つけ麺 基玄 埼玉・北浦和 ※休業中





曇りがちな天候ながら雨の気配もなく温かいというわけでは無いが冷え込んでいることも無い、なんとなく春まだ浅い三月・弥生上旬の月曜日。今日も仕事が終わって外に出れば、陽が暮れてやや冷え込んだそんな午後七時過ぎだった。

少し前にその存在を知ったこちらで、濃厚魚介豚骨つけ麺がウリらしい。ネットによれば2008年2月にオープンした、先日訪れた大宮某店の関連店だそう。「つけ麺桜」もそうらしく、こうなるとまだ他にもあるところなのだろうか。

そんなわけで気になるところとなって、仕事帰り立ち寄ることにした。と言うことで今夜もまた、北浦和駅行きのバスの方に乗車してその店頭へやって来た。

さっそく入店すると店舗自体の幅は狭いものの、厨房と共に奥まで続く長いカウンター席がある比較的広い店内だった。入口辺りに充分なスペースがあって扉が一つ目の前にあり、まるでそこの奥に製麺機があるような雰囲気だった。

ともあれ席寄りの券売機の前に立って、少し悩んでから特製つけ麺大盛のボタンを選んだ。こちらもまた大盛まで同一料金だ。

チケットを手にして店舗の中ほどまで進み、そこで厨房の方にチケットを手渡して、目の前のカウンター席に腰掛けようとした。すると続いてカップルの方が入って来られたのに気づいた。

そこは並んで座りたいだろうと、厨房の方へ奥へ移動するその理由を説明してから進み、一番奥の壁際の席へ行ってそこで深く腰を下ろした。

するとお店の方の「ありがとうございます」の声が少し離れた場所から聞えた。それほど混んではいなかったが、3〜4人が一席程度ずつあけながら座っていたので、そうしないと並んで座れなかったのだ。

カップルだけが入店して来たのかと思えば、入口の扉が休む暇が無いほどさらに入店客が続きに続いて、私の注文したつけ麺が到着する頃には、ほぼ満席となっていたこちらだった。

5分くらい何かしらで遅れたら、かなり待つことになったようで、ともあれタイミングが良かったみたいだ。程なく到着。

そんなわけで、いわゆるところの六厘舎踏襲系の海苔筏に魚粉が盛られた濃厚魚介豚骨つけ麺がやって来た。つけ汁の粘度が見た目からしてなかなかのものだ。

太麺は一見して全粒粉仕様に見えるもの。その太麺の柔肌は何処か自家製麺にありがちな艶やかな面持ちにも取れるが若干だけ風情が違って見えた。

おそらくはどちらかの製麺所で毎朝打ち立てのものだろうか。言葉を気をつけてお店の方に確認したところ、特注麺であることを教えてくれた。なるほど。

それではと行かせて貰えば、むっちりと来る太麺がたまらないもの。粘度はやはりかなりものだ。やや酸味が前に来るもののそれを抑え込むほどに、魚介と動物の旨味がグッと迫り出して来た。

チャーシューがまたそれだけで個人面談をしたくなるほど素敵な味わいで、カエシも強力に感じられて絶妙感が妙なる感動を呼び起こすものだった。

スープ割りも柚子が感じられて良く、気がつけば完食。いやいやいや、実にとってもかなり果てなく素敵で、それをあまた返りしたくなるほど美味しかった。

(左フォト) 特製つけ麺大盛(汁・麺)/店頭外観 (2013.03.04)


 つけ麺 基玄 (きげん)

 つけめん麺量:並盛220g/中盛330g/大盛440g/特盛550g(+100円)

 住所:埼玉県さいたま市浦和区元町2-2-12  TEL048-871-0420

 定休日:木曜日  営業時間:11:30〜15:30/17:30〜22:45

 アクセス:JR京浜東北線北浦和駅東口下車。ロータリー奥の北浦和駅東口交差点を右手の浦和
       駅方面へ進んで行く。一つ目の左路地を直角に曲がる方の道に入って、まもない左側に
       あり。