中国料理 Lop-Nor(ロプノール)
埼玉・浦和東口 ※番外編







モヤついた空から淡い陽射しが感じられて、また気温を落として久しぶり半袖のワイシャツで出掛けるとやや肌寒かった五月皐月下旬の週末土曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、忙しかったのもあってか穏やかに半袖で心地よい、そんな季候の午後七時過ぎだった。

昨日久しぶりに大衆中華店で中華粥を食して、こうなると気持ちは本格中国料理店で中国粥を食して見たくなるもの。

それで某店を思い立ち入店すれば、一階は貸切らしく二階も満員御礼とのこと。

やむなくそこを出て急遽ケータイで候補店を俄か探しをしているそんな中で、こちらの存在を知るところとなってそこへ行くことにした。

とは言え最近は中国料理店を謳いながら、中国粥を提供しない中堅店も見られるだけに、ありつけるのか判らずにその店頭へやって来た。

すると入口に6種のトッピングに点心やデザートも付いた、1,260円のお粥セットなるインフォメーションがあり思わず安堵の息をついた。

初めてロプノールと言う店名を目にした時は、正直に言って英語のような表記もあってフランスの画家みたいだなと思ってしまった。

中国新疆ウイグル自治区南東部にかつて存在した塩湖のことだそうで、シルクロード交易の要衝だった美女のミイラで知られる桜蘭王国はその湖のほとりにあったそうだ。

店名由来によれば姿かたちを変えて行った伝説の湖であったらしく、そこから日々変化するユーザーのニーズを柔軟に対応出来る店でありたいところから名付けられた店名だそう。閑話休題。

順番に入店させるスタイルらしく入口横の椅子で待つよう促されて、しばし待っていると案内係の方が来られた。

禁煙席ならば空いているとのことで、願っていた場所だけにそれに頷いてついて行くと、なかなかの落ち着けそうテーブル席に案内して頂いた。

お粥セットについて確認した方だっただけに、席へつく前にそのお粥セットをお願いした。

しばらく待っていると、そう待たない内にオーダーしたものがまとめてやって来た。そこから感じられるオーラからして、今夜はこれにして良かったと思うものと言えた。

それではと行かせて貰えば、それはもうかなり満足感の高いそんな中国粥。さり気ないわずかなトッピング1種にしても、いい加減でないことがわかるものだった。

お粥の内容量も少なからず多過ぎずの絶妙な量に思わず感心してしまった。点心もなかなか美味しく、マンゴーのデザートムースも実に良かった。

気がつけば完食。精算を済ませるため精算カウンターへ行くと誰も居なかったので、そこにあったチャイムを鳴らして待っていると入店時に対応してくれた方が来られた。

「如何でしたか?」との問いに思わず良かったですよと返答したが、こうした会話をやりとりするのもそう無いことだったので嬉しかった。

2007年10月にオープンした浦和パルコだが、こちらもその頃からある中国料理店のようだ。

以前はこの周辺にも、中国料理を提供する店がもっとあったそう。しかし残念ながら随分と閉店してしまったことを教えてくれた。

その話しをお聞きした時、思わずこちらの店名由来の逸話の内容が過った。流行を追うのでは無く、ニーズを追うことだと。

帰宅してからネットでこちらについて詳しく調べて見ると、店舗とその料理から感じられたオーラの強さがやけにあると思ったがなるほどと理解できた。

明治32年創業維新號のグループ企業である、新宿に本社を置く1991年に設立された株式会社ウェイシンクリエイティブハウスが経営するこちらのようだ。

関連店舗はその企業サイトによれば、二子玉川店ほか5店の「點心茶室」、渋谷店ほか1店の「杏花」、日本橋店の「維新號 甬江」、丸の内店の「TheOrchid」、京都店の「香港私菜 Repulse Bay」があるらしい。

そこには「どんなに時代が変わろうとも料理店の基本だけは昔も今も変わりません」とも綴られていた。なお、もちろんこちらにも、麺メニューはあるようだ。

いや、名店・維新號の関連店らしくかなりとんでもなく素晴らしかった、果て無く実によく出来た中国粥のセットメニューだった。

(左フォト) お粥/トッピング/点心/デザート ※お粥セット (2013.05.25)


 中国料理 Lop-Nor 羅布泊 (ロプノール)

 住所:埼玉県さいたま市浦和区東高砂町11-1浦和パルコ5階ダイニングテラス内

 TEL048-611-8321  ※公式サイトはこちら。  定休日:年中無休

 営業時間:平日11:00〜15:00/17:00〜22:00LO◆土日祝11:00〜23:00LO

 アクセス:JR京浜東北線浦和駅東口下車。ロータリー奥浦和パルコ5階ダイニングテラス内にあり。

   

浦和パルコ5階にある店舗入口。

店内のテーブルなどの様子。

到着したお粥セットの全体像。