中華蕎麦 金魚 埼玉・北浦和東口





昨日の空をトレースしたかのような青空が広がり、陽射しが本格的な春を待つように注いでいた、二月も中旬となって来た祭日の月曜日。

今日も仕事が終わって外に出れば、強めの北風が街を凍えさせていたそんな午後七時過ぎだった。

それにしても北浦和のラーメン店をネットで調べていると超ラーメン激戦区と言える周辺で、なぜにこの駅周辺がこのようになったのか、そのジェネシスの経緯はどうだったのか興味深いものがある。

ともあれ、今度はこちらが気になるところになって、仕事帰り立ち寄ることにした。そんなわけで北浦和に出る路線バスを利用して、平和通り商店街沿いのこちらの店頭へやって来た。

手作りだろう何とも味のある白い暖簾には、さり気なく金魚鉢が描かれていて、その中に一匹の金魚が泳いでいた。

さいたま市内某人気店がその名を秘して、2009年6月11日にオープンさせた新ブランド店らしい。さっそく入店すると、半分近くのカウンター席が埋まる、盛況な店内が待っていた。

右手に券売機があったのでその前に立ち、特に意識しないで来ただけに当店おすすめ!とそこに案内されていたワンタンメンのボタンを選んだ。

振り返ると道路側のカウンター席は全て空いて落ち着けそうだったので、店長さんらしき方から遠い場所だったがそこへ腰掛けた。

こちらもまた大盛まで無料のようで、やや多い麺量ながらその大盛でお願いした。店内にはリアル金魚鉢も置かれていて、その中には宮崎アニメキャラクターの某ポニョが金魚繋がりだけにさり気なく入っていた。

昨年8月17日にこちらの姉妹店となる「らーめん正直もん」なるラーメン店がオープンしたようで、その案内が店内に張り出されていて豚骨魚介スープのラーメンらしく東大宮で営業しているらしい。

程なく到着。向こうが豚骨魚介なら、こちらは永福町大勝軒を目指したラーメンだそう。

大勝軒と言えば明治の時代からその歴史が刻まれている人形町大勝軒系、丸長から派生した代々木上原などの丸長・大勝軒系、その丸長・大勝軒系から派生した東池袋大勝軒系、そしてもう一つあるのがその永福町大勝軒系だ。

製麺所の草村商店が開業させたラーメン店で、煮干しを大量に使用したラーメンでその名を馳せた系統だ。

人形町大勝軒系はあまり知られて来なかったが、銀座に日本橋よし町がオープンして以来やっと市民権を得たような気がする。

それではと行かせて貰えば、これがなかなかの佇まいを有する実に素敵な味わい。三種の煮干しと鰹の本格スープだそう。しいて言えば東池袋と永福町の中間的な要素を感じる面白さ。

永福町大勝軒系のラーメンと違って熱々のスープに蓋をするカメリアラードが浮いていないだけに、どちらかと言えば口にしている時は東池袋大勝軒系に近いスタイルを感じたが、最終コーナー辺りからニボニボとして来て、明らかな濃厚煮干しスープ感がタマらない素晴らしさだった。

大盛無料でかなりの麺量もあって、そこがまた永福町大勝軒系らしくもあった。なるほどよじるようにして入るワンタンが、まるで金魚のようでありその発想性が素晴らしかった。

チャーシューも美味しく、気がつけば完食。いや、これはとんでもなく実にとっても良かった、麗しく素敵なワンタンメン大盛だった。

(左フォト) ワンタンメン大盛/店頭外観/こちらがある平和通り商店街 (2013.02.11)


 中華蕎麦 金魚 (きんぎょ)

 中華蕎麦麺量:並150g・中盛225g・大盛300g/つけ蕎麦麺量:並200g中盛300g大盛400g

 住所:埼玉県さいたま市浦和区北浦和3-8-13  TEL048-755-9398

 定休日:火曜日  営業時間:平日・土曜11:30〜22:30/日曜11:30〜22:30

 アクセス:JR京浜東北線北浦和駅東口下車。ロータリーの手前左手の平和通り商店街を100m
       ほど歩いた左側にあり。



ワンタンを金魚に見立てて面白い趣向。

こちらも大盛でも同料金のラーメン店。

北浦和駅周辺は埼玉の超ラーメン激戦区。