埼玉のご当地ラーメンである本当のスタミナラーメンの姿かと理解出来た、なかなか実に素敵でとても良かったそんな素晴らしいラーメンであった。

(左フォト) スタミナラーメン/店頭外観/様々な食材が踊るズンドウ (2013.04.02)


 餃子舗 漫々亭 (マンマンテイ) 大宮店

 住所:埼玉県さいたま市大宮区桜木町2-177-10  TEL048-644-6004

 定休日:日曜日  営業時間:12:00〜15:00/18:00〜21:00

 アクセス:JR京浜東北線他大宮駅西口下車。スカイウォークに出て大宮アルシェ右脇から階段を
       下りて進行方向へ進み、紳士服コナカの左手の路地を入り突き当たりを右折。程ない左
       路地を曲がってその先にあるマンションとマンションの間の細い道路を入って、突き当たり
       を右折して少し歩いた右側にあり。



大宮駅西口ロータリーに咲くサクラ。

コナカ左手路地を入り右折して左折してここを進んで行く。

スタカレーも、人気メニューのこちらだ。

調味料卓のラー油も、すでにこんな感じ。

冷水機は細長の自立式でコップに注ぐセルフ方式。

周辺には稲荷神社があるこちら。